人間狩り 登場人物紹介
※今回の登場人物紹介には、前話までのネタバレが含まれます。初めて読む方はご注意ください。
○豊 伝輝
人間 小学生男子 10歳
まごころカンパニーの実験体「人間6号」として、動物界で生活することになる。
化けと狩りの特訓に励む。
○豊 昇平
人間 伝輝の父 まごころ動物園の動物飼育員。
まごころカンパニーの実験体「人間4号」として、動物界で生活することになる。
○豊 夏美
人間 伝輝の母
看護師として家計を支えてきたが、妊娠したため休職することになった。
検診や休職の準備や家の片付けの為、しばらく伝輝達とは別々に暮らす。
まごころカンパニーの実験体「人間5号」
○前田さん
まごころ動物園の飼育員。
○アナゴ カレイ マグロ
アジア象の家族
アナゴはまごころ動物園で動物園のアジア象として働いている。
カレイはまごころ荘の管理人。
マグロは二人の一人息子。
○エミリー
白短毛の猫 雌
人間界の野良猫だったらしいが、現在は動物界で暮らしている。
動物界の動物達は二足歩行で服を着ているが、彼女は四足歩行で服を着ていない。
○ゴンザレス
茶色毛のサラブレッド 雄
まごころカンパニーの広報部人間界課に勤めている。
鼻の穴と前歯が通常よりも大きい少し残念な顔立ち。
○樺
カバ 雄 まごころ病院の歯医者。
○タカシ
黒毛の犬 雄
まごころ病院の救命医。
化医療を行う際に人の姿に化ける。
○団助先生
ツキノワグマ 雄
伝輝のクラス担任。
動物界で生活するために必要な運動能力を伝輝に指導する。
○良男先生
ツキノワグマ 雄 校長 団助先生のおじにあたる。
○ゆり子
ニホンザル 雌 学校事務。
○ドリス
ヒト 雄 伝輝のクラスメイト
先祖はオーストラリア先住民らしい。
米農家の息子。
源次郎と一緒に、伝輝に実践的な狩りの特訓を施す。
○ありさ
ヒト 雌 伝輝のクラスメイト
テレビでしか見られないような美少女(伝輝の感想)。
○源次郎
猪 雄 伝輝のクラスメイト
ドリスと一緒に伝輝に狩りの特訓に付き合う。
○ワイヤー
ジャガー 雌 キバ組織のメンバー
○バラ
シマハイエナ 雄 キバ組織のメンバー
伝輝の味が忘れられない。
○人間界
人間が社会を築き上げてきた世界。
○動物界
人間以外の動物達が、人間のように社会を築いている世界。
○人間とヒト
動物界では、人間を二種類に分けている。
人間界で生きる種類と、動物界で生きる種類である。
前者を人間。
後者をヒトと呼び分けている。
○動物と家畜
動物界では、動物界で言語を話し、生活する動物を「動物」と呼ぶ。
その動物の食料として育てられる動物を「家畜」と呼ぶ。
家畜は意思を持たず、言語を話すこともしない。
○まごころカンパニー
日本列島で最も発展した動物界「まごころ町」を運営する動物界の企業。
人間界と関わりを巧みに持つことで、まごころ町の発展に貢献している。
○キバ組織
まごころカンパニーの中にある組織。
月に一度行われる「狩りの日」を推進する組織。
○化け
動物界を支える重要な技術。
生物の細胞などに働きかけ、自在に分裂・再構築等することができる。
それを医療に応用したのが、化医療術。