第3話 新たな肉体は灰色髪の少女
こんな小説に評価やブックマークありがとうございます。続ける活力になって大変うれしい所存です。
では三十間地かのおっさんがどうなるのかどうぞー。
第3話
:場所:死者の森:主人公視点:
暖かい光が自分を照らし、暗き意識の中で眠っていた意識を目覚めへと
誘われ、自分は暗き意識から目を覚ます。
(うぁ、うーむ、ここはどこだ・・・確か自分はあの空間で・・・)
と放浪とした意識の中、あの空間で起きた事を思い浮かべる。
(自分はあの奇妙な人型に腕を掴まれて、それから・・・腕が吸収され
始めて、暗い意識になる前に何か貴公とか魂とか森と聞こえてきてから
意識が無くなったんだよな)
と自分は思い浮かべる内にあの空間で起きた出来事を思い出していく。
(思いだしけど、一体何だっただあの空間、意味不明なことが起き過ぎて
訳が分からないし、とにかく自分の居場所を把握しよう)
と自分はあの空間での出来事について横に置きつつ、今どこに居るのか
意識をはっきりとさせて周りを見渡す。自分の視界に広がる景色は薄暗い
森が広がる景色だった、一応頭上を見て見ると森の木々がまるで自分が
居るこの周辺を避けるように開けており、そこから太陽の光が自分を照ら
しているようである。
(・・・あぁー、ここはどこだ?、何でこの森、こんなにも薄気味悪いの
だろうか)
と自分は何故自分がこんなところに居るのか訳が分からず困惑する。そして
ふと自分は思いだす。
(そうだ!?、自分の身体今どうなっているんだ!、通り魔に刺されたり
切られたりしたはずなのだが)
と自分は思い、自身の身体を見るが血や切られた跡や刺された跡も無かった
が明らかに自分の身体がおかしかった、そう何故こんなに手や足や胴体が
こんなにも小さいのかと。あと肌の色が異様に青白い事だろうか。
(は?、おかしい、傷跡がないのもおかしいが、それ以上に何故こんなにも
身体が縮んでいるんだ?明らかにあの奇妙な人型と同じ大きさじゃないか?
、しかも服装が白色のシャツと灰色の半ズボンになっていて、履いていたはず
の靴や靴下は無くなっていて今裸足だし・・・とりあえずは、今の自分がどう
なっているのか気になるし、どこかに鏡的な物がないか周辺を探さないとな)
と自分の身体があの奇妙な人型と同じくらいになっている事と自分の服装が
変わっている事に動揺しつつも、今の自分の姿を確認するために鏡のような
物がないか、周辺を探し始める。そしてふっと、木々の間にある草むらに
視線を移すと何かに反射した光が木々と草むらを照らしている場所を発見
する。
(うん?、何か光が何かに反射している?、もしかしたら鏡的な物があるの
かもしれない・・・よし、近づて見るか)
とそう思った自分は光の反射している物があるであろう草むらに近づき、
くまなく探してみると光を反射できるほど綺麗な断面がある黒色の岩石が
地面に落ちていた。自分は地面に落ちている黒色の岩石に手を伸ばして掴む
とそのまま持ち上げる。
(これが光を反射していた物か・・・なるほど、これだけ綺麗な断面で黒色
なら今の自分の姿を映せるかもしれない)
そう思った自分は黒色の岩石の断面に自分の顔が映るように合わせる。そこに
映し出された顔は。ぼさぼさとした、灰色に染まった長い髪。冷血でクールな
印象を抱くであろう、赤紫色の瞳をした鋭い目つき。左目の下には痛々しい
縦縫い傷の跡があり。そして何より一番印象に残るであろう、死者や亡者を
彷彿させる青白い肌をしており。全体的は整った容姿と言えるだろう。そんな
冷血感ある少女としか言いようのない顔が黒色の岩石の断面に映し出されていた。
(・・・これが自分?うん、ちょっと待ってね・・・そうだ、まだ決まった
わけがない、いくら何でもそんなことが起きるわけががあ)
と自分は黒色の岩石の断面に映し出せれた少女の顔を見て自分は動揺する。
(そう自分の容姿までなら良いが、性別とかが変わっているとかあり得ないが
ととりあえず確認をしよう)
そう考えた自分は自身の胸辺りを手で抑えてみると、手にやわらかい感触感じ
る。
(この手に感じる感触と胸から感じる何とも言えない感覚は、・・・性別が
本当に女に変わっているだと!?)
と余りの事実に自分は完全に放心状態となり固まる。そしてしばらく時間が
経過した後、ようやく放心状態から回復した自分は自身の身体色んな個所を
触って確認しこれが現実何だと完全に認識し再度黒色の岩石の断面に映る
自分の顔を見る。
(はぁ~、まぁー何故自分自身の身体が小女になっているのかは、これ以上
考えないで置こう。どうせ分からないし、それにしても何故こんなにも肌が
青白いんだ?まるで映画とかで出て来る心霊系のゾンビみたいな肌だけど、
しかも目の下には痛々しい縫い傷があるし)
と自分はそう思いつつ頬っぺたをつねってみたり、縫い傷を触ってみたりする
。そして思う、何故顔の頬っぺたはやわらかく感じるのに表面の肌の手触りが
乾燥した肌似た感じがしたのかと。
(うーん、これ以上考えても仕方がない、気分転換にこの辺り周辺の探索でも
してみるか)
と考えた自分は今まで起きた非現実的な物事を一旦忘れるべく、周辺の探索を
始めるのであった。
今回はここまでです。少女?へと転生してしまった主人公今後どうなるのかは次回楽しみにして、待っていてください。ではまた~。( 一一)>