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121/202

―――121―――

「優君、明後日一緒に来るのはシンゲンさんとホウセンさんだけでいいかな?」

 

「うん、その2人だけだよ。もしかして不味かったかな?」

 

「いいえ、凛ちゃん達にも初めから数人呼ぶと言ってあるから問題無いわよ。それよりもレンさんは呼ばなかったの?」

 

 そうだよね。

 姉さんがそれを見逃しているはずがない。

 もしダメならば最初に言っているだろうからね。

 どちらかと言うと、呼ぶのを期待していたと思う。

 理由は知らないけどね。

 

「レンさんも誘ったのだけど忙しいみたいで」

 

「そうだよね~。まあ……」

 

 う~ん……予想がつかないな。

 何を楽しみにしているのか。

 まあ本当に大事なことならば、姉さんは無理にでも機会を作るのでそこまで大事ではないのだろう。

 

 

 

 ログイン!

 とりあえず、召喚から。

 イナバはラビット、ルビーはホーク、ログレスはパペットで。

 

 さて、今日はまずログの確認からだ。

 2日分のログ。

 予想ではイナバ達のレベルが結構上がっているはずなのだけど、どうかな?

 

 まずは一昨日から。

 

 <<従魔:イナバのレベルが上昇しました>>

 <<従魔:ルビーのレベルが上昇しました>>

 <<種族レベルが上昇しました。ステータスポイントを1取得しました。スキルポイントを1取得しました>>

 <<魔法銃のスキルレベルが上昇しました>>

 <<MP強化のスキルレベルが上昇しました>>

 <<魔力強化のスキルレベルが上昇しました>>

 <<器用さ強化のスキルレベルが上昇しました>>

 <<鑑定のスキルレベルが上昇しました>>

 

 

 

 こちらが昨日。

 <<識別のスキルレベルが上昇しました>>

 <<従魔:ログレスのレベルが上昇しました>>

 <<知力強化のスキルレベルが上昇しました>>

 <<従魔:イナバのレベルが上昇しました>>

 <<従魔:ルビーのレベルが上昇しました>>

 <<従魔:ログレスのレベルが上昇しました>>

 <<従魔魔法のスキルレベルが上昇しました>>

 

 

 イナバ達3人のレベル上昇が多いかな。

 やはり高レベルの魔物を多く倒していたから経験値が多かったのだろうか?

 それにしても、僕のレベル上昇が遅い気がするのだけど……。

 まあ、頑張ろう。

 

 さて、知力に割り振るついでにステータスも確認しておこう。

 

 種族:ヒューマン Lv14

 名称:ユウ

 

 筋力 :15+2

 生命力:15+2

 器用さ;16+6(24)

 素早さ:15+2

 魔力 :18+6(26)

 精神力:15+2

 知力 :22+10

 残  :2

 

 メインスキル:+3

 魔法銃:14、支援魔法:10、従魔魔法:16

 

 サブスキル:+3

 MP強化:14、魔力強化:14、器用さ強化:14、鑑定:9、識別:9

 控えスキル:

 付与術:1、知力強化:14

 

 加護:

 神のギフト・従魔魔法、神のギフト・支援魔法、神のギフト・魔法銃

 

 称号:

 勝利の女神

 

 所有スキルポイント:14

 

 

 

 おや?

 どうやら2レベル上がっているみたいだ。

 ……3日前か!

 そういえば、ログ取り忘れてたんだった。

 運営さん、自動ログ保存機能、切実に待っているよ?

 

 さて、これならば僕のレベル上昇はそんなに遅くないのかな。

 良かった。

 

 スキルの方もなかなか順調にレベルが上がっているようだ。

 支援魔法と鑑定、識別が遅いのが少し気になるけどね!

 まあ、使用頻度を考えると仕方ないのかな?

 いや、支援魔法は仕方が無いにしても、鑑定と識別はもうちょっと頑張ろう。

 

 

 

 さて、次はイナバ達です!

 

 ◇名称

 イナバ

 ◇レベル

 15

 ◇性別

 女性型

 ◇ステータス補正

 筋力 :0

 生命力:0

 器用さ:0

 素早さ:4

 魔力 :0

 精神力:0

 知力 :15+2

 ◇加護

 ユウの加護・知力強化

 

 ◇名称

 ルビー

 ◇レベル

 15

 ◇性別

 女性型

 ◇ステータス補正

 筋力 :6

 生命力:0

 器用さ:0

 素早さ:8

 魔力 :0

 精神力:0

 知力 :5+2

 ◇加護

 ユウの加護・知力強化

 

 ◇名称

 ログレス

 ◇レベル

 14

 ◇性別

 男性型

 ◇ステータス補正

 筋力 :0

 生命力:0

 器用さ:0

 素早さ:0

 魔力 :13

 精神力:0

 知力 :5+2

 ◇加護

 ユウの加護・知力強化

 

 

 

 イナバとログレスはいつも通りです。

 ルビーもこれはいつも通りと言ってもよさそうかな?

