表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
BecP8  作者: 水島 澪
3/17

今回の任務

「よし、全員揃ってるな。今回の任務だ。・・・五十嵐。」

「はいはい。・・・今回も学校捜査、解決を目的とする、だと。学校名・盟悠(めいゆう)小学校。ここの六年一組の遠藤(えんどう) (つかさ)は金持ちゆえ、いじめ、暴力がたえないそうで、なんでも気に食わない担任を次々とやめさせちまうらしい。可憐、書いてるか?」

「うん。」

さらさらとホワイトボードにまとめているのは、さすが書記の可憐。

「で、その問題児をおさえろと。なんだ簡単じゃん。」

そう言い放つ京介。これに答えたのは若宮。

「いや、そうでもないぞ。その遠藤 司はなかなか頭が回るらしい。前回も刑事がなんとか処理しようとしたらしいが、証拠や写真を一切取らせないらしい。ここにも写真ないだろ?子供だからと言って放って置くと、さらに問題を起こすかもしれない。」

「それで、こっちはお手上げだから、僕達に回ってきたってわけね。おもしろそう。」

にやりと笑う、時々黒いところがある悠樹・・・。


「そういうことだ。今回は8人全員でるぞ。制服はそこに用意してある。明日から六年一組の生徒「きゃああ!!かわいい!!!」・・・話を聞けよ坂本。」

「だろ?俺、京介様が注文したんだぜ?」

「・・・おい、なんで私のだけネクタイなんだ。」

「えー?だって紫乃はリボンよりネクタイのほうが似合うだろ?つーかスカートよりズボンのほうがいいぐらグフォ!!!!!」

 余計な言葉をはなった京介に見事に紫乃の飛び蹴りがヒットした。


「いきなり蹴らなくても。だいたい男みたいなのは本「もう一発くらうか?」すいませんだからそんな構えないで下さい。」

「もう紫乃、そこまでにしといたら?」

真理がなだめると、

「チッ仕方ないな。」

と言って構えをやめた。


「へぇ、結構かっけえじゃねーか。班長、あんたの分だ。」

「おぅ。」

こっちはこっちで盛り上がっていたが、巧はあることに気付いた。

「そういえば可憐は?」

可憐はいな・・・くもなかった。

「じゃーん!どう?似合う!?」

「「「「「「「着替え早っ」」」」」」」

見事に全員ハモッた。


 さて、これからどうなることやら、果たして解決できるのか・・・。 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