表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/16

十四個目

あなたが、いない

「寂しさ」




この目尻に浮かぶ泪は

誰のために流す泪?

自分のため?

違う

それはきっと

あなたのため



あなたがいない

たったそれだけで

私の目からは

泪が溢れる

止まらない感情

止めたくない激情



あなたが、いない

悲しくて泣いてる

寂しくて泣いてる

女の泪は武器だけど

役に立たないときもある

その泪を拭う

あなたがいないから



泪で滲む視界

なぜ泣いているの?

なぜ?なぜ?なぜ?

それはきっと

私が初めて

人のために泣いたから



止まらない泪

夢でも泣いてる

枯れないことがおかしいくらい

泪が溢れる



あなたが、いない

泣いてる理由は

たった一つ

隣にあなたがいない

それだけの現実

愛するあなたが

隣にいないから



あなたが、いない

隣で笑ってくれた

愛しいあなたが

溢れる泪を拭ってくれた

優しいあなたが

ただそれだけのことで

私は泪が

止まらなかった




雪の恋

こんなのいいよね



冬の厳しい寒さ

雪に触れた指先

かじかんで、動かなくなる

赤くなった指先

その指を

同じ赤い指が掴んだ



「こうすれば暖かいだろ?」

ぶっきらぼうに言った

顔をほんのり赤らめた君の顔

手袋よりもあったかい

人の、温もり



求めていたのは

変わらない温もり

隣にいてくれる温もり

優しさの溢れる、温もり

それは全て

君が与えてくれたんだ



積もった白銀

凍ってしまった水

全ての、時間が止まる

その中でも

私たちの時間だけは

凍ることも止まることもない



「寒くないか?ほら」

優しさが溢れた

スッと差し出された君の手

渡されたマフラーは

とてもとても、暖かい



感じていたのは

揺るぎ無い優しさ

そばにある君の吐息

暖かくて大きい、君の背中

それは全て

君と言う存在だから



愛しているよ

ずっとずっと言いたかった

変わらない想いが

私にもあるんだよ?

だから全部

受け止めてあげる

返してあげる

…優しさを

「君にも、お裾分け」




片思い

「もん」って書きたかったんです




ドキドキが止まらない

君が隣にいるだけで

だって、好きなんだもん

何でって言われても知らない

好きって、理屈じゃないじゃん?



もっともっと

好きになっちゃうよ?

優しくなんてされちゃ

堕ちちゃうじゃない

恋って言う病に



大好きなんだもん

止められない想いがあるの

いつの間にか

君を目で追っていた

タイプとかじゃない

君だから好きなんだよ?



ワクワクが止まらない

君との初デート

だって、好きなんだもん

まだ恋人じゃないけどさ

手、繋いでもいいかな?



もっともっと

好きになっちゃうよ?

こんな楽しい時間じゃ

一緒にいたいじゃない

ずっとずっとずーっと



大好きなんだもん

初めて会ったあの日から

一目惚れ

そんな素敵なことなんだ

迷信だって言うけど

君だからそうなったの



愛してるんだもん

理由?

好きなんだもん

それ以外の理由なんていらない

だって好きなんだもん

分かんないから難しい

でも、終わりたくなんか無い

好きなんだもん♪




初めての出会い

こんな出会いしてみたいよね…




出会ったあの頃

印象は最悪

あり得ない出会い

だから俺は

あいつを嫌った



あの時の想い

凄く楽しい

運命の出会い

だから私は

君を好きになった



なぜ?

なんで?

分かんない

分からない

どうしてこうも違うのか

それは他人から始まる

出会いだから



あれから少し

その必然の出会いも

大切だと思えた

だから俺は

あいつといる



あれからたくさん

君の隣で過ごした

止まらない想い

だから私は

もっと君を好きになった



すれ違っていた

でも、出会った

お互いがお互いのために

分かりあう努力を

欠かさなかったから

出会いの

奇跡を



好き

通じあった

感じあった

それは必然で

素敵




風が教えてくれたもの

とあるキャラを書こうとした





突き抜ける風

全てを包み込んでいく

暖かさは

風の柔らかさなんだ



私を取り巻く風

荒れたりするけれど

それはやっぱり

どこか優しい



すべては

風が教えてくれたもの

人を思うこと

人を愛すると言うこと

風の優しさが

私に気づかせてくれた



柔らかな風

本当の優しさ

悠久の時の中で

唯一、足を止めないもの



動き始めた風

初めはギクシャク…

だけどね?

きっと絶対息が合うから



すべては

風が教えてくれたもの

人の気持ちや人の業

巡り会うなかで

大切な気持ちを

見つけたんだ



すべては

風が教えてくれたもの

揺れる想いや願い達

暖かな風は

それが輝くものだと

柔らかな風は

それが素敵なものだと

全てが

風が教えてくれたこと



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