第三十四話 交易~茶屋にて
ーーー 昼 茶屋前にて ーーー
(あかね)うーんやっぱここの草団子最高
(家元)いやいや やっぱここのは 肉マンが最高でしょ
そんなことを言いながら二人は茶屋で昼食を楽しんでいた
全財産没収された家元は 最早あかねの言いなりになるしかなく
あかねの無駄使いを止める手段が無くなっていた
まあ、かと言って 狭い里の中に大した娯楽があるわけでもないので
贅沢といっても 茶屋で団子をたらふく食べるくらいではあった
レヌルが夕飯は手に入れてくれるようになったので
全員分の夕飯の心配をする必要は無くなっていたので 金銭的に余裕はあるのは幸いである
(茶屋の娘 沙耶) どんどん食べてくださいね~ うちとしては有難い限りですう
沙耶は にこにこ とあかねに話しかけると パタパタと厨房に戻っていった
昼時は洞窟内の食堂に結構里の者が食べに来ているようで 割とてんてこまいのようだ
茶屋は洞窟の外に野点で作られており 食堂は洞窟の中にあるようだ
ちょうど宴会をやったとこが食堂なのだろう
(レヌル)あれ?家元さん なにやってるんすか?
レヌルがシャイ子と一緒にフラフラと近づいてきた
茶屋でお茶してることを伝えると
(レヌル)おおー俺も混ざっていいっすか?
そう言うや否やレヌルは空いてる椅子に腰かけてきた
まだ何も言ってないのだが、、返事を待つ気はないらしい、、
席につくや否や 沙耶にぱぱっと注文していた
ーーー数分後ーーー
(沙耶)は~い ヤマメの塩焼きと肉まん10個です~
レヌルは大量に注文していた 岩イノシシ討伐で懐が温かいのか
ここぞとばかりに贅沢をしている
うめーと言いながらどんどん 食事を口にぶち込んでいった
(シャイ子)ああ~ゆのちゃんはコレ好きかもですゥ
そんなことを言いながらシャイ子も肉まんを食べていた
二人が来るなりあかねは人見知りが発動したのか だまりこくっている
(伊佐)あ、家元さんここにいたんですね
みんなで食事しているところに伊佐がやってきた
(伊佐)家元さん少しお願いがあるのですがいいでしょうか?
第三十五話につづく




