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よくわかる炎魔法学  作者: ジール・レベート
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1. 炎点


 最初は動かさない炎魔法、静炎魔法(せいほのおまほう)について学んでいこう。これが全ての炎魔法の基礎になっていくからだ。


 まずは炎点(えんてん)だ。正式名称でいくと「零次元集約型炎魔法」というヤツだ。これは一番簡単な炎魔法である。何故なら、力を加える場所が一点で済むからだ。


 そういうと、「自分は炎線(えんせん)(一次元集約型炎魔法)の方が得意なんだけど」と思った人もいるだろう。だが、そんなことはない。そういう人は大抵炎線もなっていないことが大半だ。


 力を一点に加えることもできずに、線上に等しく対称的に力を加えられるはずもない。大抵強弱や速度にムラができる。ムラができれば魔力消費量は段違いに増えてしまう。この辺りの魔力の話は他の魔力学の本で勉強してほしい。


 さて、そんな簡単な炎点だが、実用性は一切ない。あまりにも炎が小さすぎるからだ。あくまでも訓練の一環として捉えておくほうが無難だろう。


 ただし、疎かにしていいという意味ではない。炎点を確実にできるようにしておくことは全ての炎魔法を扱う上でとても重要なことなのでしっかりと学び、習得すること。


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