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東方想系譜 ~異変解決の章~

 目の前の少女二人が空を見上げた。しかし、その隙を突く余裕は無い。先ほどの攻撃で魂にダメージが入った。僕と兄さんの存在が揺らぐ。


「何を見てる…」


 僕も空を見上げた。僕は何も感じなかった。でも、兄さんは違った。


「いるんだね兄さん。あそこに」


 僕の中の兄さんが、上空にいる兄さんを感知した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「感知されました」


「え?」


 妖力でも魔力でも霊力でもない。この体が、眼下にある魂を感知した。こちらが感知できたなら、あちらもできているだろう。


「この体とあの魂が惹かれ合ってます」


「なるほどね。アレは真人間だから私には感じられないけど、あなたならできるのね」


 妖怪は妖力、魔法使いは魔力など、幻想郷の住人は何かしらの『力』を持っておりそれらを感じ取ることで遠くからでも存在を感知できる。しかし、人間はそれらを持たないため強者からすると存在感が薄すぎて感知することが難しい。


「あなたが最後の砦よ。気合入れなさい」


「はい。行ってきます」


 浮遊を解いて、落下に身を任せる。体が覚えているこの感覚。今では恐怖を感じず、呼吸も難なくできる。地面が見えてきた。


「初仕事だ」


 体を回転させ、足を下にする。浮遊を発動して徐々に勢いを殺し、音もなく着地した。


「異変を解決する」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 肉体が超高速で降ってくる。目では捉えきれなくても、魂がそれを捉えている。


「異変を解決する」


「幼くなったね兄さん。やっぱり兄さんにも変化はあったんだね」


「この体の目と耳が君を覚えているけど、僕は知らない。君は僕の何?」


「僕…俺じゃないんだ……まぁいいや。僕は弟だよ。兄さんのたった一人の弟」


「…そうなんだ。でも、今の僕には関係ない」


 まずは触れてみる。みんなが弾かれる力を感じるために、刀を抜かずに構える。


「もう終わり? じゃあ兄さんと変わる前に、ちょっとだけ楽しもうかな」


 弟を名乗る男は静かに構えた。


『衝旋攻舞』


 先手必勝。妖力を展開して一気に詰める。


「早いね兄さん。さっきの大天狗と同じ位かな?」


 回り込む。背中。がら空き。拳を握る。


「でもはっきりとわかるよ」


「!?」


「インパクト!!」


 菫が攻撃を仕掛ける前に、衝撃波によって妨害された。


「兄さんもそうだろうけど、感じてるからさ。丸見えだよ」


「なら、これでもどうにかできる?」


 左手で印を結ぶ。


「イドの解放」


 続いて右手で印を結ぶ。


「ブレインフィンガープリント」


 拳ほどの大きさの光の玉が、周囲に現れては消えていく。


「何をしたのか知らないけど、効かないしまだ感じてるよ」


 菫が男に向かって真っすぐ突っ込む。

 『また弾くだけだよ』

 そう思った矢先、菫と男の間に玉が出現した。それに菫が触れると、いきなり消えてしまった。


「何!?」


 存在を感じない。あれほどまでに確かに感じられた兄さんの存在が。


「どこへ…」


 周囲を見渡すために少し動いたことが合図となった。男の右肩付近に現れた玉に、動いたことによって触れてしまった結果、玉が爆発した。


「な-」


 言葉を発する前に、頭上に存在を感知した。感知と同時に反発が発動する。


 ―あらゆるものに反発する程度の能力―

 菫の弟が持つ能力。幼いころより持っていた力が、菫の魂と衝突し反発し合ったことによって覚醒したもの。触れたものを弾くことができ、弾く力は本人がその対象を拒絶する強さに比例する。


「兄さん!」


 菫の攻撃を弾いたものの、菫は再び消えてしまう。そして少し動くたびに爆発が起こり、爆発が起こるたびに菫の攻撃がやってくる。その繰り返し。


「くそっ! 抜け出せない!」


 ―イドの解放―

 こいしの技。本来は無意識に行動するこいしが、適当に弾幕をばら撒くだけの技。しかし菫の技は少し違う。修業の成果によって、菫はこのスペルを使うことでこいしのように無意識に行動することができるようになった。理性を抑えて本能を優先させている状態。


 ―ブレインフィンガープリント―

 さとりの技。すぐに消える玉を放ち、その玉が消えた場所で爆発を起こす技。菫はこの技を進化させ、玉に触れた自分自身も消えることができるようにした。そしてさとりとは異なり、玉は現れたり消えたりするようにし、現れている玉に相手が触れたときに爆発する仕様。菫が触れた場合は玉と共に消え、爆発と同時に別の玉から出現する。爆発と瞬間移動のコンボ技。


