第三章~俺の工作②~
ホントごめんなさい
若干の残酷描写きました(笑)
マグロ好きの方、ホントごめんなさい
でも僕もマグロ好きです
小学生男子が好きな女の子にちょっかいかけるのときっと同じです!!(笑)
━━ボギンッ ゴキッ グシャッ
骨が折れ、頭蓋が砕け、肉が潰れる
自分の周りには大量の死体が山を作っている
いや、そんな綺麗に積みあがってはいないな
なにせその死体は人の形をしていないのだから
それは腕だったり
それは頭だったり
それは指だったり
それは目玉だったり
さっきまでは刀を使っていたため
人として見れば原形をとどめていないが
パーツ的には比較的綺麗に細切れになっている
これだけ殺してもまだ足りない
そうこうしているうちに辺りはそれこそ赤く染まり
否、赤黒く・・・
まるで、そう、それはまるで
・・・・・・マグロの刺身のようだった━━
さて、この辺にしておくか
俺はセーブをしてゲームをやめた
どうも世間ではこれが流行ってるらしい
流行に乗るつもりは毛頭ないがクラスで話しについていけないのも癪なので
とりあえずクラスメイトから借りた
ぶっちゃけ面白くないんだけどな・・・
だって何が目的のゲームなんだか全く分からないんだもん
と、まぁそんなわけでいい感じに息抜きしたところで
俺は第2号の一番大事な部分
人間で例えるなら心臓、車で例えるならエンジン?
みたいな部分の製作に取りかかった
前回の第1号ではここの細かいところで若干のミスをして
残念なことに失敗した
そんなわけで変に緊張すると失敗すると思ったから
ゲームをしてみた
正直特にリラックスしたとも感じないし
緊張してる感じもない
そこはアレか?
経験か?
1号でちょっと慣れたのかな
ってなわけで作業に取り掛かるわけだけど
作業風景は割愛な
だって説明しても分かんないだろ?
俺も分かってないんだし説明しろとか言われても無理だし
あと作業風景を描写したところでみんな面白くないだろ?
一応途中経過を報告しておくと
ここまでに2カ月
つまりこの時点で前作の倍の時間がかかった
俺の見立てではこの大事なところが完成するのにあと2カ月
そのあとの仕上げで3カ月くらい?
と、いうことはだ
やっぱ今年中には第2号を完成させることは出来ないってことか・・・
陽光が急げって言ったのは実はこういうことだったのかもしれないな
なんか負けた気分だ・・・