第24話 真上より現れる八つの瞳
投稿です、ギリギリ書き終えました、いやここまで係るとは色々と怠けたのがいけないんですけどね・・・とりあえずどうぞ(;´∀`)ノ。
第24話
自分は空気が抜けるような音を響かせながら真上にて待ち構えて居た巨大な蜘蛛
に一目見た瞬間、瞼を大きく開いて巨大な蜘蛛を凝視し、口元は音が聞こえて
来るほど小刻みに震えていき、そして顔は酷く真っ青に染まって行った。何故
ここまで大げさで酷い表情になっているのかと言うと実は自分、途轍もない程の
一種の精神的病気ではないかと思う程の大の蜘蛛嫌いなのである。
「ギキャ、ギャギャアアアァァデタアアァァ!!??」
とまるで喉が潰れた少女のような声で盛大に悲鳴を上げながら自分は頭上にて
待ち構えて居た巨大な蜘蛛の噛みつきを間一髪でかわした後、物凄い反射速度で
で巨大な蜘蛛が降り立った場所から必死に離れた後、自分は恐怖感と嫌悪感に
満ちた瞳で巨大な蜘蛛の姿形を正確に認識してしまう。まず黄金色の八つの眼球
が並ぶ巨大な黒い頭胸部に、鋭く刃のような形状の黒き二本の腕が生えておりその
後ろには細長く伸びる黒い六本の足、そして巨大な黒い頭胸部の後ろ部分には
より巨大で黒と黄金の模様の球体状の腹部をが在る、そんな巨大で気色悪い蜘蛛
は巣へと侵入して来た獲物を狩る為にその八つの瞳に殺気を込めてこちらをじろり
と自分を睨んでいた。
(ふふふふざけるなぁ!!、何だよあの巨大な蜘蛛はぁ!ただでさえ小さな蜘蛛
を見ただけでも気色悪すぎて鳥肌が立ってやばいことになってしまうと言うのに
、あんな5mを越える程の巨大な蜘蛛とかマジで泣きたい!いや、違うな今にも
泣きそうで辛いです。しかも巨大な蜘蛛から出来るだけ遠くへと離れたいのに
身体が震えて上手く動けなぁいぃ!?)
と自分は前世からの大の蜘蛛嫌いが災いした結果、恐怖と悪寒によって発生して
しまう激しい震えによって自分自身の身体を思うように動けずに居るせいで余計
に恐怖と悪寒を感じてしまって、さらに思うように動けずになると言う悪循環に
なってしまう。そして獲物を狩らんとする野生の殺気を瞳より滲ませている
巨大な蜘蛛の方はこちらの状況など関係ないと示すように、黒く鋭い刃のような
形をした二本前足を構えてから振り上げた瞬間に先程まで居た場所から今自分が
居る場所へと力強く跳んで襲い掛かって来る。
「こっちに来るなぁ!!我が手が示す、敵を撃ち滅ぼせ!【マジック・ランス】」
と自分は跳びかかって来る巨大な蜘蛛に対して動揺しながらも咄嗟に手を向けて
構え終えた後、急いで『マジック・ランス』を詠唱し発動させると構えている
手の平の前方に青白い光の粒子が一か所に集まっていき大槍の形へと形成していく
と跳びかかって来る巨大な蜘蛛に目掛けて青白い光の大槍は光の粒子を噴射させ
ながら一直線に向かって飛んでいき、そして巨大な蜘蛛の真正面へと向かって
命中した瞬間に青白い光を輝かせながら半径50m程は在るであろう強烈な大爆発
が発生し容赦なく周辺に爆音と爆風が襲い掛かってくる。
「え、マジでどうなてってウギャアアァァ!?」
と自分は『マジック・ランス』が引き起こした大爆発と言う思わぬ事態に自分は
驚きの声を上げるがすぐに強烈な爆風が自分自身へと襲い掛かり地面から凡そ
10m以上は在るであろう高さまで吹き飛ばされて行き、そして自分は程なくして
荒れた街道の地面へと行き良いよく落下していき。
「うおっとあぶなぁ!!」
と自分はそう声に出しながら地面に衝突するギリギリの所で咄嗟に受け身を取って
綺麗に着地すると流れるような動作で前方がどうなっているのかを隈なく警戒しな
がら確認する。
(驚いた、まさか『マジック・ランス』気持ち悪い巨大な蜘蛛に命中させた瞬間に
大爆発するとは思わなかった、しかもそのせいで土煙と青白い煙が立ち昇っていて