「不愉快だ!」


 男が周囲ごと吹き飛ばすために、一瞬の溜めを行う。その隙を、菫は本能で感じ取った。


「インパクトォ!!」


『移動』


 男の衝撃波とぶつかる寸前、菫は光玉に触れて移動する。男の衝撃波に触れた玉はその場で爆発する性質のため、衝撃波で吹き飛ばされることはない。


「!?」


 男は菫の存在を感知した。しかし男の真後ろの爆発から出現した菫は、『イドの解放』を解いてその場で止まった。


「もうやめよう。その体、持たないでしょ? 君の目的は僕の中に入ることだったはずだ」


「…確かに。兄さんの望みは兄さんの中に入って肉体と共に死ぬことだからね。それに僕も長く戦うことはできないし」


「どういう意味?」


「知ってる? 一つの体には魂は一つしか入れないんだよ。なのに僕の中には、僕の魂と兄さんの魂が共存してる。なんでだと思う?」


「…能力が関係してる?」


「いや違うね。僕の能力は反発。兄さんの能力は境界を識ることができるもの。どっちも関係ないよ」


 ―境界を識る程度の能力―

 菫の魂が持つ能力。紫の境界に触れたことと、弟の魂との衝突によって己と他者の境界を識ることができた。それによってあらゆる事象と事象の境界を知覚することができるようになった。


「じゃあどうして?」


「簡単だよ。僕はもう死んでるからさ」


「…死んでる?」


「そう。生者には無理でも、死者の中には魂は二つ入れる。ただそれだけのことさ」


「じゃあ、どうやって生きてるの?」


「それも簡単。兄さんの能力でこの体と外の境界を認識して、魂が出ていかないように常に内側に向かって弾いてる。能力をフル稼働させて維持してるんだよ」


「だからか。徐々に体が硬直してるのも魂も削れてるのも、死者だからってのと能力で弾いてるからか」


「そうだね。ほんとはまだやりたいけど、もう無理だね。約束は果たしたよ……ばいばい」


 男が別れの言葉を言い終わると、体は完全に硬直してしまった。


「それで、君はどうするの?」


 菫は動かなくなった男に話しかける。


「そうだなぁ」


 男の内側から声が聞こえる。そして徐々に硬直した体が崩れ始めた。


「能力のせいで自分の体か、肉体情報の近い弟の体にしか入れないからなぁ」


 体が完全に崩れると、そこには妖夢の半霊に近い形状の魂があった。


「とりあえず体の中に入れろ。そこで始める」


「いいよ。中で決着をつけよう」


 菫が手を伸ばすと、その手に向かって魂が吸い込まれるように入っていった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 暗い。赤い。羊水に浸かっているかのような暖かさ。懐かしさを感じる俺の体内。


「来たね。互いに丸腰だ。得意の肉弾戦で勝負しよう」


「体にも記憶はあったのか。俺が鍛えてたおかげだな。感謝しろ」


「僕って本来はそんな感じでしゃべるんだね」


「いいんだよ。始めよう」


 幼い幻想郷の菫と、成熟した外界の菫。両者向き合い、互いに異なる構えをとる。

 目線を交わし、両者同時に飛び出した。


「は!」


「せい!」


 菫の意識と菫の魂の戦い。精神世界で繰り広げられる戦いは、通常の戦いとは異なる。能力や妖力などの外的要因は一切なし。己の精神力がそのまま強さになるこの世界では、互いが肉体の主導権を獲得するために拳を交える。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 精神世界の外。幻想郷にて。


「菫はどうしたの?」


「さぁ。途中からは見ていなかったので」


「今は中で戦っているわ。最終決戦ね」


 半透明なレミリアと龍の会話に紫が参加する。


「中? 菫の中ですか?」


「そうよ。精神世界って言った方がいいかしらね」


「ふん。もし負けても私が相手するわ」


「あなたその体で何言ってるのよ。肉体の方は大丈夫なの?」


「心配ないわ。パチェが保護してくれているから」


 レミリアが振り向くと、その視線の先からパチュリーが飛んできた。


「レミィ。無事?」


「なんとかね。肉体に戻ってもいい?」


「問題ないわ」


 男にレミリアの体が吹き飛ばされた際、パチュリーはすでにレミリアの思惑に気が付いていた。精神と肉体を分離させていることを見抜いたパチュリーは、肉体の方を追いかけてレミリアが無事に戻れるように魔法で肉体の状態を保っていた。


