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021 年末/ブラック

2017年 12月


『ハロー、モモ』

イルーンから連絡が来た。

一国の経済ナンバーツーであるが、古宰相であったナンバーワンにその実権のほとんどはあるらしい。顔見せを含めた実地研修中……要するに古宰相は彼に“引継ぎ”をする気満々らしいのだが、本格的に権限が移行するにはまだある程度の猶予があるらしかった。

本人曰く、『まだ、勉強期間だから余裕があるんだよ』との事。

傍から見れば、王様レースからリタイアしたので色々と楽になったとしか思えないが、まあ、人生を楽しんでいることに違いないじゃろう。


MマジックDドラゴンズ、映画にするからね』

『は?』

何を唐突に言っとるんじゃこいつは?


イルーンの説明は簡潔であった。

RRは三作目、最終作を来年公開である。ここに、RRシリーズは完結することになる。

だから、君も来期からバロサに行くし、新シリーズを作っちまおうよ、というお話らしい。

『ハセガワ先輩とジデーンはどうするんじゃ?』

『僕のジェット機』

『ああ、そうじゃな、不可能では無いな』

ハセガワ先輩は謙虚にも、M&Dのユニフォームを大事にしまっておいている。

チームメンバーに対して見せびらかすことは無いが、請われれば見せる、そういうスタンスである。

ジデーンは、自身のSNSで『背番号9』のユニフォームを散々に見せびらかして、運よく背番号14を持っているレアロキャプテンが恥ずかしくなるほどに自慢しているらしい。

その煽りが一番効いているのが、バカンス期間でM&Dに出なかったバロサキャプテンである。

度々、背番号10を持っているレジョアネに絡んでいるという。ジョッシュ情報である。

『で、君がOKと言えば、この企画はスタートするんだが』

それをワシに聞くのはナンセンスじゃ。

『オーナー共に条件を詰めろと言ってやれ。移籍自体、本決まりじゃないんじゃろ?』

『いや、本決まりだよ? 3年1350、追加ボーナス規定と、出場特約アリ。聞いてないの?』

全く、全ッく、聞いておらんのだが?

『ワシ、聞いてないのだが?』

『安心してくれ、彼らが目の前で契約書を作成しているのを見ているからね』

十中八九、アルコールが出てくる場だな。そして三人でワイワイやりながら契約書にサインしている光景が目に浮かぶようじゃ。

『はあ、そう言う事ならば、仕方あるまい。オーナーは後で公式動画の刑に処すとして、契約そのものが有効なら、答えはイエス、じゃ』

『サンキュー、モモ』

『その代わり、条件を一つじゃ』

『え?』

ワシが出演するんじゃ。

貴様も無関係とは言わせんぞ。苦労させてやるわい。

『お前さんらの三兄弟の中から、一人、出演する。それが条件じゃ』

『ちょっと、待って』

『決まらない限り、貴様からの連絡は受け付けんからな』

フハハハ、苦しむがよい。


(大した条件では無いな。これは勝った)

電話が切れた後、イルーンはそう思った。

ただ単に、僕が出演するだけで、終わりである。

笑い話として、兄様方に話題提供するとしよう。


『で、“三兄弟の中から、一人、出演する”とモモが言ったのさ。ハハハ、そんなのは僕が出るだけの話だよ、条件にもなってない』

『待て』

夕食中の軽い冗談だ。そう思っていた。

だが、重く苦しいプレッシャーを纏って“待て”と言ったのは。

僕らの父上。つまり、現国王である。

(え? 今の会話で不敬なことあったか?)

内心の困惑を押し込めて、父上コクオウの言葉を待つ。


『“三兄弟”、そう言ったのか?』

意外な言葉だった。即答する。

『はい、陛下』

プライベートの場だ。父上と呼んでも良い。だが、自裁した身であるので、兄たちと違って身分には大きな隔たりがある。この場で、僕だけが王位もしくは王位継承権を持っていない。

『王族、ではなく?』

何だこの質問は?

『はい、陛下。三兄弟、であります』

『うむ……』

しばし父上は沈思黙考した。場を沈黙が支配する。


『ギリアム、今からお前が王様をしろ。そして、ギリアムは、ワシとミシレム、イルーンを養子にとれ。その三兄弟の中から、ワシが身を切って映画に出るとしよう』


……。

…………。

………………。


『ハア!?』

一番に復帰したのが王太子で長子である、ギリアムである。

『正気ですか父上!?』

いいぞ、言ってやれ。

『王には今日にでもなりましょう! ですが、映画に出るのは私です!』

??

