春雨さんとお泊り会
「うあー」
「春雨さんって格ゲーほんと下手くそですね」
「苦手分野なのよ」
「レーシングはどうですか?」
「苦手分野なのよ」
「スポーツ系のゲームは」
「苦手分野なのよ」
「シューティング」
「苦手分野なのよ」
「パズルとか」
「苦手分野なのよ」
「でも春雨さんジグゾーパズル凄く早いじゃないですか」
「ゲームじゃなければ得意なのよ」
「テレビゲームそのものが苦手分野なんでしょうかね」
「コントローラー使って操作するのが嫌いなのよね」
「嫌いとまで言い切りおった」
「格闘もゲームじゃなければあなたに勝てる自信あるのに」
「リアルファイトはお断りですよ暴力反対」
「どうすれば上手くなれるのかしら」
「寝る間も惜しんでひたすらゲームし続けることですよ」
「過酷なのね」
「ゲーム合宿でもしますか! 私と一緒に特訓しましょう」
「夜は寝たいから遠慮するわ」
「上手くなりたくないんですか?」
「下手でも楽しいから別にいっかなって」
「楽しい気持ちがあるならいつでも上手くなれますよ」
「あらそうなの」
「あとは時間を費やすだけですだからゲーム合宿を」
「あなたがしたいだけでしょ」
「はい」
「ゲーム三昧はノーセンキューだけどお泊りはしてもいいわよ」
「言ってみるもんですねえ」
「思えばあなたとお泊りしたことないもんね」
「じゃあ今度私の家に泊まりにきてください」
「わたしの家でもいいのよ?」
「いや春雨さん家より私ん家のほうがゲーム多いから私ん家で」
「大した理由すぎて反吐が出るわ」




