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春雨さんと夢

「最近よく夢を見るのよ」

「たとえばどんな夢ですか?」

「あなたがわたしの部屋にいて勝手にわたしのパソコンいじる夢」

「ええ……」

「わたしパソコン持ってないのにね」

「春雨さんの中の私はなんなんですか」

「こんな夢も見るのよ」

「どんなですか」

「あなたとあなたのお母さんが蚊取り線香を勝手に消しちゃうの」

「今度は母もゲスト出演ですか」

「虫いたのになんで消すの?」

「しらねーよ」

「まだ覚えてる夢があるのよ」

「……どんな」

「あなたが」

「どんだけ私出るんですか」

「仕方ないじゃない出ちゃうんだから」

「人を心霊現象みたいに……」

「むしろなんで出てくるのよ」

「ええー逆ギレ」

「わたしだってたまにはあなたがいない夢を見たいんだからね」

「本当にそう思ってます?」

「バカね、そんなわけないじゃない」

「うへへ」

「気持ち悪い笑い方ね」

「相変わらず酷い」

「あなたの夢ではわたしは出てこないの?」

「出ませんねえ」

「薄情なのね」

「夢自体見ませんから」

「熟睡できてるのね」

「でも朝は常に眠いんですよねえ」

「いつも何時に眠るの?」

「……深夜二時とか三時とか」

「あなたゲームのしすぎよ」

「わかっちゃいるけどやめられないんですよ」

「あなたからゲームを取ったらなにが残るのかしら」

「やめてくださいよそういう悲しくなる話は」

「肌荒れちゃうんだからちゃんとたくさん睡眠をとるのよ」

「善処します」

「やらないパターンね」

「やれたらやります」

「あなたって子は」

「ちゃんと早く寝ますって」

「ちゃんと寝てるか一時間ごとに確認の電話するからね!」

「いや、寝てください」

「あれー?」

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