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YAZAWAりあるびーえるに遭遇ぅぅぅぅあああ!!!!!!!
「うぐっ」
あの後直ぐに、何か自称『神』を名乗る人物からユニークスキルなどという、YAZAWAの人生では一切の関わりを持たなかった知識の説明がなされ、気がつくと辺りは一変していた。
「やけに冷たい・・・・・・これは石か?」
暗い空間故、手探りでの確認しか許されない為に、YAZAWAは触感により床と壁がまるで西洋の城壁のような石壁であると認識していた。
「ここは一体……それにユニイクスキルだったか? あれは何だったんだ? っ!!! だっ、誰だ!!!」
突如として光が差し込んできた事により、動揺全開なYAZAWA。光の差し込み方は暗室の扉が外から開かれた時のようなものであり、YAZAWAの眼に映りし人物は、歴戦の戦士然とした体格の良い壮年の男であった。
「だっ! だ、だ、誰だあぁ!!!」
謎の男にガクガクブルブルと震えが止まらないYAZAWA。そんな貧弱な老人そのものであるYAZAWAに対し、戦士風の壮年男が発した第一声は、
「なあ、スケベしようや……」
だった。
「あ?」
YAZAWAフリーズ!!!