兄よ、本気で言っているのか、それは。

『お待ちを』

そういって口を挟んだのは、次兄であるミシレムだ。

父上も、ギリアム兄上もご乱心だ。

冷静かつ常識的な意見を頼むぞ。

『外交次官である私は、語学も演技にも長けると自負しております。ぽっと出の経済相次官などよりも、よほど上手く役を熟せると自負するところです』

兄上? 何で僕をディスってくるの?

温厚な僕でも、それはちょっとカチンと来るからね?

『お待ちなさいな。イルーン、日本においては、兄妹でも姉弟でも同じく“キョウダイ”と発音すると聞き及んでおります』

良く調べてるね、姉上。

僕はもう嫌な予感しかしないよ。

『私、ミシレム、イルーンで三姉弟。その中から、私、イネーブルが立候補いたしますわ』

ほらやっぱり。言うと思ったよ。

で、君の右隣を見てみなよ。君の娘は何人で、息子は何人いたっけ?

『お母様の手を煩わせるわけにはいきません。私が行きます』

『姉君こそ、今は学業に専念すべきでは? 私が行きます』

以降、完全に場は混沌の坩堝と化した。

夕食後、古宰相ゲインツと歓談した。もちろん、結論は出ていない。王位継承以上の内部紛争になりそうな気配さえ、あるかもしれない。

『口は、災いの元ですぞ』と、ゲインツは言った。

それは、もう。僕の座右の銘にするよ。


結果的に。

オーディションで決めることとなった。

審査委員長:レタール以下、厳正なる審査員が揃っている。

お金を出す方が審査されるという、非常に不可思議なオーディションである。

気が狂っているのか? と、バロサのオーナーは言った。当然、常識を持っている彼は審査員ではない。その話を持っていこうとした時、裸足で逃げ出した。

審査員の中には、現在バロサでも何でもないワシが含まれている。

イルーンに首根っこを掴まれて、『元凶がいないのは、無責任じゃないか? ええ?』と凱旋門賞前の猛騎手みたいな視線で詰められては、仕方がない。

そういえば、今年の有馬はどうなるんじゃろうな?(現実逃避)


『1番。アラビアン王国、国王。イスヴァー……』

『ハイ却下、次』

『……モモ君、君は何を言っているのかな?』

ゴウッ! と覇気を出してもダメじゃ。

『何役か聞いとるじゃろ? “ワシの教師役”じゃ。本編でワシが覇王になったとしても、“あの教師じゃしょうがないよね”となって終わりじゃ。あと、純粋なオーディションで権力を振りかざそうとするのもマイナスポイントじゃ』

『ぬうう……』

すごすごとオーディション部屋から退出するその背中には哀愁が漂っておる。

『君を審査員にして、本当に良かったよ』レタールはその背中を、満足げに見て、小声でそう言った。いい性格しているわい。


『ランビアータさん、質問いいかな?』

『もちろんです、監督』

『ボクは監督じゃないし、レタールと呼んで欲しい。で、どういった解釈で今回の演技を選んだのかな?』

『はい、レタール。今回はM&Dという新シリーズになりますので、別のコンセプトが必要なのだと解釈しました。RRは友情と、自由のシリーズです。誠に勝手ながら、私なりに新シリーズのコンセプトとなるような要素を演技の中に入れようと思いました』

