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春雨さんと桜
「あら桜が咲いてるわ」
「綺麗ですねえ」
「あなたにもそんな感情があるのね」
「毎回ながらど失礼だと思いません?」
「わたしは本心しか言えないの」
「春雨さん以外がそんなことぬかしたら殴ってますよ」
「愛されてるわねわたし」
「それにしても桜見るとお腹空いてきません?」
「やっぱりいつものあなただわ」
「それはどうも」
「お花見でお弁当イコール桜と思ってない?」
「他になにがあるんです?」
「桜の木の下で読書なんておつなものよ」
「ホラー漫画でも大丈夫ですか?」
「地中からこんにちはされても知らないわよ」
「夜桜とかもいいですよね」
「お洒落なこと言うじゃない」
「夜に窓から桜眺めながら食べるポテチは格別ですね」
「風情がポテチに食われてるわ」




