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第三話 『俺の正体』

「とりあえず、中に入るか・・・・」

「は〜〜〜〜ぃ♪」


門を開け(パスワード解除)、中へと入る。

「あー、広いからはぐれないようにしろよ」

無駄に広いため、門から玄関まで10分を要する。

そんなに複雑ではないといえ、一応な。



「お〜か〜え〜り〜〜」

家の中へ入ると、玄関に変なじいさんがいた。

白髪ロングに、白髭ロング。

白装束に大きな杖。

変人としか言いようの無いじいさん。


俺はとりあえずスルーし、玄関の脇にある受話器へと向かう。


え〜〜っと、あんまり使うこと無いから忘れちゃったなぁ〜〜〜〜。

あ、そうだ110番だ。


1、1、 0っと。

ボタンを押し、コールを待っていると急に聞こえなくなった。

「何やっとるかっ!!!!」

じいさんが回線を抜いていた。

「不法侵入。警察に電話しないと」


「天、一応言っとくがこのじいさんが我輩たちを助けてくれた、お前の親と名乗るじいさんなんだが」

唯羅が俺たちの間に入ってきて、言った。


「おまえかああああああああああああああああああああああああああああああ」

気がつけば、叫んでいた。

まぁしょうがないってことで。

「おまえとはなんじゃ、おまえとは」

涼しい顔で言い返してくるじいさん。


「うるせぇ!何もかも勝手に決めやがってぇ!!!!!!!!」

「いいではないか、よく見ぃ、美少女ばっかじゃろ」

「だからなんだああああああああああああああああ」


「わしは知ってるんだぞ、お前の部屋の倉庫のな」

「うわあああああああああああああああああああああああ」

もってますよ!悪いか!!

そりゃ、人に見られたlら引かれるようなゲームの一つや二つくらい持ってますよ。

一応高1っすから。自分、思春期っすから。

フラグ全制覇するくらいやり込みましたがなにか?


「・・・・分かったから。もうそこつっこまないで・・・・・」

「さて、どうしようかの」

このじじぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!


「っつーか、親ってどういうことだよ!意味わかんねぇよ!!」

「そんなに知りたいか?知りたいのか??」

「知りたいよ・・・・」

知りたいに決まっているだろう。


「そうか、では客間にでも行こうかの」


「分かった、お前らは適当にやっとけ」

「えーー、なにその投げやりな感じーー」

「うるせぇ、いいからどっかで遊んどけ。迷うなよ」

「む〜〜〜」

「ほら、アリアスちゃん。行きましょう?」

「む〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

「ボクと一緒に遊ぼうよ」

「む〜〜〜〜、しょうがないなぁ。分かった、遊ぼーー」

ナイス!

