表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
貴族同盟の夏休み  作者: dodongadondon
第一章 依頼編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

38/46

第三十八話 激戦跡地



馬車はゆっくりすすんでいく

大きな揺れもなく ぱっか ぱっかと 蹄の音だけがこだまする

シャイ子とあかねはぐったりとしているが 少し落ち着いてきたようだ


(伊佐)あ、ちょっと止めてください ここで一旦降りましょう


橋を渡って少しいったところで 伊佐が馬車を止める

あかねたちの事を考えての早めの休憩だろうか?

家元達は馬車から降りて あたりを見渡した


(家元)え?ここって、、、


家元にとっては見慣れた場所である そうここは


(伊佐)神薙ぎイタチとの戦闘のあった場所です

家元さんの激戦を皆さんと共有する必要があると思って


そういうと伊佐は皆に色々説明しだした イタチが切り裂いた木は今どうなっているか

大きさはどの程度だったか 一蹴りで3メートル以上跳躍するトンデモナイ脚力だったことなど

最終的に家元はどうやって倒したか等

細かく皆に伝えていった 


(レヌル)てか 家元さんスゲーな 聞けば聞くほど 運がよかっただけじゃねえの?( ゜Д゜)


(シャイ子)コワイですねえ ゆのちゃん逃げるのだけは確定しました~~


二人に言われて自分でもそう思った

改めて伊佐にダイジェストされると ほぼほぼ死んでたようなシチュエーションが山のようにあった

伊佐は家元が柔道技で窮地を脱した事も伝えると


(レヌル)え? もうどっかの主人公じゃん( ゜Д゜) 普通死にますよそれ( ゜Д゜)


レヌルはスゲーとケラケラ笑いながら 聞いていたが 案の定あかねは

うつむいたまま一言もしゃべらない、、、


(家元)ああ、 こりゃまた後が大変だな、、、伊佐さんその辺にしてほしいのだが、、、


家元はそう心の中でつぶやいた

だが伊佐としては 新しく入隊したレヌルや他のメンバーに少しでも緊張感をもってもらうようにと

彼なりの配慮だったのかもしれない ひととうり激戦地ツアーが終わると

伊佐達は馬車に乗り込み また走り出した


(あかね)ねえ おじさん


(家元)ん?


(あかね)狂獣ってまた戦わないとダメなんだよね?


(家元)まあ 否定はできないかなあ 


(あかね)私たちだけで 元の世界に戻ることはできない?


(家元)知力も経験も我々は脆弱すぎるからね 逆にそんなことしたら

狂獣だけじゃなくて 色んな危険にあうだろうね


(あかね)里から離れたとこにみんなで小屋建てて 色々準備してとか


(家元)小屋建ててる間に狂獣に襲われたり 普通に夜盗に襲われたり

シャイ子が変なもん食っちゃって死にかけたり とかしたらどうしようか?


(あかね)そっか そうだよね 狂獣って後4体だけじゃないかもだもんね


(家元)そうだねえ 聞いてる感じだと10年以上討伐繰り返してるみたいだし

4体倒したら終わりじゃないかもね それに普通の獣だってここのは物凄く狂暴だし

岩イノシシみたいな(肉食)いたら って考えると


(あかね)そっか、、、


伊佐は真剣に(あった事実)を伝えぬいた その姿勢があかねの心のどこかに響いたのかもしれない

彼はただ全身全霊で里の皆を愛し守っているだけなのだと


第三十九話につづく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