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"崖の国物語"シリーズ

次回予告の通り分厚いシリーズです♪


【崖の国物語】

「がけのくにものがたり」じゃありません。「がい・・のくにものがたり」と読みます。

作者はポール・スチュワートさん。完結済み。

ハードカバーで本編が十冊と外伝が一冊発売されています。

各タイトルは【深森ふかもりをこえて】・【嵐を追う者たち】・【神聖都市しんせいとしの夜明け】・【ゴウママネキの呪い】・【最後の空賊くうぞく】・【ヴォックスの逆襲ぎゃくしゅう】・【自由の森の戦い】・【真冬の騎士】・【大飛行船団の壊滅かいめつ】・【滅びざる者たち】。そして外伝が【雲のオオカミ】です。

・・・長い。

もう十冊以上のシリーズは各タイトル書かなくてもいいかなぁ~。


このシリーズは外伝以外はとても厚いです。

外で呼んでいたら友人に「辞書みたいな本読んでるね。」と言われました。

それぐらい分厚いです。

ただ、外伝は本編の三分の一・・・いやもっとかな?結構薄いです。

ジャンル的にはファンタジーで冒険物です。


この本は私たちがいる世界とはまったく別の異世界のお話です。

船が空飛んでます。

世界観がとても作りこまれていて、登場する種族が多種多様で面白いです。

むしろ、私たちの知るような動物は出てきません。

すべて、作者さんのオリジナルの動物・植物ばかり。

純然たる異世界です。


たとえば、ゴブリンってご存知ですか?

よくゲームやらファンタジー系の小説やらに登場するモンスターなんですけど。

定番といえば定番の彼らもこの本に登場するのですが、全員が同じ種族ではありません。

撞木ゴブリン族、平頭ゴブリン族、カモシゴブリン族、ノクゴブリン族・・・ゴブリンだけでもたくさん種族が分かれていて、種族ごとに性質・生態が違います。


たとえば木の種類。

燃やすと浮く木だったり、鉄のように硬い木だったり食肉植物だったり。


たとえば石。

明るい場所では軽いが暗い場所では暗くなる石、熱したら浮き冷やせば沈む石。


植物の種類もすごいのですが、特に動物たちが本当に作りこまれています。

作中に動物の生態やなんかも描かれているのですが、ほんっとうに作りこまれてます。

そして描写がとても細やかです。


んじゃま、あらすじの説明を・・・と思ったんですが、まず世界観の説明をしとかないとですね。

前述の通り、多種多様の生物がいます。

そして、物語の舞台となる「崖の国」。

巨大な岩で出来てます。

その岩、浮いてます。

・・・・・わかりにくいですよね。


まず、大きな一個の岩が浮いているのを想像してください。

その岩の上で登場人物たちは暮らしています。

地球平面説みたいな感じです。

岩の端っこまで行ったら落っこちます。

岩なのになぜか木が生えてたり泥地があったりします。

そんな不思議な舞台設定です。


う~ん・・・・私って説明下手ですね。

わかりにくくてすみません。

まぁ、あれです。本読めば挿絵もついてるので一発で理解できると思います。


それで。

その巨大な岩の上で人々は暮らしているわけですが。

移動手段に飛空船というものがあります。

文字通り、船が空飛んでます。

といっても、私たちの世界にあるような風船の下に乗るところがついているものではなく、前述の浮く石(浮遊石と言います)と風を使って飛んでいる船です。

ま、そんな風に商船や客船が各地を飛び回っているわけですが、どこの国、どこの時代でも出てくるものは出てくるもので。

空賊と呼ばれる荒くれ者たちが商船を襲ったりしています。

ちなみに空賊は海賊の空バージョンと考えていただければ(^^♪

そんな空賊さんのほかにも奴隷商人さんや派閥争い、政治的陰謀もからんでくるそこそこ深いお話です。


ちなみにこのシリーズ。

全部の本が同一主人公ではありません。

主人公が『トウィッグ』の話は一~三巻。

主人公が『クウィント』の話は四・八・九巻。

主人公が『ルーク』の話は五~七巻。

そして最終巻の主人公が『ネイト』です。

時間軸的に言えば四→八→九→一→二→三→五→六→七だったかな。

私的には巻数どおりの順番で読んでいくことをオススメします。


主人公の彼らには深~いつながりが・・・。

とまあそれはおいといて。

とりあえず一巻のあらすじを。


ウッドトロル族の村で育った少年『トウィッグ』はある日自分が捨て子だったことを知り故郷から旅立った。

しかし、深森で道を外れてしまった『トウィッグ』に待っていたのは死と隣り合わせの危険な日々。

『トウィッグ』の運命はどこへ向かうのか?!


ん?なんか省略しすぎた感が・・・・?

ちょい付け足し。

シリーズを通して大きく『空賊』がキーワードになってます。


巻を重ねるごとにどんどん面白くなっていきます。

個人的に好きな巻は二巻と五巻、六巻です。


最終巻はちょっとすごかったです。

ただ・・・・・ちょっと詰め込みすぎというか・・・・うん。

壮大な話だから終わらせるのも大変だったんでしょうね。

別に九巻で終わりでもよかったかな?という気はしましたが。

それでも面白かったことに変わりはありません。

本自体が厚いので尻込みしてしまう方も多いかもしれませんが、読みやすい本です。

一度読み始めるとするする読んでしまう本です。

冒険ファンタジーといっても主人公がむちゃくちゃ強くて敵を倒しまくる話ではありません。

ちょっとハリーポッターに似てる・・・・いや、そうでもないか。

悩んだり、おびえたり、勇気を出して立ち向かったり。

等身大な(でもちょっと知恵が回る)主人公かな、なんて思ってます。

ぜひ一度読んでみてください。

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