五個目
あの雲の向こう側で
『旅人』がイメージテーマ
あの雲の向こうで
旅人達は出会う
疲れた翼を休める
唯一のオアシスで
声が聞こえる
「もう一度だけ、この願いが叶うなら、すべてを投げ出してでも叶えよう」
移り行く時代の狭間で
嘆くようなその声に
耳を塞いでしまった
あの雲の向こうは
旅人達の旅のオアシス
各々の目的を語り合い
目を閉じ、眠る
声が聞こえる
「求めることは、いけないことなの?」
移り行く時代の狭間で
そんな問い掛けが聞こえた
その刹那の願いは胸が痛くて
目を、反らしてしまった
旅人達は言う。
「僕らはただの流れ者。過剰な求めは、体に毒さ」
すべてを悟ったように
淡々と喋る様は
まるで人形だった
あの雲の向こうに
夢を忘れてきた
それがどんなに小さな夢でも
忘れてしまったんだ
だから、取り戻しに行こう
忘れてきた夢を
置いてきた夢を
必ず
その手の中に
取り戻しに行こう
二人の未来
「未来のあり方」がイメージ
あの日、二人で話したね
それぞれの未来を
その時の思いは
変わらないままなのかな?
変わらないままでいれたらいいね
大丈夫
例えどんな未来が待っていても
あなたの笑顔があれば
私は優しくなれるから
君と同じ歩幅なら
どこまでも歩いていける気がするから
あの日の約束を覚えてる?
いつまでも、私はあなたのそばにいる
あなたの隣で
あなたの愛しい笑顔を
見つめ続けるから
大丈夫
例えどんな結果が待っていても
あなたと一緒にいれば
ただあなたの笑顔の隣で
一緒に笑っていられるのなら
どんな未来だって
乗り越えていけるから…
数えきれないほどの時間を
お前と一緒に過ごしてきた
忙しい日々の中で
立ち止まって悩むこともあったけど
でも、いつも隣にはお前がいたんだ
お前と出会ったこと
俺は感謝してる
俺は愛すると言うことを知った
お前の笑顔が、俺を優しく変えたんだ
お前に何があげられるかは分からないけど
精一杯、お前を笑わせるから
流れていく日常
そんな退屈な日常も
お前が隣にいたら楽しかった
俺の知らない感情を
教えてくれたのはお前だから
大好きな、お前だから
お前が嬉しいと言うなら
俺は何でもしてやるよ
お前が悲しいと言うなら
俺が抱き締めてやるよ
お前の笑顔が、俺を変えたんだ
愛しいと
愛すると言う意味を
お前が教えてくれたんだから
だからこそ
お前だけに伝えたいんだ
たった三つの言葉だけど
ありがとうって
大好きだよって
愛してるって
そんな青臭い言葉を
…伝えたいんだ
key
『鍵』がイメージテーマ
鍵を、探していた
ピタリとはまる、心の鍵を
いつでも思う
すべての物事には
きつく閉じられた扉があると
それに合う鍵を差すことで
扉は開かれるって
だから探すんだ
その扉を開ける、唯一の鍵を
扉を開けば見えるはず
色んなチャンスが
様々な想いが
だからこそ探すんだ
扉ごとに違う
唯一の心の鍵を
求めていこう
貪欲なまでに
その思いに忠実に
扉が開けられるのを待っているだけじゃ
絶対なんにも変わらない
与えられるのは簡単だけど
求めるのは簡単じゃない
欲望に素直になることは
ただの獣だから
鍵を探そう
自分の想いを
叶えるために
依存
『依存』から連想
ありのままの、君が好きだよ
眩しい笑顔
愛しい背中
勝ち気な瞳
震える唇
そのすべてが君で
そのすべてを、僕は愛してる
口に出すのは恥ずかしいし
その想いが軽くなってしまいそうで
一度も君に伝えたことはない
でも、だから僕は体で示すんだ
どんなに僕が、君を愛しているのかを
ありのままの君を、愛してるよ
サラサラの髪
少し高い声
少し大きな手
柔らかなその体
そのすべてが君で
そのすべてが、僕は大好きなんだ
そんな浮わついた台詞を
君が求めてるとは思わない
だから一度も君に言ったことはない
でも、僕は心で示すんだ
どんなに僕が、君を愛しているのかを
君のすべてが大好きで
君のすべてを愛している
僕には君と言う存在が必要なんだ
君の存在が、僕を生かす
君がいなくなったら、僕はどうなるか分からない
だから
僕のものになってよ
永久に…
続けば良いな
そう心から願ってた
こんな素晴らしい関係が
ずっと先の、未来まで
永久に願おう
遥か彼方の、素晴らしき思い出を守るために
流れ行く明日を
護っていくために
続くと信じていた
そう心から信じていた
素敵で楽しい関係が
未来と言う、明日まで
永久に願おう
遥か彼方の思い出に
こんなに素晴らしい思い出を
護っていくと決めた日に
流れ続ける、悠久の時に
身を委ねてみようよ
そしたら世界が
変わるはずだから