『なるほど、不合格だ。監督、一役追加できる余地はあると思いますか?』

『彼女と話さないと、その必要があるか分からない。君もまだ、彼女と話したいんだろ?』

『その通りですね、性急に過ぎました。ランビアータ嬢、一切の口出しは無しで、審査員席の端に居てください』

『分かりました』


オーディションの勝者は、次兄ミシレムであった。

同時に、王位継承権の自裁を行った。ミシレムは、これ以上の王家内部での紛争を嫌ったのだった。

かくして、M&Dプロジェクトはスタートすることになる。

来年の、移籍シーズンに公式発表される。

ワシが、バロサに移籍してからの話である。


2017年 12月末


有馬はキタサトブラックが勝利した。

騎手は猛騎手。

二着となったクイーンズリンクスは騎手ルメイである。

ちなみにイケゾエのヤマガッツエースは十着。

へえ、すごいもんじゃ。

ワシは、他人事だった。


「ありがとうなあ、モモ君」

「まったく、めでてえなあ」

演歌の大御所と、堅気じゃない方の爺様キミクニに、ワシは囲まれている。

その元凶たるタケルは、後援会席で出来るだけ目出たないように歓談する、という器用な事をしているのである。

端的にこの状況を説明するなら、ワシが猛騎手に売られた、である。


「モモ君、キタの祝勝会に来ないか?」

そんな話が来たのは、ワシが年末里帰りの準備をしている時だった。

詳しい内容も聞かずに、「行く」と言った。

空港で出迎えたのが、猛だけだった時点で、おかしいと思った。

向かった先がキミクニ爺様の家だと知った時には疑念はほぼ確信に変わっていたし、爺様の家の前に黒塗りの高級車が大名行列のように連なっているのを見て、猛を睨んだ。

「やったな、貴様」

「悪いけどね、モモ。これも仕事なんだ」猛は爽やかに笑った。


ワシは猛に状況説明を求め、猛は東尋坊で追い詰められたサスペンスドラマの犯人のように一部始終を吐露した。

きっかけは、いらんことをする神ナンバーワンであるヴーヴァである。

キタサトブラックを一目見て、「なるほど、これは」と言った。悪意も無く。馬主キタジマの前で。

えらいこっちゃと、舞い上がった北島四郎氏は、「こりゃ、最強の騎手を宛がわんと」と思ったが、伝手が無い。

そこで、知ったる人に声を掛けた。爺様キミクニである。

爺様は、「牡馬か、牝馬か」と聞いた。

北島氏は『牡馬』と答えた。

後はツーッといってカーッとなった。

牝馬なら、恵比寿騎手であった。その話を事後的に聞いた恵比寿は無言でヤケ酒した。

猛も、宇田川が認めるならば間違いはないと思い、二つ返事で鞍上を受けた。


そして、伊右衛門牧場のヤツラが手を貸した。

コウランとシュンザンとコクトレスを出してからは、集中的に見る馬も無い。

それに、これ以上エリンを暇にさせておくと、碌なことにはなるまい。

キタサトの兄貴分はシュンザンであった。

キタサトに合理的な勝ち方を教えた。それは全てエーファの受け売りだったが、キタサトは頭のいい兄貴として慕った。シュンザンは自己肯定感が満たされた。

キタサトの姉貴分はコウランであった。

駆け引きの何たるかを教える姉貴分と、一度も戦ったことは無い。だが、その言葉を疑うことは無い。

キタサトの師匠は、エリンであった。

何かと姉貴風を吹かせようとする馬だったが、指導は確かだった。『いい? 鞍上の指示には従いなさい。それが特に、優れているならなおさらね』と。師匠は言った。

キタサトのライバルは、コクトレスであった。

たったの一度しか走っていない馬。だが、“流し”で走るコクトレスに一度も追いつけた試しがない。ほんの一度、たった一度だけの本気の走り。キタサトの本当のライバルとは、幻想の中にあった。


キタサトは大躍進を遂げた。

馬主である北島は、やんやと、馬主界で持ち上げられた。

そして、聞かれてしまった。

「ところで、モモと闘う予定ありますか」と。

北島は、モモを知っている。

白い馬も、赤い馬も、コクトレスも知っている。

当たり前だ。何年、馬主をやっていると思っているんだ。

あの優駿特別号も読んだぞ? 裏ボスからの招待状、それを、私もキタサトも貰ってない。

カッとなった。裏ボスに挑んだ、猛騎手に即座に聞いた。

「直接聞いた方が、早いですよ」と、答えた。

そこまで説明した猛は、全く悪びれていなかった。

『どうせ、受けるんでしょ?』とでも言いたげだった。


「モモ君、話があるんだが」

きたな、北島氏。良かろう。

「エリン、2500メートル」

こっちから条件を出してやるわい。これでいいじゃろ?

「距離はそれでいい。だけども、“祭り”っぽい馬は出せないか?」

はあ?

祭りっぽい馬って何じゃあ?

「エリンは不満か?」

「不満ってわけじゃないけど、引退式でパアッとやりたいのさ」

エリンがパアッとしていないと?

それは非常に正しい意見じゃ。レース終わるとさっさと帰ろうとするからの。

「爺様、祭りっぽい馬って何じゃい?」

キミクニ爺様に聞くと、にっかり笑った。一般的には殺人犯が浮かべる笑みじゃの。

「そりゃお前、前田慶次郎の馬だろう」

「マエダ、ケイジ?」

時代も何も分からんものが出てきたな。

「いいね! いいなあ! バツンと盛り上がりそうじゃないの!」

北島氏は知っているようじゃな。

「で、名前は?」

「「マツカゼ!」」

爺さんどもはハイテンションじゃのう?

馬神ヴーヴァコールセンターに連絡じゃな。


『あー、ヴーヴァ』

『盛り上げて! ワシも飲む! ソーレソーレ』

モダ別宅は、どうやら乗っ取られているらしい。

『マツカゼ一頭、居らんか?』

『ヘーイヘーイ! マツカゼ! オーダー入りましたー! ……は!?』

『マツカゼって馬は、そっちに居るか?』

『モモから馬のオーダーが!?』

念話越しでもそっちの混乱が聞こえているからな?

だれじゃ? ビンを蹴っ飛ばしたヤツは。そこはワシらの秘密基地だからな?

