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短編

オレの隣の壱古(いちこ)さん。

作者: 白千ロク

【 まえがき 】


■E★エブリスタからの再掲です

内容はないようなあるような感じ


■作品説明

オレの隣の席の人は、壱古一依いちこいちえという。


2013/2/22

新学期。この学校には当たり前のように席替えがある。実にめんどくさいと思うけどな。だってアミダくじを作るところからもうめんどくさいじゃないか。担任は四角く区切られた枠に適当に番号を書き出す。カツカツと軽快な音を出す黒板を眺めながら、オレは思う。


「じゃあ、席替えしてねー」


パンパンと手を叩く合図でクラスは騒がしくなる。いや、席替えになる時は元から騒がしいけど。


もう一度間違いがないか黒板を見遣る。クジの番号は15番。15番は窓際一番前。さて机を移動させるかな。腰を上げてイスを机に重ねる。


周りを見遣れば、同じようにガタガタとイスを上げていた。まぁ、イスをそのままに移動する奴もいるけどな。


「よいしょ、と」


机を運び終わればイスを下げて腰を掛ける。あぁ、机って意外に重いんだよな。


「隣、よろしく――あ」


声と共に右横に視線をやった。刹那、黒目がちな瞳とぶつかる。


「宜しく」


オレの隣は――壱古一依いちこいちえさんだ。本人はこの名前が気に入らないらしい。その気持ちは解らんでもないな。もうどう聞いても一期一会だもんな。


ふと視線を下に向ければ、提げたカバンから拳銃っぽい物体が見えた。というか半分くらい出てる。


「壱古さん」

「なにかしら?」

「壱古さんて何者?」


拳銃を指差しながら言えば、壱古さんは「あぁ、見えてた」と冷静にそれを取り出した。


「これはモデルガンです。私、銃器マニアなの。といっても、そんなに詳しくはないけどね」


壱古さんは銃器マニアらしい。というか、モデルガンって持ってていいもんだっけ?


「バーン……なんて、ね」


壱古さんはオレにモデルガンを向けながらウインクをした。可愛いからもうなんでもいいや。




end.

2010/10/19

【 あとがき 】


最後までお付き合いありがとうございました。


◆ 執筆時期 ◆

執筆開始 - 終了:2010/10/19

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