第13話 沖縄大学
【スターゴースト メインHQ】
【アーシア、フェニックス帝国領】
【モーニングタイム】
(シンガポール・アンダーカバーIIの時)
「もう一つ、銃を燃やして捕虜を取らないでくれ。ポータル妨害事件の二の舞はごめんだからな。頑張れ!」フミはそう言った。
「ロジャー!」直亮が最後の通信で答えた。
「コーディネーター、沖縄のレコン・ブラボー3に、来るべきデーモン・カルト師団について直ちに警告せよ!」 フミの命令だ。
「はい、マム!」
【沖縄大学】
【日本、地球】
【夕方の時間帯】
レコン・ブラボー3は、夜の沖縄大学付近をパトロールしている。通りがかった大学生のグループを見ていた。どこからともなく、地面にポータルが現れた。
「あれは何だ?」と学生が大声で質問する。
「映画の特殊効果のようだ」と一人が答えた。
偵察隊員は彼らに向かって「逃げろ!」と叫んだ。
しかし、彼の警告は遅すぎた。デーモン・カルト部門が出てきてしまったのだ。生徒たちを救うために、スカウトはサイレンサー付きのピストルを取り出し、教団員に向けて発砲した。
彼の銃弾に対抗して、教団員たちは素早く魔法の盾を展開した。
「スターゴースト "のエージェントがすでにここにいるのか?排除しろ!」と教団のキャプテンが命令する。
一方、学生たちは逃げようとしたが、悪魔たちにつかまれ、声を出せないように口を塞がれてしまった。
偵察隊員が銃を撃っているときに、別の悪魔が突撃してきて、首を刃で切った。
「アッ!」 レコン・ブラボー3は息を引き取るように言った。
彼らはその後、エージェントの死体を焼いて崩壊させた。
「キャプテン、この若い大人たちをどうするんですか?」 教団員が質問した。
「屍鬼に殺させて憑依させるのだ。シンガポールに手がかりがあるので、この学校に潜入します」と命じた。
「ご命令の通りに、キャプテン」
教団員がポータルを開き、生徒一人につき五体の屍鬼を召喚した。屍鬼の外見は羽のある小さな寄生虫だ。
「あーっ!」 生徒が鬼の手で口を塞がれて悲鳴を上げた。
すると、鬼が口を開けたので、すぐに屍鬼がその中に飛んできた。学生たちは殺されてしまった。
「私たちの変身は完了しました、キャプテン」 生徒が述べて、他の4人と一緒に膝をついた。
「よろしい。屍鬼の記憶は残っていますか?」
「はい」
「キャプテン、スターゴーストのエージェントの死体にも、死体の悪魔を手に入れるべきだったのでは?」
「いや、スターゴーストは大魔界戦争の知識があるから、この屍鬼を簡単に見分けられるらしいよ」
「ああ...」
【スターゴースト本部】
【アーシア、フェニックス帝国領】
【朝の時間】
「フミ司令官、リコン・ブラボー3が応答しません。 連絡が途絶えました」 コーディネーターが言った。
「これは悪い知らせだ。デーモン・カルト部門が到着し、彼が死亡したものとみなします」
「了解」
「レイラニとナオアキが戻ってきたら、すぐに沖縄に配備しなければならない。すごく嫌な予感がする......」 フミは心の中でそう思った。
◆◆◆
【スターゴースト総本部】
【フェニックス帝国領アーシア】
【午後の部】
直亮と私がポータルから出てくると、すぐに格納庫でフミ司令官が私たちを迎えてくれた。
「おかえりなさい。残念ながら、悪い知らせがあるんだ。"
「何ですか?」 直亮が答えた。
「沖縄のレコン・ブラボー3と連絡が取れなくなったんだ。デーモン・カルト師団が我々の予想よりもずっと早く到着したのではないかと思います」
「それは良くないですね。どうするんですか?」直明が質問した。
「まずはコマンダーセンターで話そう」
テレポーターを使った後、私たちは司令部に直行した。私と直亮はまだ荷物を持ったままだ。
「まず、2日間の準備期間が与えられます。まず、2日間の準備期間が与えられ、その後、覆面大学生として沖縄に派遣される」フミはそう言った。
「大学生?」私は困惑した表情で質問した。
「レコン・ブラボー3は、沖縄大学に潜入していた大学生だ。あなた方の次の任務は、彼の失踪と悪魔崇拝部門の調査です」
「ロジャー!] 二人でそう言った。
この2日間、僕は89式小銃の練習と装備の準備をした。直亮については、何をしているのかわからない。
2日後、私と直亮は再び格納庫に向かった。すると、地上にポータルが現れた。
「準備はいいか?」 直亮が問いかける。
「準備完了!」
私たちはポータルに飛び込んだ。