『フン! 我に指図するとは、図が高い』

『ワシは次官じゃからな?』

『次官殿、ご用件は?』

こいつは三下ムーブが似合いすぎる。

『マツカゼ、という馬はいるか?』

『いるには居る。だが、乗れん』こいつは基本的に敬語が使えん。それは良い。

『乗れない? 理由は?』

『相棒以外を乗せる気はないと』

『では、その相棒は?』

『ヤダルの管轄じゃ』という事は、戦神案件か。ずいぶんな主従であるらしいな。

ヤダルにも話を聞いた。そのマツカゼの主にも話を聞いた。

出走条件を聞いて、『絶対無理じゃろ』と思った。


「ええと、じゃな。マツカゼの出走条件じゃが」

「うん」


「競馬場って、槍の持ち込みできるんか?」


ケイジロウと名乗った侍は、朱槍の持ち込みが最低条件だと言った。

傾奇カブイてこそ我が人生、と言った。

そこは別にいい。これくらいの変人は、前世でも今世でも掃いて捨てるくらいにいた。

マツカゼと一心同体、前田慶次の舞を見せましょうぞ、とも言った。

だが、槍は流石にアウトじゃろ。


「朱槍くらい、俺の蔵に何本かあるなあ」

「すまんけど、貸してくれるかい?」

「おう、今から楽しみだなあ。念のために刃は潰しておくかあ」


は?



ワシはこんなところ、来とうなかった(二回目)


キタサトブラック引退式。

出番待ち。

「おうおう、上がるねえ! これは」

10万人の歓声を聞くケイジロウはご満悦である。朱槍をブンブン振り回している。

その様子に、マツカゼ君もご満悦である。

ご満悦ではないのは、ワシだけである。

ワシの身には、あまりにも不要なウェートが載っている。

紅塗りの戦甲冑で競馬をする意味は、どこにあるのか。

レース中に立てるであろう、『せきとば』の旗は、どれだけの空気抵抗を生むのだろうか。

マツカゼを煌びやかに飾り立てる、その意味はどこにあるのか。

意味は無いのだろう。それが傾奇と言われれば、こちらとしては何も言えん。


「やあやあ! 随分と面白い祭りではないか!」


こいつ!

ケイジロウは北島氏のスピーチ中に割り込みおった。台本と違うじゃろ。

「何奴!」

直ぐにアドリブを返す北島氏は、ちょっとウキウキしているのう。

全部仕込みじゃろう? ワシはなーんも聞いとらんがな。

ケイジロウ&マツカゼ

ワシ&VAVAヴーヴァ


ほれ、北島氏の護衛の黒服が即座にワシらを囲んだぞ。

「控い!」

それをケイジロウが朱槍の一閃で弾き飛ばして、会場も大盛り上がりじゃ。

猛、一番笑っておるけど、貴様は矢田道場の刑じゃからな?

「東西東西、俺より強いモノノフなし、我がマツカゼに、並ぶ馬なし」

狂言のように大げさな身振りで以って、ケイジロウは煽りに煽った。

仕方なし。乗るとしよう。

小舞小舞ショウマイコマイ、ワシら相手に妄言を垂らすとは、これは蒙昧モウマイと言わざるを得んな!」


『そこのアホは、そう思わんかもな』マツカゼ君? キタサトがすっごい耳を絞って、すごい目でこっち見てるね。飼い主に似たのかな?

『大舞台で舞い上がってるの? お上りさん。あんたさん、虎の威を借るキツネみたいだね』

キタサトも煽るね、その煽り方はコウランだね?

「おうおう、猛よお! 俺が来なけりゃ怠けるってのか!?」

そこにヤダル&エーファが参戦する。

矢田先生の声を聞いた猛はわずかにビクリとしたが、それは一瞬であった。

「先生、ここは競馬場ですよ? どうして僕以外が槍を持ち込んでるんですか?」

至極真っ当な正論を吐いたが。

「そりゃおめえさん」

「キタサトのオーナーが認めているからに決まってんじゃねーか」

権力がすべての倫理を塗りつぶした瞬間であった。


なお、エリンはこの件については許可している。

『バカ騒ぎは、性に合わない』との事である。『私を巻き込んだ瞬間、トリガーを引くわ』と、その顔面には如実に書いていった。ヤダルがエファーに乗るのを許したのも、その辺りの事情がある。

この様子は、天界TVで生中継される。

ヤツラの肴として、じゃが。


キタの引退式は、一頭も“レース”をしなかった。

だが、観客は満足した。

誰が現代で、

馬上槍術戦の三騎打ちを見れるというのか。

なお、行われているのはターフである。


「ぬうん!」

「ふん!」

「おおう!」

ガアン!

