"十二国記"シリーズ
ここに書かれているのは、朔夜の個人的意見です。
(笑)などを使っています。
苦手な方はお気をつけください。
【】内は本のタイトル名。
『』内は登場人物名をあらわしています。
1/13加筆しました。
二回続けて物理的に重たい本について話したので、今回は軽めの本にしようと・・・・思ったんですけど。
なかなか思いつくものがありませんで。
文庫本でシリーズでてるヤツならたくさん思いつくんですけどね~。
一冊読みきりで文庫本サイズ・・・・。
ここで悩むあたりで私の読書傾向がバレる気がする。
ま、こんなの書いてる時点でもうばれてるか(笑)
というわけで、今回もシリーズ物。
"十二国記"シリーズです。
文庫本で・・・・十冊ほど出てます。未完。作者は小野不由美さんです。
各タイトルは【月の影 影の海】・【風の海 迷宮の岸】・【東の海神 西の滄海】・【風の万里 黎明の空】・【図南の翼】・【黄昏の岸 暁の天】・【華胥の幽夢】・【魔性の子】です。
出版された順番としては【魔性の子】が一番最初なのですが、十二国記シリーズとしての第一巻は【月の影 影の海】だと思っているのであえて最後にタイトルを書きました。
十冊ほどというのは、文庫を出している会社によって上下に別れているものとそうでないものがあるためにそう表記しました。
ちなみに私は雑誌ではなく文庫本で読んでいるので文庫に未収録の話は読んだことがありません。
最近新装版が出ているらしく、入手が大変だった【魔性の子】も普通に書店で並んでいるのを見て・・・ちょっと悲しくなりました。
そしてこの新装版。これまでの文庫に未収録だった話や新作書き下ろしを収録した本が出るとか。楽しみ~♪
S黄尾と同じくちょっと古い作品ですが、こっちのほうが知名度があるかな。
漫画化・アニメ化・ドラマCD化してるので。
残念ながら、私はアニメ見れていません。知るのが遅かったです・・。
動いてる『楽俊』を見たかった・・・・orz
追記:ゲーム化もしてます。
ハードはPS2。二本出てます。
私はハードを持っていないので未プレイですが、『陽子』が主人公の話をゲーム化したらしいです。
そうそう、このシリーズは同じ主人公がすべての本に登場するわけではありません。
一冊ごとに同じ世界観の中での別の国、別の主人公の話になっています。
時々、前の巻で出てきた登場人物がゲスト出演したり、主人公が一緒だったりしますが。
結構時系列もバラバラですので二巻から読み始めたとしてもそんなに困ったりはしません。
ちなみに私がこのシリーズで一番初めに呼んだのは二巻です。
その後一巻を読んだので、かなりの違和感がありました。
文体・・・(と言っていいのかな?)が結構違っていたので。ただ、ストーリー自体はそんなに違和感はありませんでした。別の主人公でしたし。
ほとんどの本は、一冊で完結しているので未完はいやだという方でも大丈夫です。
ただ、【黄昏の岸 暁の天】は続きがありそうな感じで終わってますのでご注意を。
時々、雑誌に新作の読み切りを載せていらっしゃるみたいですが長い間新刊は出ていません。
同じ主人公の話をまとめると、
主要人物が『陽子』
【月の影 影の海】・【風の万里 黎明の空】
主要人物が『泰麒』
【風の海 迷宮の岸】・【魔性の子】・【黄昏の岸 暁の天】
短編集
【華胥の幽夢】
となりますね。
一応同じ主人公(国)のものは時系列順に並べてみました。
ここで一言。
【魔性の子】はもともとホラー作品として発売されたものです。
ホラーとして楽しみたい方は十二国記シリーズを読む前に読むことをオススメします。
十二国記シリーズを呼んでから・・特に【風の海 迷宮の岸】を読んでからだとホラーが半減します。
では最後にあらすじ説明を・・と思ったんですが。
各巻ごとに内容が違うので、全体の説明にします。
舞台は十二国。
わたしたちの住む世界とは別の場所です。十二個の国があり、山海経(中国に伝わる地理や動植物・想像上の妖怪などが記されたもの)にでてくる神仙や妖怪が存在しています。
政治方法は古代中国のものと似ていて王政。ですが世襲制ではなく神獣の麒麟が「天意」にしたがって王を選びます。
王は仙人となり、不老長寿の体を得て国を治めていきます。
物語は大抵、麒麟が王を選ぶお話です。
キャラクターが精神的に成長していく話とも言えるかも?
これで伝わったかどうか・・・かなり怪しいのですが、まぁこんな感じのお話です。
百聞は一見にしかずとも言いますし、一度読んでみてはいかがでしょう?
ちなみに私のお気に入りは【風の海 迷宮の岸】・【図南の翼】・【風の万里 黎明の空】です。
次回も小野不由美さんの本についてです。