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クソガキダンジョン奔走記  作者: 酒粕小僧
チームD-アニマルズ結成

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D-アニマルズ結成

 聖蘭(セイラ)はミツルギとの戦いに勝利し、燐に代わり『深淵の樹海』の攻略に参加すると宣言した。


「はっ・・・・・・あれっ?」


 奏は聖蘭(セイラ)とミツルギとの戦いが終わると休憩室のソファの上で目を覚ます。


「あ、やっと目を覚ました」


 潤は奏が目を覚ました事に気付く。


「まったく、何なのよ!気付いたら吹っ飛ばされてるんだもん!意味が分からないんだけど!」


 奏は聖蘭(セイラ)に吹っ飛ばされたところまでは憶えていた。


「まったくはこっちの台詞なんだけどね。これに懲りたら喧嘩を売る相手は選ぶ事だね。僕や真那華はまだ優しい方だけど聖蘭(セイラ)は噛み付いて来る相手には容赦ないから」


「手を出すと噛み付いて来る辺りが正に狂犬ね。何なのアレは、一瞬で奏の【イリュージョン】を避けた上で後ろをとって来るのは反則でしょ。チート過ぎるって」


「僕は見えてたけど、確かにあそこまで速いと常人に対応は難しいよね」


 潤は聖蘭(セイラ)の動きが見えていた。


「アレが見えるなんて、潤ちゃんもつくづくとんでもないよね」


「うん、でも見えるのと相手が出来るかは別問題なんだよね。でも、お姉ちゃんが聖蘭(セイラ)を推薦した理由が何となく分かったんだよね」


 潤は燐が聖蘭(セイラ)を推薦した理由は特に考えてなかったが、その理由を理解する。


「それは燐ちゃんが任せるに足る理由なの?」


「充分だね。お姉ちゃんもそうだけどこの二人、超攻撃型のアタッカーで防ぐって考えが頭から抜けてるんだよね。回避やカウンターで攻撃チャンスを作るってスタイルだからね。正に攻撃こそ最大の防御を体現したスタイルだからかな。通ずるものがあるんだと思うよ。それに実は前から真那華が言ってたんだよね」


「それは分かったけど、マナが何を言ってたのよ」


 奏は真那華が何を言ってたか気になった。


「一層のレアエネミーとなるボス『ウィザードウッドゴーレム』は実質、お姉ちゃんと真那華が戦う事になってたけどそもそも近付けないと勝負にならないと言ってたよ」


「マナは魔法を使えるじゃない」


「使えても時間で回復されちゃ意味ないからね。奏ちゃんの【除去魔法】が当てるのが困難、もしくは効かなかった場合、一定の安定した火力が欲しくなると近付けないと話しにならないと言ってた。その後、続けて言ったんだ。攻撃パターンが変わらないと仮定したなら、聖蘭(セイラ)くらいの手数の火力は欲しいってね。真那華の場合、多少なりとも魔法だから溜めが必要だけど聖蘭(セイラ)はトリガーを引くだけだからね」


 潤は聖蘭(セイラ)は三人の中でトップクラスの火力を出せる事を知っており、模擬戦をする際に真那華とは別の意味で警戒してるのである。


「真那華は確かに強いよでも、真那華はああ見えて、手堅く攻めるタイプで相手の弱点を突いたり、対策練ったりと性格の悪さが滲み出たようなやられたら嫌がるような事を仕掛けることを得意としてるからね。聖蘭(セイラ)は勝ち方にこだわるけど真那華は勝てればいいってタイプでこだわらないからなおさら厄介なんだよ」


 潤はそれで一度痛い目にあってるので真那華に対してはそういう隙を作らないようにしているが毎回、真那華にしてやられるのだ。


 真那華曰く、「隙は作るものじゃなくて引き出すものだよねー」ということで、様々な心理的な揺さ振りや演技によって引き出し、それを突くのが真那華のやり方で潤の前ではピンチを演出し、潤が勝ちを確信した心の一瞬空いた隙を撃つということをよくやっていた。


