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春雨さんとガイドブック

「こないだ京都のガイドブック買ったの」

「今度京都にでも行くんですか?」

「ううんいかない」

「じゃあなんで買ったんです?」

「ガイドブックって読んでるとわくわくしない?」

「別に」

「あなたには想像力が欠けているわ」

「行くわけでもないのに買う人なんかいないでしょ」

「あなた持ってないゲームの攻略本は買うくせに」

「あれは読んでるとわくわくしますでしょ!」

「それと同じなのよ」

「なるほど……」

「旅行の予習にもなるし知識の蓄えにもなるわけよ」

「なんか勉強みたいですね」

「いわば京都の攻略本なの」

「なるほどそう言い換えるとちょっとわくわくしますね」

「数学の攻略本とか買いたくなるでしょ?」

「数学という言葉で拒否反応でるんですよね」

「あなたの勉強嫌いにも困ったものね」

「なんか京都行きたくなってきました」

「じゃあわたしは北海道行くわ」

「なんでだよ一緒に京都行く流れでしょいまのは」

「あなたと旅行とか絶対揉めるわ」

「揉めてなんぼの旅行でしょうが」

「いまに始まったことじゃないものね」

「じゃあ今度一緒に行きましょうね」

「りょ!」

「どこでそんなん覚えてくるんですか?」

「少し古い若者言葉のガイドブックよ」

「ガイドブック便利すぎませんか」

「ガイドブックのおかげでお金持ちになれました」

「もはや詐欺だろ」

「いろいろ落ち着いたら一緒に旅行しましょ」

「楽しみです」

「沖縄のガイドブック買ってくるわ」

「京都だっつってんだろ!」

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