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僕はただ、君の隣にいたい  作者: 小村日向
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傘頭山(3)

「二人とも知ってるか、頭傘山の噂」

「知らないけど」

「俺も知らねえけど、なんかあんのか」

優和によると、夜の頭傘山に行くと死者に会えるらしい。それと関係あるかはわからないが、そこに行った人は数日後に亡くなるらしい。

「これは俺の予想だけど、頭傘山に行って亡くなった人って多分、死者に連れ去られてるんじゃないかって思うんだよ」

「連れ去られてたら。亡くなってるかどうかも分からなくない?」

「確かにそうだな、じゃあなんでなんだよ」

「僕に聞かれても分かんないよ、たまたまなんじゃない」

「ってかその噂、ただの噂だろ、優和」

「そうだけど、そんな噂がある場所なんて、肝試しにうってつけじゃね?」

「俺、急に怖くなってきた。だって死んだら、結弦に会えないだろ」

「噂だよ、ただの噂」

「そうだぜ、ただの噂だから気にすることねえよ、」

二人で必死に説得した結果、拓真も行くことになった。ただし高橋結弦もついてくるらしい。

高橋結弦一人だとかわいそうなので、違う女子も誘うことになった。そしてなぜか、僕が女子の誰かを誘う係となり、後日、井上真央を誘った。彼女は不思議に思いながらも快く引き受け、肝試しは5人で行くことになった。お化けやゾンビは優和のお姉ちゃんが準備してくれるらしい。大学の友達も何人か連れてきて聞くところによるとかなり本格的に。

 肝試しの計画がどんどん進んでる中、優和が言っていた噂がどうしても気になって、終業式の日、学校が終わるとすぐに自分の持っているスマホで「頭傘山 死者」と検索した。優和が言っていた噂はなかなか見つからず、優和に連絡すると、その噂が乗っているSNSの画像を送ってきてくれた。そこには確かに頭傘山にいくと死者に会うことができると書いてあった。

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