 最近では、聖蘭(セイラ)がそれに合わせて来るので手が付けられなくなっている。


「あの二人、正確も真逆で全く違うタイプなのに凄く息が合ってるんだよね。二人に僕は勝ちを確信するの早すぎじゃないかってよく注意されるんだよね。真那華はまだ分かるよ。でも、同じような負け方してる聖蘭(セイラ)には言われたくなかったかな」


 潤と同様に聖蘭(セイラ)は真那華の煽りに耐えられなくなった時の心理的な隙を突かれやられているのである。


「奏はヒーラーだから、模擬戦はやったことないんだよね」


「奏って、東京の学校なんだよね」


「そうだよ。でも、来月からこっちの杜乃宮学園に転入するけどね」


 奏は既に転入への手続きを済ませており、来月から杜乃宮学園へ転入することになっている。


「どうしてそうなったの!?」


「奏、パパとママと折り合いが取れなくて学校の寮に入ってたんだけど、それなら師匠が近くにいる杜乃宮学園でいいかなと思った事と去年おじいちゃん亡くなってお婆ちゃん寂しくないかなと思ったからお婆ちゃんの家に住みたかったからかな。まぁ、一番は近くに住むパパとママが医大に入れとウザいからだね」


 奏はいまだに看護婦か医者になれと言って来る両親が五月蝿いので、祖母の近くに引っ越したいとは前々から思っていたのである。


「確かに【回復魔術】は『大災害』以降、医療や介護では引っ張りだこになるほどのスキルでいまだにその影響が根強いからね。ご両親の気持ちも分からなくはないかなぁ」


「それは奏も分かってる。でも、それはスキルで人生選ばされてるみたいで奏は気に入らないから嫌なんだよね。奏はダンジョン配信者兼バフ系アイドルを目指すって決めたんだよ。誰が何と言おうとこれだけは曲げるつもりはないんだからね」


 奏は両親の考えを理解した上でその考え方を否定しているのであり、自分の道が茨の道なのは分かった上で選んだのである。


「なるほど、真那華が気に入るわけだよ」


「どういうことよ」


 奏は真那華に気に入られてる理由が身に覚えがない。


「真那華は不屈の精神を持ってる人が大好きだからね。そういう意味では君も相当だと思うよ」


「そう言われても分からないけど、奏はスキルが人生を選ばせるという生き方が嫌いなだけよ。それは人の可能性を奪う事と一緒だからね!でも、奏のパパとママはそれは我儘だと言ったの!だから、奏はその我儘を通すことにしただけだよ!」


