"停電少女と羽蟲のオーケストラ"シリーズ
あは。
「読書」感想なのにドラマCDの感想です<(_ _)>
まぁ、漫画も出てるらしいんですけどね。
ちょこっと立ち読みした感じじゃドラマCDのほうが面白かった気がしました。
ちなみに原作は漫画ではなく、ドラマCDのほうです。
【停電少女と羽蟲のオーケストラ】
ドラマCDの本編が六つに外伝が三つです。今のところ。
完結はしてますがもしかしたらあと一つか二つほど外伝が出るかもしれません。
公式サイトになんとな~くそれっぽい兆しが・・・。
六つという言い方なのは、二枚組みとかがあったりするからです。
それとワンコインで買える(つまり安い)ミニドラマCDが五枚ほど出てますが現在は入手困難なものもあります。
あぁ、あと音楽CDとかも出てましたね。
確か・・・・八枚くらい。
主題歌や劇中歌がシングルで発売されているんですけど、それにおまけとしてミニドラマがついてくるんです。
そのミニドラマがまた面白くって。
「いろはうた」ってあるじゃないですか。
いろはにほへとちりぬるを~・・・ってやつ。
それにあわせて「い」だったら「い」から始まる言葉で話し、「ろ」だったら「ろ」で・・・という風に
【い~ず+ん】で会話するんです。
・・・・わかりにくいですかね?
ま、とにかくおまけも面白いですよってことです。
そして、本編じゃないドラマのある人物のキャラ崩壊がハンパない(笑)
・・・いや、でも公式だからキャラ崩壊じゃないのか・・・・?
えっと・・・一応キャストさんとか書いておいたほうがいいですかね?
レギュラーさんだけ書いておきます。
灰羽…櫻井孝宏さん
ネム…竹内順子さん
漆黒…平田広明さん
柩…寺島拓篤さん
橘…下野紘さん
最初はあらすじとかが書いていないので世界観などがわかりにくかったりしますけど、一度理解するとどんどん引き込まれていきますね~。
私は本編全部と外伝一つしか聞いていないんですけど、「命」とか「家族」とか結構考えさせる部分が多かったです。
かといって重ーい鬱展開ってわけでもなく、ちょいちょい笑いを挟んできたりして楽しめました。
全体的に切ない話かな。
ま、初めて聞く方で世界観とかがわからないやだって方はWikiさんで「用語」と書かれた部分だけ読んでから聞いてみるといいんじゃないでしょうか。
ストーリーもいいのですが、声優さんも演技がとってもお上手ですし、なにより効果音の使い方がGOOD♪
状況説明する台詞を入れずに音で表現しているところが、想像力をかきたてられる!
よくあると思うんですけど、台詞で「な、何!その手に構えた銃をどうするつもりだ!」みたいな、状況説明する台詞が入っているのをきくと、結構へこみます。
物語の世界から引き戻された感じがしちゃって。
賛否両論だとは思いますが。それでも、私はせっかくのドラマCDなので「音」で表現していただきたいなぁ、と思ってたのでこのシリーズ・・というかここの会社のドラマCDは結構好きです。
【Are you Alice?】もちょっとわかりにくかったけど面白かったしなぁ~。
さてさて、あまりネタばれはしない方向で行こうと思うんですが・・・
とりあえず、私の好きなシーンを語らせてください。
まず、一番笑ったのは第三楽章(三枚目という意味です)の第一トラックの後半ですかね。
試聴でも聞くことが出来るんですが、『灰羽』(主人公)の『ネム』ちゃん好きっぷりに大笑いしました。
てか『ネム』ちゃんかわいい!(^O^)
物語が第三楽章から一気に動き出す感があるので、ここでだいぶほのぼのさせていただきましたね~。
そして!
一番お気に入りのシーンは第四楽章の第五トラックです!
もっと詳しく言ってしまえば第五トラックの中盤から後半にかけてが大好きなのですが、やっぱり第五トラックは全体的に好きですね~。
詳しく言ってしまうとネタばれになってしまうのですが、とにかく『柩』と『橘』の友情がもうほんっとに・・・(泣)
何度も何度も聞き返しましたね。
最後には自分で勝手に作った映像が頭の中に流れてくるように・・・・。
そしてこれを聞いた後だと『柩』と『橘』の歌う【一輪花】という曲の歌詞が・・・歌詞が・・(泣)
ぶっちゃけ主人公カップルよりも『柩』と『橘』のほうが好きです。
あの二人の結びつきの強さというか・・互いに互いを支えているというか・・・・・最高でした。
『柩』の【橘】に対する想いが泣けます。
あ、ちなみにBでLな展開ではありません。
そう考える方もいらっしゃるかもしれませんが私は友情と考えています。
一応このドラマCDの主人公は『灰羽』クンなんですけど・・・・やっぱり心に刺さったのは『柩』と『橘』でしたね~。
って何回言ってんだか。
ま、『灰羽』と『ネム』の関係性も好きでしたが。特に最終楽章(^_^)v
そして『灰羽』クンの方向音痴っぷりがかわいい!
なんだろうあの子。時々垣間見えるあのかわいらしさはなんなんだろう(笑)
でも、第五楽章の『ネム』ちゃんの過去もよかったですね~。
『青明』が最後に『一片」に言った台詞とか結構好きです。
そうだよね、青い鳥は・・・・・
っとと。危ない危ない(-_-;)
そして、最終楽章の最終話。
まさに最終話にふさわしい話だったかなと。
あぁ、これで終わりなんだなぁと思ってしまう、でも消費者には届かないだけで登場人物たちの話は続いていくと思わせるいい終わり方だったと思ってます、個人的に。
まとめると、笑いあり、感動ありでストーリもかなりイケてるお話なのになんで朔夜の周りに知っている人がいないんだろう(T_T)ってことです。
たまたま周りにいないだけで全国的には知ってる方は多数いらっしゃるのだろうか?
個人的にかなりの名作だと思ってます。
気になった方はぜひ聞いてみてください(^^♪
っと。うまく終わらせようと思ったのにあらすじをお話してませんよね。
ざっくりいいますと、世界には人間と蛍の二種類がいます。
蛍は外見が人間と同じです。
ある時からすべての人間は瞳から視力を失います。
蛍は契約によって人間に光・・つまり視力を与えることが出来ますが、代わりに契約した人間の寿命をすいます。
主人公『灰羽』は蛍の『ネム』と一緒にある町へやってきて人間の『漆黒』、蛍の『柩』と『橘』に出会い・・・・。
ぜひとも続きはCDで♪
次回はもうすぐ実写映画化されるあのシリーズです♪