表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

赤子のような。

作者: 匿名
掲載日:2025/11/10

リーンリーン。ガタンゴトン。ザァー。ヒュー。

田舎ならではの音。

自然の音。きれいな音。

毎日きいているからもう飽きてしまった。当然だろう。

午後4時半すぎ、――くらいの時間。寒くなってきたからか、9月の時より日が落ちるのが早いな、と感じる。

ザッ。ザッ。ガタッ。リーン。

田舎ならではの音。

今ではこの静かな音ですらうるさく感じてしまう。









中学校からの帰り道。今日は部活が休みの日だ。

11月にでもなると、この時間帯はだんだん寒くなってくる。

家から学校まで自転車で30分、近くにコンビニなんかない。そんな不便な場所に私は住んでいる。小学校6年間、ずっと歩いていたのに。体力はあったのに。

中学校に入って運動してないからか、体力が全くなくなった。気がする。

6時間授業が終わり、久しぶりに自転車で登校した。家が遠いのもあるし、テストがあったのも関係あるのかもしれない。私は今、すごく疲れている。自転車を漕ぐのがとても重く感じたので、少し歩いて帰った。





キィっ。ヒュゥー。








やっとの思いで、家に着いた。

はぁ。無駄に敷地が広い家の庭で、ため息をつく。

友情。自信。コンプレックス。学校。部活。メンタル。言葉。行動。

中学校にもなると気を使いすぎる。毎日が地獄みたいだ。

もういっそずっと部屋に籠もって、推しを見て、お菓子を食べて、とにかくそんなダラダラした生活がしたい。学校に行きたくない。でも部活には行きたい。家にもいたくない。性格が家族と合わない。広いくせして部屋数は少ないので1人部屋がない。誰にも見られる心配がないところがない。


――まぁ、他に行く場所ないけど。






友達とずっと一緒に行動とか私には到底できないし、ずっと同じ人と喋っとくとかも飽きるし、、、友達はいる。いるが、私は1人がいい。でも1人が嫌だ。

昔から「物欲の塊」と親に言われ続けたのも分かるほど、いや、それ以上にわがままだというのが分かるほど、私は自分が中心だった。自己中心的。そんな性格。でも嫌われたくはなくて、ずっとその「自分が中心の世界」を閉じ込めてる。ただ、最近はそれを閉じ込めすぎて、疲れた。

こんなことを知っているだろうか?

「人が1番病む時期は13歳〜17歳ごろまで」って。誰かから聞いた。

ちょうどその時期。身を投げ出したいくらい病んでいる。私はこんな私が嫌だ。こんな小説とも言えない文章を書いている私が嫌だ。ずっとずっと。私は私が嫌いだ。でもそれでも守りたかった。













 
























評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