あの巨大な蜘蛛がどうなったのか確認できない)
と自分は緊張し睨め付けるような表情をしながら立ち昇る土煙や青白い煙を警戒
しつつ確認していると突如として立ち昇る煙が切り裂かれて空気の斬撃と思われる
攻撃が自分が居る場所へと真っすぐに向かってくる。自分はこちらへと向かってくる
空気の斬撃に対して一瞬瞼を大きく開いて驚愕するがすぐに姿勢を低くし、ギリギリ
の所で回避し、発生源と思われる場所へと視線を向けるとそこには鋭い刃のような
黒い右腕を振り下ろした体勢でこちらを警戒するように睨んでいる巨大な蜘蛛が居た
、どうやら先ほどの空気の斬撃は巨大な蜘蛛があの鋭い刃のような黒い腕を自分に
目掛けて振り下ろして放って攻撃したのだろう。だがよくよく巨大な蜘蛛の身体を
見てみると先ほど自分が手加減なしで放った『マジック・ランス』によって鋭い刃
のような黒い左腕を粉々に吹き飛ばし、しかも巨大な蜘蛛の黒い頭胸部に大きな穴
のような傷が出来ており、間違いなくかなり深手を負わせたのではないだろうか。
(うええ、じっくり見たせいでなんか気持ち悪い、早く倒してここから一刻も早く
離れよう、多分ここから見た感じ重症ぽいからあと数発ほど『マジック・ランス』
を叩きこめば確実に息の根を止められるはず)
と自分はそう考えた後、巨大な蜘蛛がもう一度空気の斬撃を放って来る前に確実に
息の根を止めるべく、自分は巨大な蜘蛛向けて手の平を構えろと『マジック・ランス』
を唱え始める。
「ふぅー、我が手が示す、敵を撃ち打ち砕け!!【マジック・ランス×3】」
と自分は唱え終えると手の平を囲むように複雑な文字が刻まれた円状の陣が三つ
ほど出現するとそこより青白い光の大槍がそれぞれの陣より現れると一斉に
巨大な蜘蛛へと発射される。
(くっ、何となく魔道の同時詠唱を試して見たけど、かなり量の精神を消費して
しまって物凄く頭がズキズキと頭痛を感じて来て辛い、これはかなり使う場面を
考えて使用しないと行けないなこれは)
と自分は同時三回『マジック・ランス』発動終えた後、頭から響いて来る頭痛に
対して辛そうに片手で頭を押さえて我慢する。そして先ほど使用した同時詠唱は
魔道師が保有している段階によって同時に詠唱できる数が決まっており、現状の
ベルンは発動できる段階は第三位台魔道まで使用できるので三回ほど同じ魔道を
同時に発動することが出来るのである。
さて、先程三っの円状の陣より発射された青白い光の大槍は一直線に巨大な蜘蛛
の頭胸部へと向かって行く、そして巨大な蜘蛛は鋭い刃のような黒い右腕を大きく
真上へと上げると一気に振り下ろし先程放った空気の斬撃よりも巨大な空気の斬撃
を向かって青白い光の大槍へと向かって撃ち放つ。
「シュイウウウゥゥー」
と巨大な蜘蛛は不気味な切りなり声を上げている途中で三つの青白い光の大槍と
巨大な空気の斬撃は空中にて衝突し少し前の『マジック・ランス』の大爆発よりも
巨大爆発が発生し辺り一面が大量の土煙と青白い煙に覆われてしまい周辺の様子が
見えなくなってしまう。
「うげぇ、げふぉげふぉ(うーん煙が目に染みて周りがよく見えないけどこれだけ
視界が煙に覆われて居るなら多分巨大な蜘蛛もこちらを確認できなくなっている
だろうし、ここは一刻も早くここから逃げてしまう、無理に倒す理由とか全然無い
からね、それどころか速くあの気持ち悪い巨大な蜘蛛から遠くへと離れられるなら
それでいいし)」
と自分は煙にのせいで目が染みる中そう考えた後、急いでこの場所から走って西へと
逃走するのであった。
といったところでここまでです、今回は主人公がまともに戦える「混乱」ようになってようやく来たなあーと言った感じです。それでは次回お楽しみお待ちいただけるとありがたいです(;´∀`)>。