俺とじいさんは客間へと向かった。





「つまりは、じいさんは俺の親で、一回俺を捨てたと」

「うむ」

「じいさんは実は神で、俺を捨てたのは俺の顔が気に食わなかったからだと」

証拠をみせてみろ。といったらいきなり物を出したり、瞬間移動したりしてくれたわけである。

そりゃぁ信じるしかない。


「そうじゃ」

「んでそろそろ自分が死ぬから、子供に譲らなければいけない。しかし、俺以外の子供はいなかったから一度捨てたけども、譲ることにしたと」

「分かっておるではないか」

「ふざけんなあああああああああああああああああああああああああああああああああ」


「いきなり叫ぶではない。わし、死んじゃうぞ?そろそろ年じゃぞ??」

「うっせぇぇえええ!!!!!さっさと死ねやああああああああああああああ」

「ひどいひどい。せっかく産んでやったというのに」

「顔が気に食わないとかいう理由で捨てたのはどこのどいつだ!!!!!!!」

ちなみにこのじいさん、

俺の顔が自分より格好良くなりそうだったからとかいう理由で捨てたらしい。


「ここのわしじゃ♪」

「♪とか気持ち悪いんじゃボケええええええええええええええ」

「まぁ、落ち着くんじゃ。それで、当然神になるじゃろう?」

自信に満ち溢れた顔で問いかけてくる。


「その自信はどこから生まれてくるんだ。ぜってぇやらねぇ!!!!!!!」

「えーー、そりゃぁねぇぜ」

「うっせぇ!その喋り方、ヨボヨボのじいさんがやるとキモイだけじゃぁ!!!!!!!」

「うっさい!!!!やれやああああああああああああ」

「なんでそこで逆ギレ!?意味分かんねぇよ!!!!!!!」

「あんな可愛い子揃えてきたってのに、やれやガキンチョがあああああああ」

「だからなんでキレてんだよこのクソじじいいいいいいい!!!!!!それに誰も頼んどらんわぼけえええええええええええ」

「えーー、可愛いジャン。個性的ジャン。今時でいう萌えジャン」

「可愛いのは認めるさ!だけど、意味わかんねぇよ!!なんでいきなり俺んちに連れてきてんだよ!!!っつーか、その喋り方もキモイからやめろおおおおおお」

ふぅ・・・ふぅ・・・・・疲れる・・・・・・・・。


「まぁ、あれじゃ。わしじゃ向こうに飛ばせないから。神化した天ならできるかも知れんし、それに神になるには異性とキスをしなければならぬのじゃ」

向こうってのは、異世界のことか。


「ヨボヨボのじいさんがキスとか言うと、セクハラにしか聞こえねぇ。ってか、なにそれ。俺、神になること前提??」

「うむ。いいジャマイカ、可愛い子ばっかじゃし。まぁギャルゲとでも思って、どんどん攻略していくんじゃな」

じいさんは髭を手で撫でながら、そんなことを言いやがった。


「ギャルゲとか、神様が言う言葉じゃねぇだろ。っつーか、なんで知ってる」

「知ってるに決まってるじゃろう。まぁわしはエロゲレベルじゃがな。ギャルゲはとっくに卒業したわい」

ちなみに、ギャルゲは対象年齢15歳。

エロゲは対象年齢18歳ってな感じで覚えておこう。


「いやいや、はぇえよ。お前、どんだけ無視してんだよ。ってかこのエロじじい」

「男なんじゃから仕方ないじゃろう。お前だっていずれはわしみ」

「ぜってぇなんねぇ!!!!!」

「えーー、えーーー」

「だからキモイっつってんだろ。それに、俺は絶対神になんかなんねぇからな」

「大丈夫じゃ、いずれはなることになる」

「うっせぇ、さっさと失せろ。ここは俺の家だ」

「あぁ、厳密に言えばワシの家じゃ。ワシが宝くじを当ててやったのじゃからな」

・ ・・・どうりで。


「ってか、なんで捨てた子供にそこまでするんだよ」

「計画性が大事じゃぞ。こういうことになることを考えていたのじゃ」

「うっわーー、嘘っぽ。ってか、いいからどっかいけ」

「息子が冷たいよーー」

「黙れ、ってかでてけ。警察呼ぶぞ。いや、むしろ自衛隊呼ぶぞ」

「わかっとるわぃ。わしも忙しいしな。では、さらばじゃ」

そう言った瞬間、じいさんの体が消えた。

まぁ、瞬間移動でもしたのであろう。


っつーか、神か・・・・・。

あんなこと言ったが、実は興味があったりする。


まぁいいか、なるようになれ。


適当に決めて、自分の部屋に行く。





さて、今話は親や主人公の正体を明かし、今後のストーリーをわかりやすくしていくための話です


それにしても、神様がすごいこといってますね

言わせてるんですけど

それにしても、バチとか当たったりしませんよね?



そう言えば『俺って神!?』も略していきますか

と、思っていたら考え付いたんですけど『おれかみ』とかいいじゃないですか?


ありきたり感はありますけど、なかなかいいかと

『となまお』も略作りましたし、欲しいですね


それで、もし略タイトルを思いついた人がいたら教えてください


それをいいと思ったら正式に使わせてもらいます


後書きが長くなってしまいましたね


これからも『おれかみ(仮)』をよろしくお願いします




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