第2話 奇妙な人型
今回短いです(;´∀`)
第2話
:場所:???の空間:主人公視点:
ふっと自分の意識が薄っすらと目覚め、そして思う。何故自分は生きて
いるのかを。
(一体どう言う事だ?確か自分は通り魔に刺されたり、切り裂かれたり
して、最後に見たのは血の池だったはず・・・おかしい、あれは死んだ
はずだよな?どう考えても)
と自分は未だにハッキリとしない意識を目覚めさせようとする。そして
自分は今どこに居るのか気になり、自分は周辺を確認するために辺りを
見渡してみる。視線の先に広がる光景は、まるで深夜の青空のように
蒼黒い景色が広がっており、より詳しく見て見ると辺りには黒い霧が
視線の先を隠すように立ち込めている。
(ここは・・・一体どこだ?あぁ・・・身体が妙に重いのは何でだ?)
と自分は何故か重く感じる身体を無理やり立たせてる。一体自分はどう
なったんだ。
(うーん、訳が分からない、この空間に立ち込める黒い霧は一体?もし
かしてここが生と死の狭間とかか?で、これから新たな命へと生まれ
変わるとか?・・・うーん、全然分からん、とりあえずはこの辺りを
歩いてみるか、もしかしたらこの空間から出られる入り口とかがある
かもしれないし)
と自分はそう考えた後、適当に少し重い足取りで歩き出し、進む。そして
歩き始めてから恐らく数時間ぐらい経過した頃、自分の視界内に青と紫
が混ざり合うことなく奇妙な模様を作り出し続ける、奇妙な水晶玉が宙
を浮いていた。
(うん?何だ、この奇妙な球体は?何故こんなものがぽつんと一つだけ
浮いているんだ?・・・うーん、とりあえず触って確かめてみるか)
と自分は奇妙な球体へと手を伸ばし掴もうとすると、突然奇妙な球体は
ゆっくりと形を変え始める。自分は驚き咄嗟に奇妙な球体から離れて
様子を眺めていると奇妙な球体は徐々にだか大きく形を変化させていき
、ものの数分で158㎝ほどの人型へと変わってしまう。
(え!?、どどう言う事だ?球体がゆっくりと動き始めたから離れて
様子を見ていたら子供サイズ?の人型になった、一体何がどうなって
いるんだ!?)
と自分は目の前で起きた光景に動揺し困惑する。そして子供サイズの
人型へと変わった奇妙な人型は頭を横に傾けて様子を見るような仕草を
する、一体何が目的なのか自分は動揺の中一定の距離を開けて警戒して
いると奇妙な人型は手と思われる部位を使って自分の腕を掴もうとして
くる。自分は警戒していたのですぐさま奇妙な人型から離れようとする
が身体が思うように動かない、まるで身体中に鉄の塊を縛り付けられた
かのように。
(な、何だ動きにくい!?なんで身体がこんなにも重いんだ!?これ
じゃあ!まともに動けない!?)
自分は突然襲い掛る重みのせいでまるで動けず、その結果奇妙な人型の
手が自分の腕を掴んだ瞬間、自分の身体が奇妙な人型の手にじわじわと
吸収され始めていく、自分は目の前で起きて居る非現実的な光景に混乱
し恐怖する。
どうなっているんだ!?この空間も目の前に居るこいつも一体なんだ
!?。
≪輪廻の輪へと加わった後、貴公の魂は死者の森へと導かれるでしょう≫
と混乱する中突如、奇妙な人型から頭に直接語り掛けるように言葉が
聞こえてきた後。自分の視界は暗くなっていき、そして意識も再び暗い
世界へと落ちて行く、そして完全に意識が暗くなる前に再度声が聞こえ
て来る。
≪それでは新たなる世界で貴公の魂に死が在らんことを≫
と頭の中に響いた後、今度こそ自分の意識は完全に暗くなっていったの
であった。
と言ったところでここまで、次回は来週なるかと思います溜めている量的に( 一一)、それではまた次回。






