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春雨さんと世界が滅びたら

「もしも明日で世界が滅びたらどうする?」

「急ですね」

「どうするの?」

「どうしようもないし大人しく滅亡を迎えますよ」

「それじゃつまらないじゃない! この無粋盆暗人間!!」

「普通に答えただけでそこまで言いますか」

「あなたには普通を超えてほしいのよ」

「なにゆえ……」

「世界を救える力があなたにはあるの」

「私にそんな力が」

「さあ、どうするの!?」

「滅ぶ原因はなんですか?」

「大きな魔物がたくさん襲ってきて全部壊すの」

「ならばその魔物を全て倒してみせましょう」

「あら素敵!」

「どんな魔物でも私の硬い身体に傷一つつけられません」

「うんうん!」

「鋭い牙と爪で相手を威嚇し」

「まあこわい」

「大きな翼で制空権を掴み」

「あら、空も飛べるの?」

「ダメですか? 私の理想なんですけど」

「構わないわ、続きを聞かせて」

「上空から炎の息吹を浴びせてやりますよ!」

「あなたの理想はドラゴンなのね」

「そして世界は救われました。どうですか!!」

「確かにあなたのおかげで世界は救われたわ」

「ドラゴン様様です」

「でもね、裏を返せば世界を滅ぼす力も持っているのよ」

「え」

「世界を救ったあと、どうするの?」

「ならばドラゴンとして世界を滅ぼしてみせましょう」

「あら怖い!」

「そこで春雨さんに質問です」

「はい」

「もしも明日で世界が滅びたらどうします?」

「どうしようもないし大人しく滅亡を迎えるわね」

「この無粋盆暗人間!!」

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