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グロワール・アンデッド物語  作者: アクドニアデフジム
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第6話 死者の森の崖底

さて、主人公と蜥蜴の怪物が落ちている最中に始まるよ。


第6話



:場所:死者の森内の崖底:主人公視点:




さて、現在進行形で蜥蜴の怪物と共に崖から落ちていく真っ最中です。しかも

かなり深かったようで、地面に到着したらまず予想ですが蜥蜴の怪物は瀕死に

なるのは確実だと思われます多分。


(あー思ったより深いなこの崖、ざっと見で深さ60mはあるかな?多分衝撃で

自分自身も気絶・・・)


と自分は気絶と言う言葉を思い浮かべた瞬間強烈な衝撃が全身身体に響き、

うっかりと蜥蜴の怪物の頭部分を掴んでいた手を離してしまい、結果空中へと

投げ出される形となり、自分の視界に映ったのは蜥蜴の怪物が大地衝突し跳ね

返る瞬間と自分が落ちるであろう地面だった。


「グヘハァ!?」


自分は行き良いよく地面へと落下し跳ね返り、再度地面へと落下し、ゴロゴロ

と行き良いよく転がって行き、近くにあった岩に思い切り衝突して停止する。

自分は落下した衝撃での痛みと流れ出る血の痛みに思わず自分は苦虫を噛み

潰したような表情になる。だが自分はそれを我慢し痛みを抑えながら無理あり

立ち上がる。


(・・・身体の色んな箇所が痛いが、今は蜥蜴の怪物どうなって居るのか

確認しないと、もし立ち上がる兆しがあるなら急いでここから逃げないと

いけないし)


と自分はそう考えた後、痛みに耐えながら蜥蜴の怪物の状態を確かめる為に、

蜥蜴の怪物が落ちた場所と思われる方向に視線を向けて確認して見るとそこ

には、陥没した地面の上で、血を流しながら気絶している蜥蜴の怪物の姿が

そこにあった。


(あーどうやら崖から地面へと落ちた時の衝撃で気絶してくれているようで

安心したしかも血も流してくれてる。だけど、致命傷になるほどのダメージ

を受けて居ない事は予想外だ、このままだといつか気絶から目覚めて襲い掛

かって来るだろう。だけどなぁー逃げようにも、この絶壁とも言える崖せいで

逃げ道がない、疲労を感じない身体とは言え流石に身体の色んな個所が痛む、

どうにも落ちた時の衝撃で身体の一部の骨にひびが出来てしまったようだし。

・・・困ったどうしたら良いか)


と自分はそこまで考えた時ふっと思い付く(そうだ、気絶している内に屠れば

良いんだ!)と。そこまで考えた自分は落ちた時も手から離さずに持っていた

氷結の刺剣を杖代わりにしながら蜥蜴の怪物の顔の辺りまで歩いて来たところ

で自分は杖代わりにしていた氷結の刺剣を鞘から抜き、両手で強く握り絞めた

後、自分は蜥蜴の怪物の眼球にめがけて深々と突き刺す。何故眼球を突き刺し

たのか、その理由は視界の潰す事と氷結の刺剣から放たれている冷気を利用に

よる脳と血管の凍り付けの為である。その目論見が効果が出たのだろうか蜥蜴

の怪物は身体を動かそうとするが思うように動けずに似る、このまま数十秒

刺したままにしていれば蜥蜴の怪物の眼球部と脳の一部を完全に凍り付かせる

だろう。


(よし、予想道理に蜥蜴の怪物の眼球は完全に凍り付いているな、あとは

もう片方の眼球も串刺しにして凍り付かせれば倒せるはず)


そう確信した自分は蜥蜴の怪物の眼球に突き刺している氷結の刺剣を上下に揺ら

しながら抜き、反対側へと足を引きずりながら移動し再度眼球目掛けて突き刺す。

眼球から血が飛び散り服や顔にかかるが、気にせずに深々と刺していく、そして

しばらく時間が経過したころで、呻き声を上げていた蜥蜴の怪物の動きは完全に

止まる、自分は一応確認の為に軽く蹴ってみるがまるで反応がない、つまり

蜥蜴の怪物は完全に死亡したのだ。


「オ、オワッタアアア、倒シタゾ糞ッタレエエ!!」


と自分は蜥蜴の怪物が完全に死亡した事を確信した瞬間湧き出て来る嬉しさの

余り自分は雄たけびを上げて喜んだ後、自分は大の字でその場の地面に倒れる。


(・・・目の前に崖が見えた時には一瞬もうダメかと思ったけど、何とか諦めず

に地形を生かして蜥蜴の怪物を倒すことが出来た、本当に何とかなったぁ)


とそう思いながら自分は大の字で倒れたまま空を眺める。今自分の視界に映る

空の色は夕焼け、つまり今の時間帯は夜になる前の辺りであり、夜行性の生き物

が活発に行動しだす少し前の段階だと認識する。


(空の色からして夕方だから、そろそろ不気味な森に住む夜行性の生き物が活発

に動き出す頃だろうな、つまり暗くなった森で一人で歩くなんて無理だな、何せ

こんな怪物が居るような森だし、絶対に他にも危険な生き物が居るはず!)


そう考えた自分は丁度崖底に居るのでここで一夜を過ごすことに決める。


(よし、そうと決まれば、暗くなる前に先ほど倒した蜥蜴の怪物の鱗や牙に爪に

エリマキなどを採取しておこう、何かに利用できるかも知れないし)


そう考えた時自分は地面から立ち上がり、蜥蜴の怪物から解体採取を試みてみる。


(とりあえず最初は牙から採取しようかな、だって手で届く位置だし)


そう考えた自分は手始めに蜥蜴の怪物の牙を両手で掴み、全力で引っ張ってみる

と蜥蜴の怪物の牙は落下した時に歪んでいて抜けかけだったのだろう、自分は

予想より簡単に牙が抜けてしまい、自分は抜いた行き良いのまま地面に後頭部を

叩きつけてしまう。


「イタタタタ、意外ト簡単ニ抜ケタナ、少シ驚イタ」


と自分は痛む箇所を手で抑えながら、少女の裏声のような声でそう言った。


(しかし、今更だけどこの声どうにかならないかな少女感あるのは仕方ない身体

が少女なんだから、だがこの裏声感がなぁ)


と今更ながら自分自身の声に不満を持つ。だがすぐに気持ちを切り替えて解体

採取に取り掛かる。


(とりあえずは、あと7本ほど牙を抜いたら、刺しっぱなしの氷結の刺剣を使って

鱗を数十枚採取して、最後は前足一本ほど採取しようかな)


そう考えながら自分は黙々と蜥蜴の怪物を解体採取を再開したのであった。





と言ったところでここまで。何故主人公に解体作業をさてたのかは、色々させる予定なのでとしか。

とにかく次回はまたの来週です。

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