第八話 『完璧に』
ここで、授業について少し報告しよう。
まず、1時間目の歴史。
これは緑さんとゼロが完璧だった。
「メイドになるために、勉強しましたから♪」
いや、まぁ何に関係あるのかと思うが。
当てられた問題は確実に答えられてたし。
(これくらい、余裕だ)
とゼロ。
他のメンバー。
唯羅とアイナさん、清さんは興味津々の顔で授業を聞いていた。
リナとアリアスは爆睡。
寝顔は可愛かった・・・っと。
2時間目体育。
ゼロ・唯羅・清さんがすごかった。
男子と女子は別のことをしていたが、それでも目立った。
男子はマラソン。
女子はバスケ。
ちなみに、この学校は今時珍しくブルマだ。
校長の趣味かもしれない。
そうだとしたら、学校生活で初めて校長に感謝する。
可愛すぎる。っつーか、萌え死ぬ。
これじゃぁ、2次元だぁなんだぁ言ってられなくなるような気がするな。
うはっ、体育最高!!!!!
まぁそれで、あの3人が同じチームだったみたいで。
見た限りでも、唯羅は4回。ゼロは3回。清さんは6回シュート決めていた。
たぶん全勝だな、ありゃぁ。
ちなみにアリアスはボールから逃げていた。
アイナさんは、自分からシュートすることはなく、パスとパスカットだけをしていた。
リナはがんばっていたものの、そんなに目立つことはしていなかった。
緑さんも、平均の少し上くらい。
最も印象的だったのが、ゼロだ。
自陣のゴールの下から、ジャンピングシュート。
ボールは綺麗な軌道を描き、一寸の違いもなくゴールへと。
先生生徒は当然、清さんと唯羅でさえもポカンとしていた。
当の本人は、涼しい顔をしていた。
どうやらゼロは自分からとることはなく、パスされたらシュートしていたらしい。
しかも、ずっと自分のゴールの下にいた。
3時間目は音楽。
ここではアイナさんリナ。
アリアスは、違う注目を集めていた。
今日は発表で、いきなりだったので心配だったが、そんな心配もおかまいなし。
音程もなにもかも完璧だった。
アイナさんは人を魅了する優しい声。
リナは人を惹きつける元気な声。
今度カラオケにでも誘ってみようと思う。
アリアスは、下手すぎる。
だけど、下手なりにがんばっているためなんか微笑ましい。
なんというか、萌え要素の塊だな、うん。
4時間目は数学1。
これはみんなできていた。
特に秀でていたのがゼロだ。
問題を出されたら即(0,2秒)で完璧に解いていた。
いやぁ、すごすぎる。
これじゃぁ、俺のトップ5入りもなくなりそうだな・・・・。
ってことで、午前の授業は終わり。
みんな結構頭がいいみたいだ。
んでも、異世界から来た連中は歴史はやっぱり苦手みたいだ。
そりゃぁ、知らない世界の歴史なんか分からなくて当然だがな。
っとうことで、俺もちゃんと勉強しなきゃな・・・・・・。
そして、昼休みがやってくる・・・。
今回の話は前回の続きです。
そして、次の話に続きます。
すみません、あまりにも長くなってしまって………
この作品は終りが全然見えませんね☆
そうでした
宣伝しておきます。
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タイトルは『死神見習い』です。
もう投稿してあるので見てください♪
ではではこれからも『おれかみ』をよろしくお願いします。