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さて、ログレスをパペットで再召喚しておこう。
ゴーレムの限界時間を調べてみてもいいのだが、それは常に戦闘時間と常に非戦闘時間で調べないと意味が無いだろう。
なので、今はMPが満タンならば、30分間は戦闘が可能であるとしておこう。
実際にMPが満タンかどうかは分からないが、プレイヤーならば十分満タンになっているだろう状態のログアウト後かなり経過しているログイン直後からゴーレムを使用し始めたので、そう判断させてもらうことにした。
まあ、あくまで予想の範疇なので、もう少し確認が必要だけどね。
さあ、これからどうしようか?
ログイン時間はまだまだある。
南の森へは明日のログアウト前に向かえば問題ないだろう。
そうなると……一旦町へ戻ろうか。
そして、試練の為にアイテムを買っておこう。
明日は新規プレイヤーの開始日だから丁度良い。
その後は広場でゆっくりと決めればいい。
よし、そうと決まれば出発だ!
「イナバ、ルビー、ログレス、町へ帰ろうか」
木材がさらに……いや、何も言うまい。
さて、携帯食料、水、HP回復ポーション、MP回復ポーションを少しで良いだろうか?
いや、空白のカードも買っておこうかな。
無くなりはしないだろうけど、念の為だ。
うう、残りサカフィが……。
魔法職ギルドを出て、広場のベンチへと座った。
やはり皆考えることは同じらしく、魔法職ギルドの中は少し混んでいた。
さらに、ここから見える様子でも、各ギルドへの出入りが少し多い気がする。
まあ、いつもの様子は知らないけどね!
さて、この後はどうしようか?
第1案が西の神殿に戻り、ゴーレムに挑戦。
第2案が北の神殿に行き、何ができるか試す。
そして、北の試練と同じフィールドに行けるならばメタルパペットから金属を集める。
第3案は東エリアを見てくる。
まず第1案だが、ゴーレムへの挑戦は急ぐ理由もないので、また今度でいいかと思っている。
魔石も素材も集め終わっているし、イナバ、ルビー、ログレスの全員が通常個体のゴーレムには勝利している。
出来れば強化個体にも全員勝利して欲しいが、急ぐ必要は無い。
次に第2案だが、これが最有力候補だ。
パペットの金属、あと足りないのは第2類1種金属だけなのだ。
3種金属の調子がいいので、2種金属は試していない状況だけど、1種金属も揃えばその時点で試そうとは思っている。
だが、北の試練と同じフィールドに転移できるとは限らないのだ。
さらに、転移しても一定以上の作品を奉納しなければ中で取得したアイテムを持って帰れない可能性もある。
これらが無ければ、パペットの戦闘力が強化できる可能性のあるこの案で決定だったのだけどね。
最後に第3案だが、これは一番微妙と言えるだろう。
今から東エリアに行ったところで南の試練までに何かできるかと言えば、何も無いのだ。
それに素材だけでいえば、北の神殿を確認してきた方がいいかもしれない。
うん、これは第2案で決定だろう。
強化個体への挑戦と、東エリアの確認は南の試練が終わってから行うことにしよう。
そうと決まれば、北の神殿へ出発だ!
北の神殿に到着しました。
道中では、ログレスがメインで戦ってもらったのだけど、全体的に余裕そうでした。
そして、牛の弱点が判明しました。
イナバが発見したのだけど、牛は背中の上に乗られると何もできないようだ。
まあ、乗るまでが難しいのだけどね!
まあ、一応僕も乗れたよ?
さて、この神殿の玉はどこに連れて行ってくれるのだろうか?
できれば北の試練のフィールドと行き来ができるだけであってほしいのだけど、それは難しいだろうか?
まあ、行ってみれば分かることだ。
中央の玉へと触れると、いつも通り別の場所へと転移した。
そして、目の前には北の試練で見た家が建っている。
これは……フィールド自体は同じと考えていいのだろうか?
