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マリアンデール ~地味令嬢だったけど、記憶喪失になったらオソロシー女になったらしい~

作者:翠川稜
「えーそんな絵小説みたいなことがあるなんてーマリアンデールも冗談ばっかり、普段かまってもらえないからって、嘘をつくのもたいがいにしたらー?」

そう年齢の変わらない妹と思しき少女にそう言われ、私は、彼女をじっと見つめた。
ベッドから立ち上がりその少女の前に立つと、思いっきり――吐いた。
少女は一瞬声が出なかったようだが、絞り出すように悲鳴をあげた。

マリアンデールはアーチデール家の男爵令嬢。
紅茶色の髪に、青みがかった鋼色の瞳を持つ、大人しい令嬢だった。
ある日義妹であるシンシアに振りはらわれて階段から落ち記憶を失ってしまう。
三日三晩意識不明に陥り目覚めたら、何も覚えてはいなかった。
そんな彼女が目覚めて言った言葉は

「……使えないな……いや失礼。家の者が記憶を失った時点で、状況説明ができないとは、この家いささか問題あるんじゃないのか?」

そんな以前の性格とはかけ離れた彼女が、未来を歩いていく話。
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