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貴族同盟の夏休み  作者: dodongadondon
第一章 依頼編

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第二十三話



(家元)はあ、はあ、ぜえ、ぜえ、、、、


何時間歩いただろうか?

里を出発したのは朝の9時くらい

ちょっと小腹がすいてきたので 体感12時くらいだろうか?

最低でも3時間はもうぶっつづけで歩き続けている

それもそのはず、、、


(にゃー吉) あ、みてみてキレイなお花にゃー

うわー 怖いニャデカイ亀にゃー

と、思ったらイノシシだったにゃ

にゃにゃ? これは見たこと無い鉱石にゃ

家元さん あっちに何か光るものが落ちてるにゃー


、、、うーん 獣である、、、


たぶんちょっとずつ目的地に近づいてはいるんだろうけど気が多い、、、

あっちにうろうろ こっちにうろうろ

ちょっとでも目新しいものがあるとそれに時間をとられてしまう

よく訓練された(ネコ)だが 所詮猫である

とにかく落ち着きが無い

後は彼が(方向音痴)だったらもうアウトである

このあたりの地理がまったくわからない家元は

遭難確定である、、、

たまらず家元が口を開く


(家元)にゃー吉さん急ぎましょう

このままだと日が暮れてしまいます

お腹もすいてきたし


するとにゃー吉が


(にゃー吉)あ、だったらご飯にしますかにゃ?

じゃあ川を探してくるニャ!


(家元)え?魚から取る気ですか??( ゜Д゜)


余計な事を言ったと後悔した家元だった


----夕方ーーーー


本当に日が暮れてきた、、、

結局魚釣りに付き合わされ 数時間は釣ってた気がする

全然釣れないのでよく調べてみると

外と完全につながってない湖だった

水たまりに近いので 魚などいるはずもなかった

そういや弁当を用意するべきだった

ひたすらに腹だけ減っていく、、、

ちょっと筋力がゴリラだからと言ってサバイバルはド素人である

こんなに粗忽では 戦闘以前に別の部分で命を落としてしまう

家元は自分のふがいなさに少し嫌気がさしていた

里に戻ったらもっと必要な知識を学ばないと

命にかかわると痛感した

本格的に日が暮れだして 家元は野宿も覚悟していたが、、、


(にゃー吉)見つけたにゃ 北部拠点にゃー


にゃー吉が指さした方に大きな木があった

樹齢何千年だろうか?

幹はとても太く

直径15メートルくらいあるだろうか?

かなりの大木である

木に近づくと 幹の部分に縄梯子が垂れ下がっていた

にゃー吉はそのはしごをするすると登っていくのでついていくと

はしごの上の幹の部分に空洞ができており

その中に入っていった

狭い空間だが中にはいろいろなものが置いてあった

何かの小道具類、木の樽が5~6個

寝所代わりなのか? 木の葉がしきつめられている場所もあった

その寝所と思われる場所に伊佐が寝ていた


(にゃー吉)伊佐さま~


にゃー吉は伊佐にかけよると伊佐は目が覚めたのかにゃー吉の頭をよしよしとなでる

そして家元にも気づいた


(伊佐)え?家元殿 なんでここに


事情を説明すると伊佐は状況を説明しだした


(伊佐)そうだったんですね 僕なんかの為に申し訳ない

聞いてのとうり 狂獣討伐に我々は失敗しました

重症を負った五作さんを逃がすために 僕が囮になって

狂獣を引き付けるまではよかったのですが

うかつにも痺れトカゲに足を刺されてしまいました


痺れトカゲは戦闘力は低い 通常サイズの小さなトカゲだが

尾にとても鋭い毒針をつけている

それに刺されると刺された部分が広範囲で痺れ

命に係わるようなものでは無いが足を刺されたりすると

血清が無い限り歩行は困難になるという

伊佐は左ひざがかなり腫れていた

まともに歩けなくなったため 無理せず拠点に避難したということだ


(伊佐)いつもは血清は持ち歩いているのですが忘れてしまって

恥ずかしながら救難を出したのです


伊佐がそういうとにゃー吉が


(にゃー吉)伊佐さま 血清もってきてるにゃ


そういうとにゃー吉は薬を取り出した

今までが今までだけに にゃー吉の優秀な部分を見てびっくりである

伊佐はその薬の袋を受け取ると何やら注射器のような容器に流し込み 患部に刺した


(伊佐)ああ、助かった これで明日には腫れが引くと思います

にゃー吉、家元殿 本当に感謝します


にゃー吉はそういわれるや否や伊佐に抱き着いた


(伊佐)保存食が少しあるのでよかったら食べてください


伊佐はそう言って足を引きずりながら歩くと

樽を開け何やらごそごそと探していた

樽の中には干した、(めざし)のようなものが何個かあった

皆で分け合うと 食べだした


(家元)うまい、、、


家元に渡されたのは干しためざし一匹と干し柿一つだけだが

死ぬほど腹が減ってたので本当においしかった

にゃー吉も涙を流しながらめざしを食べていた


(伊佐)今日はもう夜遅いのでここで寝て明日出発しましょう


お腹がいっぱいになったとは言えないが

昼間の疲れからか 食後はひどく眠くなってきた

2人と一匹は落ち葉の上に雑魚寝すると

そのまま眠りの世界に落ちて行った、、、


第二十四話に続く

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