「やっぱりこっちのほうがしっくりくるわね」


「じゃあレミリアも戻ったことだし、立て直すわよ」


「負けた時の保険? 随分弱気ね」


「そうよ。精神世界じゃどうなるかわからないし」


「その通りですね。私は天狗たちの様子を見てきます。動けるものはこちらに飛ばします」


「えぇ。お願いね」


 龍を見送った後、紫は菫をじっと見つめる。


「お前は何も見えていない」


 紫の様子を見たレミリアは一人呟いた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「精神力では互角みたいだ」


「そうかもな。ならここでは経験がものを言う!」


 魂が右のストレートを打ち込んでくる。意識は体を左にずらしてそれを躱した。しかし、そこで魂が右肘を曲げたことによって意識は肘鉄を喰らう。


「くはっ」


「まだまだぁ!」


 のけ反った隙を逃さず、魂は胴体を狙って連打を打ち込んだ。


「ぐはっ!」


「そんなもんか? 鍛錬が足りんな」


 悪い癖が出ている。能力の特性上、受けることによって適応して攻略法を見出す戦い方をしてきたことが裏目に出てしまった。


「鍛錬は足りてるよ。思考の問題」


「言い訳してる暇があったらかかってこい」


 初仕事なのにピンチだ。相手のように攻めの姿勢で戦わないとこっちが削られる。


「出ないけどね…鬼」


 『鬼』。菫が鬼との戦いで身に付けた状態変化技の一つ。鬼をイメージすることで、この状態時にはパワーが飛躍的に上がる。精神世界では妖力は使えないが、イメージが強ければ精神に影響を及ぼすことは可能。


「であっ!」


 正面に突っ込んでからの右の正拳。当たらない。正拳に手を着いて上に避けられた。一歩前に出ながら魂の腕を掴む。右に体を捻りながら引き込み、空いている胴体へ左の正拳突き。


「ぐぉ!」


「は!」


 魂を正面に捉えてもう一発。続けて魂を下に捉えて、拳を構える。


 『四天王直伝・三歩突貫』


 鬼との修行で得た奥義。三回の攻撃で相手を仕留める必殺技。


「がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


 魂の腹部には、風穴が開いていた。下に叩き潰されて悶える魂を意識は押さえる。


「終わりにしよう」


「がぁぁまだだぁ!!」


 押さえている手を両手両足で挟む。引き抜かれる前に身を捻って左腕を捻じ切った。


「なんっ…やられた」


「馬鹿が! これでおあいこだ!」


 魂は腹部貫通。意識は左腕消失。互いに痛手を負った。


「………天」


 意識は再び状態変化をイメージした。

 『天』。菫が天狗との戦いで身に付けた状態変化技の一つ。天狗をイメージすることで、この状態時には速度が飛躍的に上がる。以下略。


「またそれかぁ! 来い!!」


 獣のように飛び掛かってくる魂に向かって、意識も突っ込む。

 天の速度によって加速した動きによって、意識は魂の動きに合わせて攻撃を繰り出す。打撃と回避を行う中で、肘と膝と肩の関節を破壊ながら徐々に空中へと浮かび上がっていく。


「くっそぉぉぉぉ!!」


「大天空」


 全ての関節を破壊して、最後は胴に掌底を打って上空へ吹き飛ばした。


「がぁぁぁぁぁ!」


 まずい。このままでは喰われる。なんでだ。なんで俺が負ける。何が違う。


「なんだ?」


 下で奴が構えている。まだ何かする気だ。片腕を奪ったのになぜ。なぜ。


『河童の罠構え』


 だめだ。関節がもうだめだ。動けない。このままでは奴の間合いに入ってしまう。


「発動」


 間合いに入った。避けられない。終わる。


『千歯突き』


 天の状態で加速した動き。河童の罠構えによってカウンターを放つ準備を完成。間合いに入った瞬間に千歯突きによって、魂の全身を高速で貫いていく。河童の用いる噛みつく罠から着想を得た菫の技。


「がっは…」


「ふぅ…」


 魂は倒れ、意識は一息つく。勝負あり。


「なぜ…なぜ俺が負ける?」


「…生きることを諦めているなら、僕には勝てない」


「……お前も俺なのに、なぜ生きる?」


「ここにはまだまだ知らないことが沢山あるし、僕にはここを守る使命を与えられた。今は…死ぬ理由が見つからない」


「そうか…理解できないな」


 魂は徐々に透明になっていき、体も縮み始めていた。


「俺は逝く。お前はどうする?」


「君を受け入れる。もとは同じなんだから」


 魂は最後に微笑み、元の形へと戻った。


「魂って半霊みたいな形なんだね」


 意識は再び手を伸ばし、そこに向かって魂は吸い寄せられた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 目が覚める。体は立っている。左手には刀。目の前には。


