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九個目

夢心地

「夢」がイメージ



私はずっと夢見てた

きっと

白馬に乗った王子様が

私のもとに

来てくれるって



そんな素晴らしい

夢心地

夢見てたっていいじゃない

夢の中では

お姫様なんだから



我慢なんてできないの

そうありたいって思う気持ちは

誰にも止められはしないのだから



現実なんて見たくない

だって

汚れたくなんかないんだもの

私は綺麗で

いたいから



そんな小賢しい

世の渡り

世の中なんてそんなものよ?

当たり前でしょ?

人間だもの



言い訳なんてしないのよ

そんな汚い言葉なんて

私が汚れていくだけだから


だから私はずっと夢見てた

絶対

白馬に乗った王子様が

私のもとに

来てくれるって

それが私の夢心地




輪廻の環

「繋がる」がイメージ




知り得た全てを

あなたに全て捧げたい

巡り巡った

輪廻の環

始まりは終わり

終わりは始まり

そんな

輪廻の環



環になろうよ

手と手を繋いで

重ね合わせて

温もりを確かめて

人の

暖かさを知る



閉じた世界は

哀しいでしょう?

開いた世界は

明るいでしょう?

だから繋ごう

巡り巡る

輪廻の環を



右手にある現実

左手にある理想

繋げばいいさ

それは結局

繋がっていくんだから

表は裏で裏は表

そんな

輪廻の環



手を繋いで?

お互いの存在が知れるから

人は

一人じゃ生きれない

それが

分かるはずだから



同じなんてない

みんなどこかが違ってる

でも

同じところは同じなの

それが同じ

人だから

人間だから



閉じた世界は哀しいよ

開いた世界は明るいよ

だから行こう

巡り巡る

新しい世界に

変わらない日々だけど

きっとどこかが変わってる

そんな

輪廻の環




(そんな都市伝説、信じねぇ!)

とある小説を読んで3




(何が転校生だ! 何がお嬢様だ!)


(そんな都市伝説、信じねぇ!)


スク水なんて破いてしまえ

ブルマは破いて燃やせばいいさ

絶対領域ニーソだ何だと言うけれど

ふんどし存在忘れんな!

街角ばったり転校生

パンなんかくわえて走んなよ!

頭をぶつけてごめんなさい

あの時好きになりましたぁ?

そんな出会いがあるわけねぇ!

縞パン紐パン現実存在

あるもん見てりゃ気が済むだろ?

猫耳犬耳人外いらねぇ!

巨乳のロリならもっといらん!

幼馴染なんかいるのかよ?

いたらいたで難しい

寝小便垂れた頃の映像なんて

誰もが思い出したくねぇだろう?

妹好かれ姉好かれ

兄弟いない一人っ子

従姉妹にねぇちゃん

呼びたくねぇ!

やったらやったで

きちんと責任取りやがれ!





心の器



吟う翼に

渇き行く心

囁くのは

始まりは一つ

遠い世界に

願いをかけた



ただ一つ

進むべき道

それだけを眺めてた

荒れた道だけど

それを踏みしめて歩いてく



孤独な心

ざわめきを耳に

聞き入れて

研ぎ澄まされた

命の宴に

感じて見せてよ

夢の狭間で



折れた翼に

焔の意志

轟くのは

生命の誕生

餓えた世界に

感情を示した



それだけ

たったそれだけの

抗い続ける感情

揺らぐことのない

鋼鉄の集合体



虚ろな心

無の器に

水を注いで

溢れることは

許さない

寛大な命の器に

変貌を遂げる



孤独な心

永遠を胸に

刻み込んで

流れる血の熱さに

命の源に

感じて見せてよ

命の鼓動を

変わって見せてよ

人としての

命の器に




別れの願い

「別れ」がイメージ




散り行く星の波間に

一つ

小さな願いをかけたんだ

些細な願い

世界なんて変わらない

そんな

小さな小さな願い



君を傷つけたくなくて

他愛のない言葉に逃げた

願いも同じ

簡単だけど難しい

当たり前のことなのに

それが酷く怖かったんだ



別たれた願いは

別たれた想いは

大なり小なり

大事なもの

一つになって

初めての意味



だから

願う

願い続ける

どんなに小さくても

どんなに難しくても

願い続けるんだ



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