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米澤穂信さん 2

 さてさて、米澤さんの続きです。

続きは前回よりかはマイナーなものを。


 まずは、【犬はどこだ】です。

主人公さんがネガティブ思考な方で、地元で調査事務所を開くんです。犬探し限定の。

それなのに人探しだったり古文書解読だったりの依頼がきちゃうんです。

主人公さんが探偵らしくないと言うか・・・まぁ、もともと探偵目的の事務所じゃないんですけどね。

 キーになる主人公軍団は三人。

主人公さんと助手さん、そしてパソコンの向こうにいる謎の人物さん。

助手さんのキャラもまた面白いのですが、とにかくストーリーです。

ラストの展開には少々・・・・・・びっくりしました。

終わり方も・・・・・・結構好きです。

主人公と助手はそれぞれ別の事件(依頼)を追っているのですが、それらは交差していて最後には・・・・。

 とにかく言いたいことはひとつですね。

主人公と助手おまえら、ちゃんとコミュニケーションしろ!

二人がちゃんと互いの進行状況について話してたら・・・・。

そして、パソコンの向こうの謎の人物さん。この方は主人公さんのチャット仲間なのですが、この人のおかげでいろいろと・・・・物事が進みます。

 作者さんによるとシリーズ化する予定らしいのですが、私の知る限りまだ続きは出ていません。

面白かったから早く続きが読みたいなぁ~。


 続いて、【儚い羊たちの祝宴】です。

この本は私が米澤さんの本の中で一番好きな本です。

ミステリ・・・・?と言った感じですが。

ネタばれ覚悟で言ってしまうと

ホラーのジャンルですかね?

まぁ、ミステリの要素もありますが。

ただ人を選ぶ本かな、とは思います。

 この本は短編集で、世界観だけが共通していると言った感じでしょうか。

どの話にも「バベルの会」という言葉が出てきます。


 とにかくこの本の読みどころはラスト一行のオチです。

どの話もラスト一行のオチで背筋が凍ります。

特に二話と四話の衝撃は結構なものでした。

下手するとその話に対するそれまでの自分の解釈が百八十度変わります。


 もし、気になりましたら読んでみてください(^^♪


 ほかにもいろんな作品を出されているんですが、とりあえず好きな作品を紹介してみました。

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