 ウルフ系が凄く似合いそうなステータスです。

 

 それにしても、ログレスにもレベルが追い付かれてしまったよ。

 もしかして、従魔はレベルが上がりやすいのだろうか?

 それとも、僕の方に問題があるのかな?

 謎だよ!

 

 

 

 さて、確認も終わったので早速北の神殿から東へ向かおう!

 始めていくエリア、楽しみだ!

 

 

 

 目の前に広がるのは、広大な海。

 足元は砂で埋め尽くされている。

 そう、海です!

 

 どうやら岩場などもあるみたいなのだけど、今はとりあえず目の前の海だ!

 海の魔物、早く戦いたいです!

 道中の草原はウルフとラビットだけだったので、少し不満だったのです!

 

 そういえば、3人とも海は初めてなのかな?

 いや、それどころか水中が初めてなのか。

 イナバは寄って引いてする波にギリギリ触れない位置を移動している。

 ルビーは少し離れた位置を飛びながら海を見ている。

 ログレスは波にランスを突き入れ、左右上下に振っていた。

 うんうん、性格が出ているね。

 ただ、ログレス。

 ランスまでだよ?

 体はダメだよ?

 

 

 

 さて、僕とルビーはいいとして、イナバとログレスはどうしようか?

 イナバは鮫が、ログレスは海水が怖いよ!

 鮫は確認されていないし、ランスも少し浸した程度では何ともないみたいだけど、怖いものは怖い。

 

 うん、ここは僕とルビーだけで海の魔物と戦おうか。

 そして、もし陸へ上がって来たならば2人にも参戦してもらおう。

 

 そうなると、まずは通常種から戦ってみようかな。

 事前に掲示板で名前は見ているけど、その他は見ないようにしていたのだ。

 かなり楽しみだよ。

 

 

 

 感知便利!

 まさか海の中まで感知できるとは……。

 ただ、感知を使える2人は海で戦闘できません。

 そうなると、ここに感知を使える魔物がいてくれると嬉しいな。

 

 さて、それは置いておいて、距離が遠すぎる。

 遠すぎて魔物の種類も分からないよ。

 やはり、海の外から魔法銃で撃つなんて楽なことはさせてくれないようだ。

 仕方が無い、海に入ろう。

 

 でも、その前にローブを脱いでおこう。

 どう考えても水を吸って動き難くなる。

 

 

 

「ひゃ!」

 

 準備運動を終えて、足をつけてみると予想以上に冷たいです!

 これは長時間は良くないのかな?

 まあ、とりあえず潜ろうか。

 

 

 

 驚いたよ!

 姉さんから聞いてはいたけど、海に体の半分程入った瞬間に服装が変わったよ!

 これは……水着?

 半袖Tシャツに短めの海パンなのかな。

 Tシャツの丈が少し長い気がするけど、気にならないレベルなのでまあいいかな。

 あと、色が白なのが良いね。

 

 それにしても、予想ではウェットスーツみたいなものになると思っていたのだけどな。

 まあ、海の中での服装に一度でも変化すれば、オプションからその服装を変更できるみたいなので、この服装が動き難ければ変更すればいいかな?

 ただ、変更先の服装は自分で用意する必要があるみたいだけどね。

 まあ、これならば十分動けそうなので問題無いかな。

 

 

 

 うん、動ける動ける。

 ただ、やはり海の中では地上の様には動けないな。

 これは……少し水中行動の練習をしてから挑もうかな。

 流石にこのままでは不味いだろうからね。

 

 それにしても、透明で綺麗な海だな。

 外からでも透明だと思っていたけど、実際に潜ってみるとさらに実感できるよ。

 魔物では無い小さな魚等が泳いでいる様子も良く見える。

 確かに、この海ならば1日中遊んでいてもいいかもしれないな。

 まあ、遊ぶのは明日だ。

 今日は戦闘を楽しもう!

 

 

 

 少し練習をしてみたけど、やはり動きづらいな。

 これであの魔物を倒すことができるか若干不安だけど、挑むしかないかな。

 一応一番弱い魔物を探してもらっているからね。

 あれに負ける様では魔石の収集もできないだろう。

 よし、行くぞ!

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