第195話 リベリオンエリミネーションII
取調室
スターゴースト最前線基地、ダークテリトリー。アーシア
夕刻
"あなたたちの家族を救うのです。" 亜希子は言った。
"本当に？" クララとハドは質問した。
"ただし、裏切り者の罪は償わなければならない" 亜紀子は言った。
"当てようか。彼らは新しいエースユニットに参加するのだろうか？" マルが質問した。
"その通りです。クララとハドはとても優秀です。レイラニとプリンセスを相手に手加減していたんだ。" アキコは頷いた。
"私たちの意図をもう知っていたの？" クララが質問した。
"ええ、私たちはフェニックス帝国からのあなたの戦争記録を持っています。" とアキコは答えた。
"私たちの家族が救われるなら、喜んでスターゴーストに加わり、罪を悔い改めます。" とハドは言った。
"私もそうするつもりです。" クララが言った。
"あなたの条件は受け入れられます。失礼します」。とAkikoは言った。
そして、晶子はマルに手信号でついてくるように言った。二人は廊下を歩いていた。
「亜紀子。あなたが素晴らしいリーダーに変身したことに驚いています。" とマルが言った。
「ありがとう。フミ団長とレイラニに影響されたんだ。" アキコはうなずいた。
"なるほど。 " マルは微笑んだ。
◆◆◆
司令部
スターゴースト最前線基地、ダークテリトリー。アーシア
夕刻
明子はデスクに向かい、パソコンを使っていた。パソコンの画面には、小豆天皇が現れた。
"どのようなご用件でしょうか？" アズキ皇帝は質問した。
「スターゴーストは、腐敗した貴族に対して大攻勢をかけるつもりだ。彼らを排除するために、あなたの承認が必要なのです。" 亜紀子は言った。
「なるほどね。彼らを投獄する資源はないのですか？" 小豆天皇が質問した。
"そうだ。" 明子は頷いた。
"鳳凰帝国が彼らを捕虜にすれば、彼らは自由になれるでしょう。" とアズキ皇帝は言った。
"その通りです。" と晶子は言った。
"裏切り者として排除することを、私は承認する" とアズキ皇帝は言った。
"ありがとうございます。" と亜紀子は言った。
"他に何かございませんか？" あずき天皇が質問した。
"以上となります。" 亜紀子は言った。
"さようなら" アズキ天皇は言った。
そして、亜紀子は新たな命令を発し始めた。
「調整官! コード・レッド！一斉攻撃を開始する! 反乱軍は何が起こったかわからなくなる。" 亜紀子はそう命じた。
コーディネータは「ロジャー！」。
アキコはスクリーンに目標座標をアップロードした。
「現地での任務はすべて保留。全ユニットをこの座標に迂回させろ！」。 亜紀子はそう命じた。
"ロジャー！直ちにステルスヘリを出動させます！」女性コーディネーターが応答した。
「全ユニットを座標に移動させます！」別の女性コーディネーターが言った。
数時間後、各ユニットは配置についた。
「すべての映像を大画面に映せ。" 明子はそう命じた。
コーディネータは「了解！」。
「こちらストライクチーム・アルファ 配置につきました！」
「こちらストライクチーム・デルタ！ 配置につきました！」
「チャーリースクワッド 位置についたぞ！
"こちらレッド隊！位置についたぞ！"
"全隊の配置を確認！" と男性のコーディネーターが言った。
"全ユニット こちらはアキコ局長。同時に交戦態勢に入る。目標は腐敗した貴族たちだ。彼らの反応がある前に速やかに排除する必要がある" 明子から通信が入った。
"了解！"とエージェントたちは答えた。
"武器は自由だ。で。5...4...3...2...1... エンゲージ!" 晶子は命じた。
明子の命令後、エージェント達は素早く腐敗した貴族達を排除していった。同時多発的な奇襲攻撃であったため、腐敗した貴族たちは瞬殺されてしまった。
「ターゲット抹殺！」エージェントから通信が入る。
"ミッション成功！」女性コーディネーターが宣言した。
「反乱は鎮圧した。よくやった。" と明子は言った。