「終わったの?」


「あ、はい。終わりました。紫様」


「あなたはどっち?」


「僕は、八雲菫です。無事に魂と同化しました。魂の自我は消滅しましたが」


「そう。おかえりなさい」


 紫は菫を抱きしめた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「わぁー」


「おい! もっと持ってこい!」


「そっちはどうだった?」


 快晴。新緑が綺麗に揺れている。賑やかな声があちこちから聞こえてくる。


「いやぁ菫さん。異変解決おめでとうございます。昨日の今日ですが、疲れは取れましたか?」


「もちろん。ちゃんと休めたよ。文こそ傷の具合はどう?」


「私ならご心配なく。実のところ吹き飛ばされて失神していただけなので。いやぁ恥ずかしい」


 菫の弟と魂が襲撃してきた異変が解決したことで、博麗神社では宴会が開かれていた。菫の周囲には、幻想郷の至る所からやってきた妖怪たちで溢れている。


「ここの宴会はいつもすごいけど、今日のは一段と盛り上がってるね」


「そりゃそうよ。一応幻想郷の全体が関わったし、かなり緊張感のある戦いもあったしね」


「霊夢は楽しくなさそうだね。そういう割には」


「だって私何もしてないし。それにここの片付けは全部私だし! ついでに妖怪が集まり過ぎてせっかく乗ってきた参拝客の流れが途絶えちゃうし!」


「まぁまぁ。片付けは僕も手伝うよ。それに参拝客はまた徐々に増えるって」


「どうだかね。あとで紫はとっちめてやるわ。ここでの開催を決めたのはあいつだからね」


 霊夢はすごい目で周囲を睨み散らかしていた。だいぶ酔ってるねこれは。


「菫さん菫さん。私も巫女として勉強しなくちゃいけないので、今回の異変について詳しく教えてくれませんか!?」


「おーっと。抜け駆けは許しませんよ! この異変を最初に記事にするのは我が『文々。新聞』ですからね。さぁ私のインタビューに答えてください!」


「ブレインフィンガープリント」


 早苗と文の質問地獄から逃れるため、菫はスペルを発動。


「あ! 逃げた! うきゃあ!」


 菫が消え、代わりに現れた光玉に早苗が触れた瞬間に小さな爆発が起きた。


「やっぱ便利だねこれ。さとりには感謝しないと」


「いいんですか? しっかり爆発してますけど」


「ん? あ~威力は抑えてるから大丈夫だよ。妖夢はどう? 冥界ではなんもなかった?」


「特には。幽々子様がお団子を想定よりも沢山食べていただけです」


「じゃあ来てくれればよかったのに」


「待機というのが、幽々子様からのご指示でしたので」


「そっかぁ。残念」


「菫こそ、魂と同化したということでしたけど何か変化はありましたか?」


「あぁ色々あったよ。記憶が手に入ったから話し方とかがより人間っぽくなったのと、生前に考えてた色んな技の記憶があってね。それを使って色んな事ができそうなんだよね」


「ほんとですか。では菫独自の技が近々見れそうですね」


「うん! 期待しててよ」


 妖夢は幽々子の元へと戻っていった。


「ん。お、レミリアとパチュリー!」


 参道の脇を覗くと、手押し椅子に座るレミリアと日光を遮るミニ雲で二人を覆うパチュリーがいた。


「レミリアは違和感とかない? 精神と肉体を分けたんでしょ?」


「お前は外的だけど、私は自分の意思だからね。失敗はないわ。運命は視えているのだから」


「僕の運命は視てたの?」


「そうじゃなきゃレミィは参加しなかったわ」


「そうなんだ。じゃあレミリアが来なかったら、勝てないかもしれないんだね」


「パチェが言ってることは半々ね。興味が無いこともあるし」


「気にしなくていいってことだね。でも来てくれてよかったよ」


「礼はいいわ。私も楽しみたかっただけだから。それより」


 レミリアは指をちょいと動かして菫を近くに呼んだ。


「アレがこっちを見てるわ。そろそろ戻ってあげたら?」


「アレ?」


 菫が振り返ると、紫と藍がこちらを遠くから見ていた。


「あ~そうだね。そろそろ戻るよ」


 菫は二人に手を振り、最後に宴会全体を眺めてから八雲家の皆の所へと飛んでいった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


~今後も続くよ~


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