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攻撃・スピード特化の俺と、HP・防御特化の相棒 スライム。HP共有スキルで向かうところ敵無し。  作者: ミット
第1章 貸切ダンジョンでの三年間。〜最強への道筋〜
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第5話 〔パートナー契約〕

これで、第2段階に移ることが出来る。


俺は早速、向かった。散々蹴り飛ばし、倒し続けてきたスライムの元へ。スライムならどれでも良かった。


そして、[パートナー契約]を結んだ。




パートナー契約。それは、この世界では、地球でいうところの結婚式と同じくらい重要な出来事だ。


人間は、人生で一度だけ、1匹の魔物と[パートナー契約]を結ぶことができる。


その魔物に、名前を付けてやり、生涯一緒に過ごすパートナーとするのである。



貴族などの意識の高い人たちは、小さな頃から魔物の知識を教わり、どの魔物が自分に適しているのかを十分に吟味した上で、満を持して魔物ショップに買いにいく。


エンシェントドラゴンや、ゴールディックスライム、エンシェントエルフなど、強力で役に立つ魔物達がそこには売られている。



お金が無くて比較的貧しい家庭でさえ、パートナーを買うときだけは、貯金をはたいて奮発する。


だから、間違っても、、、、、どんなに間違っても、、、、、ただのスライムなどと〔パートナー契約〕を結ぶやつなんかいない。


スライムは、初期ステータスが最弱な上、獲得不可能なスキルが多数存在する。


ただのスライムなんかをパートナーにしていたら、笑い者にされる。いや、そんなものでは済まない。蔑まれ、差別の対象にもなり得る。



というのが世界の常識。


見事なまでにその常識を踏み倒し、あっさりとそこらへんにいたスライムと〔パートナー契約〕を済ませた俺は、いそいそと拠点に帰った。〔パートナー契約〕を行ったスライムを抱えて。



俺は頭がトチ狂ったのか。いや、そうではない。ちゃんと考えがあるのだ。


俺は知っている。ただのスライム。1番最弱のスライムにしか獲得できない特殊スキルの存在を。



スライム固有スキル【合体】ランク下

〔条件〕

○「スライム」のみ獲得可能

〔効果〕

○スライム一体を吸収し、ひとつの個体となることができる。

○二体まで合体可能。



これが、【合体】のランク下の効果。

ちなみにランク中では3体まで合体可能になり、ランク上では4体、ランク極では6体と合体できるようになる。


何の意味も無い効果に見えて、実はものすごい意味がある。それは、合体すればするほど、スキル獲得の枠が増えていくことだ。


スライムは、もともとひとつのスキルしか獲得できない。それは、スキルの枠がひとつしか無いからである。だが、ただのスライムだけが獲得できる【合体】を使えば、たくさんのスキルを所持できるようになる。


スキルの枠が多いことのメリットの大きさは、初期ステータスの低さを補って余りある。


だからこそ、俺はスライムをパートナーに選んだのだ。


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