 奏は人の可能性とは自由であるべきという考え方が両親は理解を示すどころか否定的なのである。


「いいねー、かっこいいねー、我儘にしては凄く筋が通ってるよね。聖蘭(セイラ)ちゃんはどう思う?」


「さあね、でもただの考えなしの馬鹿にしてはまともな考えだと思うわ。私だってスキルで人生選ばれるなんて真っ平ごめんだもの。それに関しては完全に合意ね」


 その奏の台詞を真那華と聖蘭(セイラ)は聞いていた。


「マナ!セイラ!!い、一体どこから!?」


「ん?転入の話し辺りからかなぁ」


「潤とは仲が良さそうだし、邪魔しちゃ悪いと思ったから二人で様子を見る事にしたわ」


 真那華と聖蘭(セイラ)は少し前辺りから話しを聞いていた。


「それより、ウチの学校に転入するって本当!」


「近い!近いから!!」


 真那華は奏と距離を詰める。


「・・・・・・そうよ。師匠から、まだ教えてもらう事もあるからね」


「だからって、転入までする?」


 真那華は当然の疑問を投げかける。


「それもあるけどお婆ちゃんのところから通えるからね」


 奏の祖母は杜乃宮市の外に住んではいるが、奏にとって通えない距離ではないため、杜乃宮学園にしたのである。


「それに校則には飛んで通ってはいけないというのはないから問題ないよ」


「それは学校側が飛行系のスキルの存在を想定してないからということを理解してないでしょ」


 奏は校則の穴を突いた登校方法を考えていたが聖蘭(セイラ)はツッコミする。


「ウチでもその考えはなかったよ。天才かなー」


「なんで、問題児ってこういう事には頭が回るのよ」


 聖蘭(セイラ)は奏の問題発言に呆れるしかない。


「え?それウチも含まれてるの?」


「自覚があるなら少しは自重して欲しいんだけど・・・・・・」


「真那華はもっと常識から・・・・・・」


「それは潤、あなたもよ。隣のクラスだからとやかく言わないけど、あなたも窓から教室に入ってる事は聞いてるわ」


 潤も真那華と同様に窓から教室に入っているのである。


「それにあなたは窓枠を一度破壊したらしいじゃない」


「ついつい力が入ってしまってね。窓枠が弱過ぎるのがいけないよね」


 潤からは全く反省の色が窺えないのである。


「せめて、僕の扱う『緑鬼(オーガ)』くらいの硬さにして欲しいよね」


「それが、私のオーダーに入らないことを祈るわ」


 聖蘭(セイラ)はそんな理由で窓枠のオーダーが入った日には全ての材料を潤に持って来て貰おうと思っている。


「この三人の中で一番まともなのってセイラだったのね」


 奏は三人のやり取りを見てセイラが一番の常識枠だと考える。


「奏ちゃん、それは間違ってるかなー」


「そうだね。まともに見えるけど聖蘭(セイラ)は僕達の中で一番頭のネジが外れてるからね」


 二人は聖蘭(セイラ)をまともだとは思ったことはなく、獲物を見たら突っ込んで行く獣と変わらないのである。


「失礼なことをいう連中ね。ただダンジョン攻略は楽しいからついはっちゃけちゃうだけよ。真那華がハマる理由が分かるわ」


「聖蘭(セイラ)ちゃんはウチと目的が180°違うんだよね。ウチは純粋に力試しを兼ねた素材集めだけど聖蘭(セイラ)ちゃんは完全なレア堀りじゃん!一緒にしないで欲しいな」


 真那華は特にレア素材関係なくダンジョン攻略をするが聖蘭(セイラ)はレア素材を下調べした上でダンジョン攻略するのでそもそも目的が違うのである。


「マナの方が物欲まみれだと思ってたけどセイラの方が物欲まみれなのが意外なんだけど」


 奏は真那華の方がレア素材に固執するタイプだと思っていた。


「真那華は勝つための準備の為にレア素材を要求はするけど、聖蘭(セイラ)はレア素材なら見境ないからね。日に日に酷くなっていてもう手の施しようがないから真那華は諦めたね」