朱槍と蒼槍と黒槍が火花を散らす。

間合いの管理は、馬が行う。人馬一体、呼吸が合っていなければ、為せない技だ。

三槍の人馬一体の攻防は、見る人を魅了するのである。

「おらあ!」

「効かぬわ!」

「隙あるぜえ!」

何だかんだ言って、競馬のファンは男が割合を占める。

いつだって、男は男の子である。

ゲームやアニメでしか見たことのない馬上撃に、心躍るのだ。

超絶技巧に、超絶技巧を返す繊細な戦いに。

力任せの一撃に、その倍の力をぶん回すような戦いに。

ワシら三組が先行するのを、ホンモノの馬鹿を見る目でキタサトはゆっくりと走っている。

『師匠が言っていたけど、モモは真正のアホだよね』

最終コーナーで逸れて馬上戦を続けているアホ三組を非常に冷めた目で見ながら、キタサトは2500メートルのゴールを悠然と駆け抜けた。

エファーだけが申し訳なさげにキタに頭を上げているのが印象的である。

これで仕合終了である。


「さあて、祭りはこれからだ!」ケイジが言った。

「貴様ら! 分かっておるよなあ!」ワシも言った。テンションが可笑しくなっている。

「まだまだ、続くぜえ!」ヤダルも強者二人と打ち合ったので、非常に気分が良い。

馬主たる北島氏が、祭りを歌い出す。

そう、キタサトブラックという“祭り”の終焉は、こうでなければならない。

結果的に、スケジュールを二時間もオーバーしたド派手な引退式となった。

迷惑料として、札束ビンタされたJRAがその陰には居た。


「それそれそれそれぁ!」

馬鹿デカイ花火が上がる。会場はもはや10万人収容のライブ会場であり、それに異を唱える観衆は居ない。

「おいおい、俺を抜かしてんじゃねーよ」

は?

……え? 本物の祭りの神がログインしたんだけど。どういう事じゃ?

いきなり現れた、ド派手な衣装の男を、観客は誰も気にしない。

念話が届く。

『申しありません、次官殿。その場が一種の祭事場になっているようです。祭りゲージが高まったので、祭り神が現界してしまいました』

バイセールからだ。祭りゲージ? そんなものの存在を、ワシは初めて聞いた。

だが、確認するのはただ一点である。

『害は無いか?』

『ありません』

なら、よし!


そうして、演舞が始まる。BGMは、漢歌だ。

始まったのは、血なまぐさい戦いではない。

見せるための舞。

美しい演舞。

傾奇カブキ

いや、歌舞伎カブキである。


最後に行われたのは、演技走行だ。

キタサトを最前に置き、そこから他四頭が臨機応変に陣形を変化させる、という。

祭神サイシキが持ってきたのは、石三シキミという祭馬である。

神社に奉納される馬の、最初期の馬である。

馬術的には超絶技巧も甚だしい事を、鼻歌を歌うようにいともたやすく行って、彼の花道を飾った。


キタサトブラックは、厩舎に帰ってからそのことを思い出す。

(僕は、最後まで、愛されていたな)

演技走行の後、“おじいちゃん”は滂沱の涙を流していた。

きっと、今回の事だって、話に聞いていた“ド阿呆の中のド阿呆(エリン師匠がそう言っていた)”に頼んだことなのだろう。



【ここまで】キタサトブラック 485スレ【やるか?】

テンプレ以下略


やりたい放題とは、この事だ。


名無しのキタチャンのファン

なお、馬主の意向である。


名無しのキタチャンのファン

『モモにまあ、“祭り”をお願いしたらこうなった』


名無しのキタチャンのファン

顧客満足度120パーセント


名無しのキタチャンのファン

敏腕ビジネスマン


名無しのキタチャンのファン

嘘だぞ、モモだぞ


名無しのキタチャンのファン

圧倒的正論


名無しのキタチャンのファン

どうして僕らは、戦国無双みたいなものをお出しされたのか


名無しのキタチャンのファン

三国無双では?


名無しのキタチャンのファン

どう見てもVAVAっぽい馬に『せきとば』のゼッケンが掛かっていたから、無双シリーズコラボだろう


名無しのキタチャンのファン

松風VS赤兎馬

ドリームマッチだよなあ


名無しのキタチャンのファン

イエモ陣営の裏ボスラッシュなんだよなあ


名無しのキタチャンのファン

あっ


名無しのキタチャンのファン

何に気が付いた?


名無しのキタチャンのファン

ウマ娘ってまだキタサト実装されてないよね?


名無しのキタチャンのファン

ふーん(察し)


名無しのキタチャンのファン

俺も今、気が付いちまったよ


名無しのキタチャンのファン

最終レース、どうなるん?


名無しのキタチャンのファン


名無しのキタチャンのファン


名無しのキタチャンのファン

エーチャン&VAVAっすかねえ


名無しのキタチャンのファン

地獄確定だな


名無しのキタチャンのファン

人の心とか無いのかよ


名無しのキタチャンのファン

そこは流石に修正されるやろ

されるよね?



