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1、考えすぎ男

俺は、昔から色々な事を先読み(妄想なのだが)をしていて、色々と大変な事があった。

最近では、少し前から好きだった人に告白をした後、

これ、本当にOKされたらどうしよう？とかどう話そうかとか、告白が成功した前提で考えていて、いざ返事が来たと思ったら、

「むりかな〜笑」

と返ってきた。

まぁ、そりゃそうだわなと思いながらも風呂場でいつもと反対向きで風呂に入ったり、顔をずっとつけてみたりして振られたという寂しくて悲しくて残念な気持ちを隠すのであった。

元々、学校で周りの友達にほぼ自分の好きな人がばれていて隠していくのは大変だなと思い、告白したのだが•••

「やばい、ダメージがでかい」

結局、いい結果に実らなかった。

今では、なぜ、今告白してしまったのだろうか、もっと違う言葉があったのじゃないか？とか色々思って、過去に遡りたい気分である。

だか、これはほんの序の口レベルだ。

告白して振られるのは決して楽な事ではない。

とても悲しくて辛いのだ。

当然自分も、自分を振った相手も。

だが、それ以上に辛いものもあるはずだ。

これから、話されるのは

ある一人の考えすぎてしまう男子生徒と

男子生徒が好きな人との関わり、その周りを取り囲む生活環境、そして、友人。

この人たちがどのように行動して、どのような反応をして、どのようにして、考えすぎ男と関わっていくのかという物語でございます。