―――131―――
昨日予約だけして忘れていましたorz
本日1話目です。
倒しました。
流石レベル1相手にも苦戦したクラゲだ。
かなりの耐久力だったよ。
アクセラレーションホーク・ウィンドに成長していなければ攻撃力不足で倒せていないだろうと思う。
3人ともお疲れ様、ありがとう。
特にログレスには無理をさせてしまったかな。
でも、そこは流石ログレス。
見事やり切ってくれました。
さて、少し考えたいこともあるけどその前に剥ぎ取ろう。
大きなクラゲが海に浮かんでいます。
その体は水が抜けたように傘の膜だけが海面に薄らと広がっているが一部、中央だけ50センチ程膨らんでいます。
何なのでしょうね、あれ。
確か通常のクラゲの時は無かったと……いや、そもそも水が抜けたようになっていなかったから分からなかったのか。
もしかして、水の中だから構成する水が抜けなかったのかな?
まあ、それは置いておこう。
それよりも、あれが弱点だったのだろうか?
ゴーレムで例えるならば核に当たる部分。
そうだとすると、運が良かった。
できるだけ傘の中心部分に当たるような軌道で撃っていたのだけど、今膨らんでいる位置から見て丁度あれがあった場所に当たっていたのだろう。
……これは潜るのかな?
潜って下から浮きクラゲの傘内部に入り、剥ぎ取るべきだろうか?
通常種の場合は傘に剥ぎ取りナイフを突き刺したら触手も含めて体全体が消えた。
なので今回剥ぎ取るならば触手か核からとなるのだけど、どうしようか。
……うん、両方試そうか。
とりあえず今回は核からだ。
海中に垂れている触手に触れないように、慎重に。
核からは紫色の石がドロップしました。
そして体はまだ残っています。
うん、どうやらこちらが正解だったようだ。
次は触手から剥ぎ取ってみよう。
勿論、大きい触手からだ。
大きい方の触手4本すべて剥ぎ取れはしたのだけど、何も出なかったよ!
そして体はまだ残っている。
次は小さい触手だ。
小さい触手から剥ぎ取ったところ、体全体が消えてしまった。
そして何も残らない。
それにしても、沢山剥ぎ取れたな。
特殊剥ぎ取りで5か所、通常剥ぎ取りで1か所かな?
そして核からは魔石が、体からは通常種の場合は小さな触手が剥ぎ取れている。
そうなると大きな触手からは大きな触手が剥ぎ取れるのだろうか?
うん、これから沢山倒すのだから剥ぎ取れる事を期待しておこう。
さて、ここで休憩と行きたいところだけど、とりあえず陸に戻ろう。
流石にここで休憩は危険すぎるからね。
幸いここは陸から遠くは無い。
そして空中に浮かんでいる魔物も見えない。
陸に戻りました。
皆お疲れ様。
今回はかなり大変だったのでゆっくりと休憩してほしい。
そして僕は休憩しつつ、浮きクラゲについて少し考えようと思う。
まず、あの防御力。
核以外の部分に攻撃した場合、ルビー以外はダメージがほとんど与えられていない。
そして核に攻撃した場合、チャージ込みで3割以上は与えられたと思う。
これは核以外は硬く、核がとてもやわらかいと考えるべきかな?
まあ、核が柔らかいと言っても他の魔物の弱点以外へのダメージと変わらない気がするのだけどね。
さらに大きい触手についてだけど、ルビーが風切羽で攻撃していたのだけどダメージは低かった。
これは危険を冒してまで狙う意味は無いかな。
安全に攻撃できるタイミングならついでに攻撃するのはいいと思うけど、無理に狙ってもらう必要は無いだろう。
次に何と言っても溜め攻撃だろう。
直撃は勿論危険で、さらに避けても強風が襲ってくる。
さらに着弾の衝撃で波まで追加。
そこへすぐに触手攻撃。
ログレスがいなければ避けられなかっただろう。
いきなり試したので成功するかはわからなかったけど、僕が上に乗りながらでもログレスが通常と同じ速度で移動できてよかった。
本当は事前に試していられれば良かったのだけど、戦闘中に思いついた作戦だったのであの場面で試すしかなかったのだ。
それにしても、少しは遅くなることは覚悟していたのだけど遅くならなかったね。
もしかして、空中行動の効果の1つなのだろうか?
まあ、僕が乗っても同じ速度で移動できると分かったのでいいか。
僕以外はそもそも乗る必要が無いからね。
さて、できればこれに対策が欲しいのだけど今は思いつかないな。
一応ログレスに乗って避ける方法が対策なのだけど結構ギリギリなんだよね。
それに毎回ログレスにダメージを負ってもらうのもね……。
とは言っても、他に方法を思いつけないので頑張ってもらうしかないのだけど。
本当は掲示板を見るべきなのだけど、それではいけないのだ。
今これを越えられないようではこれから先、対応していけない場面が出てくるだろう。
それを乗り越える力を鍛えておきたい。
僕の我が儘だとは思うけど、ごめんねログレス。
思いついた!
でも、これできるのかな?
う~ん……ログアウト直前にしようかな?
いや、失敗したら今日はログアウトでいいのか。
うん、そうしよう。
さて、久しぶりに君の出番だ。
休憩も終わり、浮きクラゲに挑戦だ。
まずは触手が全てルビーを狙うまでは前回と同じでいい。
作戦はそこからだ。
うん、触手が全てルビーを狙っている。
さあ、ログレス行こうか。
ログレスの背中へと乗り、浮きクラゲへと向かう。
目標は、傘の内側。
浮きクラゲは倒した後内部の水が抜けたかのように萎んでいた。
その事から内部には何かが詰まっていたと考えられる。
そして、下側から弱点へ魔法銃で攻撃できたことから大きな触手の中心から弱点へは邪魔をするものは無いはず。
それは剥ぎ取りの為に内部へ侵入した時に確認済みだ。
もしかすると倒した後だけ内部に侵入できる可能性もあるのだけど、それは試してみなければ確認はできない。
それに少なくとも魔法銃の弾は通過しているので、通過できる可能性は高いだろう。
そして内部に侵入できたならば僕とログレスで核へ攻撃する。
内部は水か何かで満たされている可能性は高いので呼吸は不可能と考えておく。
その為あらかじめチャージしておき、一気に決めてしまう必要がある。
ここで浮きクラゲが内部へ攻撃してくる可能性は勿論あるのだけど、低いはず。
なにせ攻撃先には自分の弱点があるのだから。
それに核の上部へ移動が可能ならば核を盾にして攻撃を防ぐことも可能だ。
さあ、どうなるかな?
上下左右から迫りくる数多の触手。
その全てをログレスは避けて行く。
そして最初の攻撃さえ避けてしまうえばこちらのもの。
何故か触手の先端でしか攻撃してこないので動きの遅い触手がログレスに追いつくことは無い。
さあ、突入だ。
ここに壁があれば2人とも衝突によるダメージで大ダメージか死に戻りだろう。
内部に詰まっているものが危険なものであれっても死に戻りの可能性は高い。
ログレスにしがみつき、その時へ備える。
20141122:修正
・誤字を修正しました。