名無しのキタチャンのファン

いやに海外受けがいい、例のヤツ


名無しのキタチャンのファン

真面目に走れよ!


名無しのキタチャンのファン

やめてよね

真面目に走ったら、ただの引退式になるだろ?


名無しのキタチャンのファン

だからって、そうはならんやろ


名無しのキタチャンのファン

めちゃうま新人発掘会


名無しのキタチャンのファン

『こいつは……サイシ……サイじゃ』


名無しのキタチャンのファン

囲碁とか上手そう


名無しのキタチャンのファン

神レベルの歌声なんだよなあ


名無しのキタチャンのファン

なんで『WE WILL ROCK YOU』やってんですかね?


名無しのキタチャンのファン

さあ?


名無しのキタチャンのファン

ノリが良いからじゃないか?


名無しのキタチャンのファン

イエモ関係者だ

わかるな?


名無しのキタチャンのファン

わかった


名無しのキタチャンのファン

完全に理解した。

全く理解できないことを


名無しのキタチャンのファン

イギリスが震えてるんだよなあ?


名無しのキタチャンのファン

クイーンズがイギリス

例のアノ人が競馬関係者

役満なんだよね


名無しのキタチャンのファン

馬券全敗しても元が取れるライブだよなあ……


名無しのキタチャンのファン

北島氏が、「やっちゃったよ、(一本指を立てながら)持ってかれたね」って満面の笑顔だから、大赤字だぞ


名無しのキタチャンのファン

一千万?


名無しのキタチャンのファン

検証班が一億説出してるぞ


名無しのキタチャンのファン

あんだけバカスカ花火撃ってればなあ


名無しのキタチャンのファン

キタが13億稼いでるから……


名無しのキタチャンのファン

どう見ても大赤字やんけ。

でも、みんな幸せだからOKです


名無しのキタチャンのファン

サイの『WE WILL ROCK YOU』に公式が反応してるな


名無しのキタチャンのファン

フレディの歌声とは違うけど、心震わせるナニカは共通してるからなあ


名無しのキタチャンのファン

オファー出してるけど、イエモの公式が

『サイは、非常に気まぐれなので返事をすることができません』と返しているな。


名無しのキタチャンのファン

囲碁の方のサイまでリスペクトせんでも


名無しのキタチャンのファン

イエモ陣営は、基本そんなもんだぞ?


名無しのキタチャンのファン

エファー先生とかシシザ先生の派遣依頼も、基本的には受けてないからな


名無しのキタチャンのファン

ちなみに有栖先生の派遣依頼も受けてないぞ


名無しのキタチャンのファン

今は馬の方も一頭しか調教してない


名無しのキタチャンのファン

何て名前?


名無しのキタチャンのファン

ディープ産駒のコントレイン


名無しのキタチャンのファン

イエモ系?


名無しのキタチャンのファン

非イエモ系。


名無しのキタチャンのファン

ノースヒルが伊右衛門牧場で出産と初期調教を委託した形だな。

その後どうなるかは分からんが。


名無しのキタチャンのファン

あそこで死産したら、神を恨んだとしても許される。

それくらい安全に出産できるからな


名無しのキタチャンのファン

エファー先生とシシザ先生に見てもらえるとか、どれだけ委託料積んだんや


名無しのキタチャンのファン

伏せカードオープン!

『こいつは』発動!


名無しのキタチャンのファン

はいはい、宇田川宇田川


名無しのキタチャンのファン

母の中にいる子にさえそれ出来るの強すぎない?


名無しのキタチャンのファン

ディープ君は、半分くらい伊右衛門牧場だから……


名無しのキタチャンのファン

毎年、オフシーズンになるとバカンスですけどね


名無しのキタチャンのファン

紳士淑女の社交場ですよ、伊右衛門牧場


名無しのキタチャンのファン

何だったら、オーナーだの調教師だのジョッキーも、そこでバカンスしに来る


名無しのキタチャンのファン

実質、第三のトレセンやないか


名無しのキタチャンのファン

(制度上の)厩舎が無いので、トレセンではない。


名無しのキタチャンのファン

あの設備で?


名無しのキタチャンのファン

私設ですので、うん


名無しのキタチャンのファン

我らがキタチャンブラックも、悠々と過ごす予定だ。


名無しのキタチャンのファン

何故か繫殖用設備も整っているぞ! 伊右衛門牧場


名無しのキタチャンのファン

ラブホよし!

産婦人科よし!

病院よし!

育成設備よし!


