エピローグ
唇が触れた後、美月が目を開けて心配そうに言った。
「……嫌だった?」
どうやら仕方ないと言う言葉のせいで嫌々やったと心配しているようだ。
俺は美月に顔を近づけて
「俺も頑張ったから褒美が欲しいな、美月と同じやつ」
美月は耳まで真っ赤にしながら俺に顔を近づけてきた。
終
あとがき(文字数が足りないのでこちらで)
この作品に出ている二匹の妖怪、どちらも本当に伝えられている妖怪を元にしています。
琴花は皆さんもよく知っている
猫又です。
もう一方、ぺんたちころおやしはそのままの名前です。
アイヌに伝わる妖怪で
名前は松明をかざすお化けを意味しています。
夜中に松明を持ってし、様々な人に怪をなすといわれています。
正体はカラス、正確にはワタリガラスです。
このシリーズはまだ続けれるような終わり方にしちゃいました。
なので琴花に「でも一応気をつけておくんだニャ」と言わせて見たり(笑)
では出来ればこのシリーズで、更には違う作品でお会い出来たら
(てか読んでください)
感想など貰えると凄く嬉しいです。
ではまた。
takirenn




