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文芸少女とオカルトな日々  作者: 亜莉守
一章:学園幽霊騒動
3/12

第一頁


「会長・・・このままでは」


ここは生徒会室、ここ最近幽霊を見たという苦情が多数寄せられているのだ。


「どうしろっていうのよ」


イラついてなのか生徒会長の西園寺彩音さいおんじあやねは書類を落としてしまう。その拍子に何か一枚の書類が表に出てきた。


「・・・・そうだわ、これがいい」


                     ▽


一方その頃:探偵部部室


「はぁーあ、由緒正しき探偵部がぼくらの世代で終わってしまうとは・・・」


かなり豪奢な椅子に腰かけて窓の外を眺める黒いセミロングの髪を二つに結んでいる緑色のフレームが上にしかついてない眼鏡の少女、名前は卯月明日夏きさらぎあすか 彼女の所属する探偵部はこの高校ではそこそこ知名度のある由緒正しい部活動の一つだ。ただ一つだけ問題があった。部員が足りないのだ。彼女を含めて部員は四人、ギリギリで人数に達していない。過去には二十人以上もいたという探偵部は廃部の危機に追いやられていた。

コンコン 部の今後を憂う彼女の耳に届いたのはノックの音、もしかしたら新入部員?!と喜び勇んで開けた彼女の目の前にいたのは犬猿の仲である生徒会長の西園寺彩音だった。


「げ、西園寺」

「何よ、せっかく依頼を持ってきたのに」

「?!」


探偵たるものいつ何時も事件を見逃すことなかれ、それが部に伝わる「部訓」というものだ。明日夏の目つきがとたんに変わり、西園寺を中へと通した。


「で?依頼って?」


重要なのはそれだと言わんばかりに喰いつく明日夏、探偵たるもの積極的に情報を得るべし。だそうだ


「幽霊騒ぎの話知っているでしょ?幽霊退治を頼みたいのよ」

「・・・は?」


好奇心に満ち溢れていた明日夏の目が点になる。


「だーかーらー幽霊退治」

「おいおい待ってくれ、ぼくは探偵ではあるが拝み屋ではないぞ」

「解決不可能な事件は無いと言ったのはどこの誰よ?」


一年ほど前、とある事件を解決した際に彼女が西園寺に言った言葉ではある。


「・・・・確かにぼくはそう答えたし謎なら解く自信はあるぞ、ただね幽霊退治は毛色が違うだろ」

「そうね、言い方が悪かったわ。幽霊騒動の謎を解いてほしいのよ」

「なるほど、また生徒会の尻拭いというわけか」


納得がいったという感じで頷く明日夏、西園寺が生徒会長になってからしばしば知恵を貸してきたのは彼女なのだ。


「うっ、だったらあんた達だってアタシに借りがあるでしょ。廃部延長したのは何処の誰よ」

「そうだったね。じゃ、行ってみるとするよ」


制服を翻してすぐに出かけようとする明日夏、それを西園寺が引き留めた。


「ちょ、どこ行くつもりよ」

「検証その1、犯人は現場に戻ってくるのか」


そう笑うと明日夏は出かけて行った。





そんな訳でして、新作スタートです。


井上「出番・・・・」


探偵部も主役なんだからいいじゃないか


井上「そうかもしれないが出番が一つもないなんて!」


「僕ら」の方で散々おいしい役やったんだからいいでしょ?

大丈夫、次回は出すから


井上「本当だな?」


うん


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