 潤は遠い目をしながら奏に告げる。


「それはそうと奏ちゃん、転入するならウチのチームに入らない?」


 真那華は奏を自分のチームに勧誘する。


「ふーん、奏はそこの二人が良いなら良いよ。マナとは色々と気が合いそうだし、でもそこの二人が特にセイラが賛成するとは思えないけど?」


 奏は残りの二人の合意があれば構わないが聖蘭(セイラ)の合意が得られるとは思っていない。


「確かに僕としては僕の負担が減るからぜひ入って欲しいけど・・・・・・」


 潤も聖蘭(セイラ)がどう出るか分からなかった。


「まったく、今更問題児が二人から三人になるだけでしょ。そんなの増えたうちに入らないわよ。私は一向に構わないわ」


 聖蘭(セイラ)は奏のチーム加入に同意する。


「そういえば、入るのはいいけどチーム名とか決まってるの?」


「それ、私も前々から聞こうとしてたのよね」


 奏と聖蘭(セイラ)はチーム名のことが気になっていた。


「決まってないよ。ウチ一人で決めたらそれはチームの名前じゃないからね」


「まさか、ヒーラーまで揃うのを待ってたの?」


「うん、そうだよ」


 真那華はヒーラーが揃うのを待っており、あえて付けていなかったのである。


「とりあえずウチの案はこの三つだね」


 真那華は聖蘭(セイラ)にチーム名候補を書いた紙を渡す。


「・・・・・・」


 聖蘭《セイラ》はその紙を一瞥すると何も言わず破り捨てる。


「聖蘭(セイラ)ちゃん、流石にそれは無いよね!」


「真那華って本当に『モンマジ』が好きなのは分かってるけど、なんで曲のタイトルをチーム名にしたがるのよ!ガンダーラって一体私達は何を目指しているの?悟り?」


「師匠から聞いてるけどマナって本当に『モンマジ』が好きなんだね」


 聖蘭(セイラ)と奏はあまりの真那華の『モンマジ』好きに呆れている。


「ウチにとっては地元の英雄的なバンドだよ。兄ぃとよく聞いてたなー」


 真那華にとってはかけがえのない思い出である。


「それは分かったけど、これはオリジナリティがないからボツね。次は?」


「マッスルビルダーズなんて最高のセンスじゃない?」


 潤は自信たっぷりにチーム名を発表する。


「あなたに聞いたのが、そもそもの間違いだったわ。このチームの筋肉要素はあなただけよ」


 聖蘭(セイラ)はそもそも潤に聞いたらこうなることは分かりきっていた。


「マナは人のことを動物扱いするくせに自分は猿だと認めてるからいっそ開き直ってアニマルズで良くない?」


 奏は真那華が聖蘭(セイラ)を犬、潤を亀、自分を鳥扱いし真那華自身ですら猿を公認してるのでそのチーム名を考えた。


「今の二人よりはまともだから、採用ね。犬なのは認めたくないけど」


「確かに良い案だけどインパクトに欠けるよね。ダンジョンを駆ける動物達ということでダンジョン・アニマルズ、略してD-アニマルズっていいんじゃないかなー」


 聖蘭(セイラ)が奏の案を採用しようとすると真那華がアレンジを加える。


「まぁ、最初の案より全然ありね。私はこれでいいけど亀さんと鳥さんはどうかしら?」


「僕は完全に亀だと認めたわけじゃないんだからね。でも、禍津玄龍の事も含めて言ってるなら間違いじゃないかな。僕は構わないよ」


「奏は鳥じゃなくて天使なんだけどこの際、言い出しっぺは奏なんだし気にしても仕方ないよね。奏もそれでいいよ」


 二人の合意によりチーム名が『D-アニマルズ』決定するのだった。



匿名の猿4:やっぱり、剣聖以前より強くなってるな。

匿名の猿1:それはセイラちゃんも一緒だ。スロー再生してやっと何をしてたか分かったぞ。

匿名の猿4:空中だけじゃなく陸上でも人間の動きをやめ始めてるからな。

匿名の猿3:アレって剣聖の【超反射】があるからやっと反応できてんだろ。それがないとどう相手すればいいんだよ。

匿名の猿1:でも、一番驚いたのは剣聖が【影踏み】を持っていたことだよな。

匿名の猿4:あのスキルは条件さえ揃えば最強の一角に入るスキルだからな。

匿名の猿3:結構有名なスキルだからな。決まれば相手を完封できるんだろ。でも、その条件が中々にシビアなんだよな。

匿名希望6:基本的にタイマンでしか使えないし、影の多い所だと使いにくく、実力差が大きいとそもそも効かないで有名だもんねー

匿名の猿3:たまに来ると思うとこれだよ。

匿名希望6:いやいや、僕も見てたけどあのガンナー、セイラちゃんだっけ?アレ本当に本職は鍛治屋さんなの?アクティブ過ぎない?

匿名の猿1:セイラちゃんはガンナーじゃなく猟犬(ハウンド)だ一緒にするな。それに鍛冶屋が強くて何が悪いんだ!

