第9話 1年と半年の成果
転生してから1年と半年が経った。
現在の俺の所持スキルはこのようになっている。
特殊【スキル所持枠アップ】(ランク上)
特殊【スキル所持枠アップ】(ランク中)
特殊【スキル所持枠アップ】(ランク中)
【攻撃アップ】(ランク中)
【攻撃アップ】(ランク中)
【攻撃アップ】(ランク中)
【スピードアップ】(ランク中)
【スピードアップ】(ランク中)
【スピードアップ】(ランク中)
【根性】
【獲得pアップ】(ランク極)
【視力強化】(ランク無し)
【観察眼】(ランク上)
【状態異常無効】(ランク極)
ちなみに、5つまでであったはずのスキル枠がこんなに増えている理由は、【スキル所持枠アップ】というスキルのお陰である。
特殊スキル【スキル所持枠アップ】
ランク中
〔条件〕
○ボスを100体以上倒した者のみ獲得可能。
〔効果〕
○獲得できるスキルの枠が3つ増える。
俺は、このスキルのために、絶対に三年以内に目標を達成する必要があったのだ。
ボスを100体も倒すことは容易ではない。いや、正確にいうなら、ボスを倒すこと自体はそこまで大変では無いのだ。1番大変なのは、冒険者同士の争いである。
ボスは、一度倒すと、再誕生まで1週間ほどかかる。そのため、ボスを倒してスキルポイントを得たい冒険者たちが、こぞって縄張り争いをするのだ。
ボスを倒すと、ほかの魔物を倒すのとは比べ物にならないくらいのスキルポイントを獲得できる。
ボスを自分の手で倒したいと願うことは当然といえる。
だからこそ、貸切のダンジョンというのは最高だ。どんなに無理をしてでも、この三年以内に、【スキル所持枠アップ】をランク極にもっていく必要がある。
ちなみにランク下だと、増えるのは2枠だ。
ランク上で4つ、ランク極で5つとなる。
つづいて、【観察眼】について。
通常スキル【観察眼】
ランク上
〔条件〕
○なし
〔効果〕
○認識した対象のステータスと所持スキルが分かる。
これを獲得してから、より安全に、より効率よく狩りを行うことが出来た。
また、【状態異常無効】を優先的にランク極にしたのには理由がある。
俺たちを殺す手段として、"毒"がすぐに浮かんだ。一瞬で何千回も殺すような強力な毒があったら流石のシズももたない。
また、洗脳系のスキルも弱点だ。せっかくどれだけ最強でも、操られたり意思を捻じ曲げられたらおしまいである。
だから、【状態異常無効】を最優先で強化した。
通常スキル【状態異常無効】
ランク極
〔条件〕
○無し
○毒、精神攻撃、麻痺など、状態異常と定義されるあらゆるものを無効にする。
ちなみにシズさんはというと、
スライム固有【合体】(ランク上)
スライム固有【合体】(ランク上)
スライム固有【合体】(ランク上)
スライム固有【収納】(ランク無し)
パートナー固有【HP共有】(ランク無し)
【HP アップ】(ランク上)
【HP アップ】(ランク上)
【HP アップ】(ランク上)
【防御アップ】(ランク上)
【防御アップ】(ランク上)
【防御アップ】(ランク上)
【HP自動回復】(ランク上)
【HP自動回復】(ランク上)
【HP自動回復】(ランク上)
【状態異常無効】(ランク極)
おっと、そういえば、ただの便利スキルも獲得させていた。とはいえ、戦闘でも役立つことは確かだ。【収納】というスキルである。これは、ただのスライムのみではなく、"スライム系"の魔物ならば獲得が可能なスキルだ。
スライム固有スキル【収納】
ランク無し
〔条件〕
○スライム系の魔物のみ獲得可能。
〔効果〕
○さまざまなものを取り込んで保存することが可能。ただし、生物は取り込み不可。容量は最大HPに比例して大きくなる。
要するに、最高のアイテムボックスみたいなものである。シズの最大HPはきっとすごいことになっているはずなので、容量がどれほどのものになるのか、計り知れない。
そして、、、。
もはや俺には、シズを倒す手段が浮かばない。俺がシズを全力で倒そうと努力したらギリギリ倒せる可能性がある、といった程度。
それほどにシズは強い。攻撃力は皆無だが、死なないという一点に関しては、シズに勝るものはいないだろう。
せっかく苦労してシズにダメージを与えても、【HP自動回復】によって回復されてしまう。
通常スキル【HP自動回復】
ランク上
〔条件〕
○1秒に一度、自動で発動。
〔効果〕
○HPを50回復する。(ただし最大HPを超えて回復することは出来ない)
ちなみに、ランク下では回復量が5、ランク中では15、ランク極では100となる。
さてと、情報は出揃った。一旦、シュミレーションタイムを行おう。