まあ、とりあえず家の中を確認だ。
家の中を見て回った結果、どうやらすべての部屋が解放されていて、それぞれの部屋に様々な生産に使えそうな設備が揃っていた。
そして、家に入ってすぐの部屋には怪しげな玉が置かれていた。
これは……玉に触れと言うことだろうか?
この、見るからに怪しくテーブルの上にぽつんと置かれている玉に?
まあ、他には特に怪しい点も無かったので、この玉以外に調べる箇所は無い。
ならば触るべきだろう。
そう思い、玉へと触れる。
すると、北の神殿へと視界が変わった。
どうやら、本当に移動専用の玉だったようだ。
そうなると、この場所は生産職の為の場所なのだろうか?
まあ、今の目的はそこでは無いので置いておこう。
それよりも、元の場所に戻るのに条件が必要ないと分かった以上、再度移動するべきだろう。
まだ家しか調べていないのだから。
ところで、町とも繋いでくれないかな?
まあ、無理か。
転移して西の森へ移動してみたが、問題はここからだ。
「ルビー、メタルパペットを探してほしい」
北の試練の際に判明したことだけど、どうやら感知系のスキルで魔物をある程度判別できるようなのだ。
なので、欲しいアイテムが1種類の時はその魔物だけを探してもらうことにしている。
さあ、メタルパペットはいてくれるだろうか?
いました。
そして、数も試練の時と同じく、多いようだ。
これは嬉しい。
メタルパペットの魔石は集め終わっているが、牛、羊、蝶、蜘蛛など、まだまだ魔物カードを作成できていない魔物は多いのだ。
そして、レア種は明らかに魔石のドロップ率が高い。
どうやら南の試練クリア後はここに籠ることになりそうです。
よし、これだけあれば十分だろう。
メタルパペットが沢山いて嬉しかったので、必要以上に集めてしまったよ。
まあ、その内レンさんにお土産として持って行けばいいので問題は無い。
さあ、金属が3種類集まったのでログレスに全ての種類の金属でパペットの体を試してもらおう。
とりあえず、家に移動しよう。
家に着きました。
ここでならば安全に体を作成できるだろう。
「ログレス、この金属で体を作ってほしい。比較の為に同じ形の体でお願い」
そう言い、ログレスの前に第2類2種金属を取り出す。
さあ、どうなる?
3種類を比較してみた結果、なかなか興味深いことが分かった。
どうやら、魔法適性が高いほうが動きが素早くなるらしい。
これはログレスに全力で動いてもらって確認したので、間違いないだろう。
そして、少し躊躇ったがログレスにイナバの体当たり、僕の魔法銃を受けてもらって各防御力も確認したところ、物理的性が高ければ物理防御力が、魔法適性が高ければ魔法防御力が高いようだった。
勿論、ダメージはすぐに回復した。
まあ、こちらは予想通りだったかな。
さて、そうなるとどの金属がいいかだ。
結果から一番総合力が高いのは魔法適性の高い2種金属だろう。
だが、武器も同じ素材でなければいけない。
それを考えると物理適性は高い方が良い。
ならば物理的性の高い1種金属が良いかというと、そうでもない。
こちらはこちらで動きが遅いのだ。
そうなると、やはり今まで通り、平均的な3種金属が良い気がする。
まあ、それ以前に大事なことがある。
「ログレス、どの金属が一番良かった?」
そう、ログレスの感想だ。
使用者が一番いいと思うものが最適だろう。
ログレスは3か所の内、1か所の金属を指さした。
その金属は3種金属だ。
どうやら僕と同じ結果に辿り着いたようだ。
その事が何となく嬉しかったので、ログレスと握手をしておいた。
まあ、理由は一致しているかわからないけどね。
それでは、パペットの体は3種金属で決定だ。
さあ、ログレスには3種金属で体を作り直してもらって、他の方角へ行ってみよう。




