表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

熱中症

作者: 雪つむじ
掲載日:2015/07/12

浸食してくるよ。

外から、中から。

息をするたび。

歩くたび。

座っても、転んでも。

逃げ場のないことこの上ない。

両の足を、がしっと掴まれて。

アスファルトの上だろうが、芝生の上だろうが。

部屋の中だろうが、お構いなし。


息が苦しい、なんて、序の口。

めまいがする?

水をください。

休ませてください。

せめて、やさしい声をかけてください。


横になって、涼んでいたって。

そうそう、熱は冷めやしない。

ともすれば、このまま、明日は来ないことになるのかも、なんて。

氷枕の上で、ぐったりと考える。


大丈夫?

ごめん、声をかけないで。

飛び跳ねる心臓が張り切って。

もっと、温度が上がっちゃうから。

熱にうなされるなんて、いつも一緒さ。

涼めば、実は、熱なんて、逃げていくもんさ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