名無しのキタチャンのファン

ラブホいうなし


名無しのキタチャンのファン

牝馬の機嫌次第では、マジで死人(馬)出るぞ


名無しのキタチャンのファン

その辺りは、シシザ先生がいるのでオールOK!


名無しのキタチャンのファン

……そうだな!(思考停止)


名無しのキタチャンのファン

スレチだけど、イエモ系って今どんなん?


名無しのキタチャンのファン

コクトレスを見たと思うけど、繁殖牝馬がメインすかね


名無しのキタチャンのファン

ああ、競馬に出れない系の


名無しのキタチャンのファン

単発的に重賞出て、世代ナンバーワンの心を折ってすぐに引退する枠


名無しのキタチャンのファン

心が折れなければ名馬だ


名無しのキタチャンのファン

今期枠だと、アーモンドアイズか


名無しのキタチャンのファン

イエモレーサーに新馬戦で負けてから本格的に調教に熱が入っているとは聞く


名無しのキタチャンのファン

鞍上がルメイという、激熱よ


名無しのキタチャンのファン

勝った方がアイを評価しているのが、潜在能力を覗わせるな


名無しのキタチャンのファン

「レーサーが勝ったけど、三着のアイズはきっとすごい馬になると思う」

恵比寿が認めているから、間違いない


名無しのキタチャンのファン

イエモ×恵比寿

勝率が限りなく100%に近いから、馬券は全く美味しくない


名無しのキタチャンのファン

記念馬券でみんな買うぞ


名無しのキタチャンのファン

誰も換金しないから、JRAはウハウハですね


名無しのキタチャンのファン

1.1がデフォの倍率で、誰がリターンを求めるというのか


名無しのキタチャンのファン

新馬かOPでその組み合わせを見たら、誰もがお察しよ


名無しのキタチャンのファン

シンザンだから分からないけど、“限りなく”ってどういうことですか?


名無しのキタチャンのファン

おは伝説の馬。

レディー一世と二世で恵比寿が鞍上なんだけど、一世はディープに、二世はオルフェとシュンザンに負けているんや

それ以外では負けなしなので、“限りなく”ってことや。


名無しのキタチャンのファン

なるほど、ありがとうございます。


名無しのキタチャンのファン

イエモの牝馬は出てくるけど、牡馬は何で出てこないん?


名無しのキタチャンのファン

シュンザン以降、牡馬が生まれんからや


名無しのキタチャンのファン

はえー不思議な事ってあるんやなあ


名無しのキタチャンのファン

全くな。

ちなみに、イエモ系で結果残してる牡馬は、シュンザン君ただ一頭だけや

勘違いしないで欲しいのは、伊右衛門牧場で生まれた牡馬は、シュンザン君だけなんや。


名無しのキタチャンのファン

肩身狭そう


名無しのキタチャンのファン

自分以外、女しかいないとか気が狂う!


名無しのキタチャンのファン

だから、シュンザン君は我らがキタチャンブラックも含め、後輩の牡馬には滅茶苦茶世話焼きするらしい


名無しのキタチャンのファン

さもありなん


名無しのキタチャンのファン

ターフとダートで結果残したシュンザンの指導とか、そりゃ強くなるよ


名無しのキタチャンのファン

“シンザンの再来”は伊達じゃない


名無しのキタチャンのファン

実際、何%か血が入っているしな


名無しのキタチャンのファン

んん?


名無しのキタチャンのファン

え、それは知らん


名無しのキタチャンのファン

シンザンの娘で走らなかったのを伊右衛門牧場が買い取り、その孫の孫くらいがシュンザンや

常軌を逸している牧場経営だが、オーナーが牧場始めたきっかけがシンザンなので、血統保存が目的やったんやろう


名無しのキタチャンのファン

え、つまり?


名無しのキタチャンのファン

レディー一世と二世も、コクトレスも、もれなくシンザンの血が入っとるってことや


名無しのキタチャンのファン

いうて父系の血のおかげやろ?


名無しのキタチャンのファン

それは否定せん。実際、イエモレディーが活躍するまでは結果出した馬がいなかったからな。

そう言う意味では、レディー一世は突然変異の馬であり、転換点や。


名無しのキタチャンのファン

何でアイツは走るんや(当然の疑問)


名無しのキタチャンのファン

分からん

でも、それが競馬やろ


名無しのキタチャンのファン

せやな



【分かったぞ】キタサトブラック 592スレ【その答えが】

テンプレ以下略


イエモレディーが走ったのは、イエモだからだ!


名無しのキタチャンのファン

フ ル ア ー マ ー キ タ チ ャ ン


名無しのキタチャンのファン

君だけ、引退式で戦衣装じゃなかったからね


名無しのキタチャンのファン

猛騎手、再教育


名無しのキタチャンのファン

『師匠たちを笑ったら、こうなりました。皆さん、目上の方には失礼のないようにしましょう』公式SNS


名無しのキタチャンのファン

君は矢田道場だったじゃないか。

どうしてそんな不敬を働いたんだい?