匿名希望6:熱量強くない?

匿名の猿4:そいつ、武器を作ってもらったことでセイラちゃんのガチファンになった悲しき生き物なんだ。

匿名希望6:うん、知ってるよ。実際に立ち会ったからね。でも、アレで彼女の全てを知った気でいるなら浅いかな。燐や葵、ギルマスが認めるのが分かったよ。彼女は黒鉄燐以来の化け物だったね。彼女の実力なら実績があればすぐにでもS級入りするだろうね。

匿名の猿3:え?アレで本気じゃなかったの?

匿名希望6:僕が立ち会った時は僕の他に前衛のアタッカーとタンクがいたからね。真っ先に僕の方に向かって来た時は葵がいたとしてもビビったね。

匿名の猿4:一対三!?いくらなんでもそれは

匿名希望6:僕達も何馬鹿なこと言ってんだと模擬戦前は思ったよ。葵から模擬戦前に油断するなと言われたけど実際に戦うまで意味が分からなかったよ。でも、対峙して分かったね。僕は彼女の前で何も出来ずに倒されたというより何もさせてもらえなかった事を理解したよ。

匿名の猿3:え?でも、タンクの葵さんいたんでしょ。

匿名希望6:当然、葵はセイラちゃんの前にたちふさがったよ。でも、抜き去るのは一瞬だった。左右に分裂したと思ったら葵の頭上を飛び越えて突破した。訳が分からなくて頭がどうにかなりそうだったよ。後で映像を見せてもらったけど彼女は加速と減速と停止を上手く切り替えて左右に移動して、葵を撹乱して頭上を飛び越えてたよ。その後の記憶は当然ないんだよね。ちなみに録画用に使ってたカメラ、ハイスピードカメラだからね。

匿名の猿4:スローでやっと動きが追える程度だからな。

匿名希望6:しかも、あの時はあのグローブもしてなかったよ。でも、その時から既にあの際どい装備はしていたけどね。

匿名の猿3:アレにはセイラちゃんのファンは歓喜してたな。

匿名の猿1:むしろ、ファンが増えただろ。

匿名の猿4:俺は潤ちゃん派だから、それは分からん。

匿名希望6:あ、やっぱり気付いてないんだね。

匿名の猿3:何がだ?

匿名希望6:あのスーツの素材のことだけど?

匿名の猿4:あのシルバーグレーのスーツの生地だろ。

匿名の猿3:染色してるから分からないな。

匿名希望6:いや、実はアレ染色してないんだよね。元々は白金色なんだけど精錬を繰り返すとあの色になるんだよ。僕もその話しを聞いて初めて知ったよ。

匿名の猿4:元々が白金色、まさかアラクネか!

匿名の猿3:危険A級指定のレアエネミーじゃないか!

匿名希望6:そう、あのS級指定には入らないけど限りなくSに近いA級指定をシルバーグレーになるほど精錬するために何度も戦ってるんだよ。たった三人でどうこうできるわけないよね。


 アラクネはダンジョンの素材で作った傀儡人形を複数体同時に戦闘になり、放つ糸も頑丈なので捕まったら外すのは困難を極め外してる間に傀儡人形にやられるという危険な怪物なのである。


匿名の猿1:ただでさえ丈夫なアラクネの糸を精錬するとどこまで丈夫になるんだ?

匿名希望6:少なくとも、ドラゴライト級の素材くらいはないとまともに傷はつけられないんじゃないかなぁ。でも、【錬成鍛治】の守備範囲外だから多少は劣化するとも言ってたね。

匿名の猿3:それを聞いて安心したよ。

匿名の猿4:それでも装備としては充分優秀だがな。

匿名希望6:まぁ、あの実力なら充分、燐の分も活躍してくれそうだね。良かった良かった。


 潜行者匿名チャットの匿名希望6は配信の様子から充分燐の分も活躍してくれそうで安心していた。

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