二個目
シンデレラ?
タイトル通り
私はいつも夢見てた
今までの生活が一変するような
誰もが羨むような
最高の物語を
窓辺から眺める、あの輝かしい景色
手を伸ばせば届きそうなのに
その輝きを手にする資格が私にはないの
この汚れた両手じゃ、つかんじゃいけない
それがわかっているから
だから私は夢を見るの
そうすれば嫌なこと全部忘れられるから
夢の中ではお姫様
素敵な王子様と踊ってる
何度も夢見たこの景色
そんな日が来るなんて思っても見なかった
魔法使いにかけられたのは、時間の魔法
鐘がなるまでの命なんて素敵じゃない?
だからとことん楽しむわ
これが最後の賭けなんだもの
私の人生がどう変わるのかの、ね?
誓い
「最後の笑み」がイメージテーマ
朧月の光る、静かな夜
美しい湖畔の縁に、僕は立っていた
なに一人で出歩いているの?
あなたはあたしのものなのに…
気丈な台詞を口にしながら、君は僕の隣に立った
いつもの君の台詞
でも、僕はその台詞に違和感を感じた
ははは、ごめん
ちょっと考え事してて
そんな違和感を心の奥にしまい、僕は乾いた笑みで君を迎える
―――が…
珍しい事もあるものね
あなたがいなくなったら、私はどうすればいいのか分からないじゃない
あなたは私のもので、それでいて私の居場所なんだから
僕の台詞に一瞬悩んだ後、僕の肩に頭を預けてくる
そして、そのまま歯の浮く台詞をすらすらと言ってしまう
でも…
だから…
だから、消えないで
あたしを一人にしないでよ…!
肩を震わせ、目には涙を溜めながら、君は必死に僕を掴む
そんな君に、僕は優しく笑いながら言う
大丈夫
今は会えなくなるけど
また絶対に会える
僕たちは永遠の番なんだからさ
だから必ず見つけるよ
確信と自信をもって、僕は彼女に伝える
自分の、これから先も絶対に変わらない思いを
でも、彼女の嗚咽は消えなくて
じゃあ………してよ
え?
聞き返した時には、僕の唇は彼女の唇で塞がれていた
…誓いの、キス
これで会いに来なかったら一生呪ってやるんだから
涙で濡れた顔で
そして、僕の大好きなあの明るい笑顔で
彼女は、笑っていたんだ
夜空の約束
「祭り」と「喧騒」がイメージテーマ
時を越えた
時代を越えた
この永遠の物語を
今、語り継ごう
夜空に咲く
大きな光の花
その音は体を震わせ
その光は心を震わせる
何度も見てるはずなのに
一人で見ても
二人で見ても
その綺麗な光が色褪せることは
絶対に無いんだ
君と二人で歩く
夕暮れの土手
祭りの前の静けさに
僕は酔いしれていた
複雑に絡み合う
この運命の糸
ほどく事はできないし
してはいけない
心の奥底で繋がる
あなたとの運命
逸る気持ちを押さえきれずに
その糸を手繰り寄せた
手繰り寄せた糸は
どんな色なんだろう?
赤?それとも青?
そんな事はどうだっていいその糸があなたと繋がっているのなら
祭りの季節になりました
綺麗な浴衣を着て
綺麗におめかしして
いつもとは違う自分になって
いつもとは違う町に飛び出そう
儚き光の花
イメージは「花火」
夜空に咲く
綺麗な光の花
何度見ても
何時見ても
その美しさは変わらない
一瞬で咲いて、一瞬で散る
でもそれが一番綺麗だと思うんだ
儚き光は夜空に消えて
その余韻は何時までも続く
光と音と輝きをもって
一瞬しかない
この時の中なのに
その存在は
心の中で大きく光ってる
闇に光る、大きな光の花に
どんな願いをかけたんだろう?
儚き光の軌跡に願うのは
儚い願いなのかな?
壮大な願いなのかな?
どっちだっていいさ
こんな綺麗な花を見たら
すべてを忘れる事ができるのだから
儚き光は夜空に消えて
願いや感動を
その光の軌跡に宿して消える
この目に写った美しい軌跡は
忘れる事は、絶対にないだろう
だからこんなにも
花火は綺麗なんだ
あいのうた~偏愛~
イメージは「ヤンデレ」
私はあなたを愛します
この体と心で
精一杯愛します
だから絶対受け止めて?
私からの
この愛を…
俺はお前を愛します
この心と体で
一生懸命愛します
だから絶対受け止めろ
俺からの
この愛を…
私はあなたを愛します
俺はお前を愛します
愛して、狂って
狂って、愛して
あなたを愛し
お前を愛す
この狂おしい気持ちを
あなた(お前)で沈めて…
あなたを私のものにする
だから聞かせて?
あなたの声を
お前を俺のものにする
だから聞かせろ
お前の声を
愛しいお前の
愛しい声を
愛して殺す
殺して愛す
それしかできない
ただそれだけが、私たちの運命
ただそれだけが、唯一出来る
最大級の、贈り物