名無しのキタチャンのファン

引退式で甲冑着てくる師匠サイドに問題があるのでは?


名無しのキタチャンのファン

はい、指導


名無しのキタチャンのファン

理不尽……!


名無しのキタチャンのファン

絶対笑う自信がある


名無しのキタチャンのファン

何でレース場に槍を持ち込んでくるんですか(当然の疑問)


名無しのキタチャンのファン

はい、甲冑の刑


名無しのキタチャンのファン

君もフルアーマーになるがいい


名無しのキタチャンのファン

経緯はさて置き。

カッコよくない?(少年心)


名無しのキタチャンのファン

分かる(武士の心)


名無しのキタチャンのファン

滾るなあ(戦国マインド)


名無しのキタチャンのファン

キタチャンもちょっとドヤってるのがポイント高い


名無しのキタチャンのファン

君、ドン引きしてたやないかい


名無しのキタチャンのファン

レースそっちのけで無双ごっこするアホにドン引きしただけだぞ


名無しのキタチャンのファン

レース無関係なら、漢の本能には抗えまい


名無しのキタチャンのファン

欺瞞情報はやめろ

シュンザン先輩がフルアーマーになったからマネしただけだぞ


名無しのキタチャンのファン

なんなら、馬主が喜んでいるから、キタチャンも喜んでノっただけだぞ


名無しのキタチャンのファン

北島氏、喜びのあまりYouTubeを始める


名無しのキタチャンのファン

世界に自慢の孫を配信するだけのチャンネルである


名無しのキタチャンのファン

なお、一本目


名無しのキタチャンのファン

【PV】漢歌

槍を持った猛騎手がキタチャンに跨って無双する模様


名無しのキタチャンのファン

なんでドイツコメが多いんだ?


名無しのキタチャンのファン

間奏中に一騎打ちするヤツがフランクフルト(ドイツのサッカーチーム)所属だから


名無しのキタチャンのファン

『また変な事やってる』

『ちょっと前、バロサで変な事やってたな』

『日本でも変な事している』

『オーナーには“一騎打ち”仕掛けるなよ』

このコメントは何?


名無しのキタチャンのファン

フランクフルト公式チャンネルを見ろ

キャプテン椿と、るろうに剣伸が見れるぞ?


名無しのキタチャンのファン

ええ……?


名無しのキタチャンのファン

いま、分かりました。

レディーが走ったのは、イエモだからですね?


名無しのキタチャンのファン

限りなく正解に近い不正解


名無しのキタチャンのファン

イエモじゃなくて、モモが正解だな


名無しのキタチャンのファン

レディー一世はモモが居なければ競馬してないって、それ


名無しのキタチャンのファン

はいこれ

“例のレディー一世の一歳動画”


名無しのキタチャンのファン

暴れ馬よ、暴れ馬


名無しのキタチャンのファン

足折ってれば、シンザンの血脈がここでジエンドよ


名無しのキタチャンのファン

シュンザンもコウランもコクトレスも生まれてこないゾ♡


名無しのキタチャンのファン

ディープ君曇らせはやめたまえ


名無しのキタチャンのファン

我らがキタチャンブラックの“初仕事”はどこになるのだろうか


名無しのキタチャンのファン

急にどうした

コクトレスにつけろ(豹変)


名無しのキタチャンのファン

キタチャンが死ぬウ!


名無しのキタチャンのファン

コクトレスとキタチャンは、相性最悪だぞ?


名無しのキタチャンのファン

バッチバチのライバル関係よ


名無しのキタチャンのファン

一方的にキタチャンが噛みついているともいう


名無しのキタチャンのファン

レーサーとか、どうすかね


名無しのキタチャンのファン

一応現役だぞ?


名無しのキタチャンのファン

コウラン


名無しのキタチャンのファン

妥当と言えば、妥当


名無しのキタチャンのファン

おねショタか……


名無しのキタチャンのファン

最高に気持ち悪いよ、お前


名無しのキタチャンのファン

二度と生まれてくるな


名無しのキタチャンのファン

親方キタジマに連絡させてもらうね?


名無しのキタチャンのファン

こうなったら、ウダガワさんに相談するか


名無しのキタチャンのファン

いいね。

キタチャンブラックを見出したのも、不本意だけど彼女だし


名無しのキタチャンのファン

無理ゾ


名無しのキタチャンのファン

なんで?


名無しのキタチャンのファン

奴さん、国際指名手配だ


名無しのキタチャンのファン

はあ?


名無しのキタチャンのファン

何したんだ?


名無しのキタチャンのファン

英国の貴族をグーで殴りやがった


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