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貴族同盟の夏休み  作者: dodongadondon
第一章 依頼編

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第二十一話



(あかね)何してんの!おじさん もう戦わないって言ったじゃん


家元は孫六からもらった装備をかちゃかちゃと身に着けていた それを見たあかねがぎゃーぎゃーと文句を言う


(家元)いや、戦闘はしないです 救出するだけですから

伊佐さんを見つけたら、かついで戻ってきます


(あかね)そんな安全なら装備なんかいらないじゃん!


そうあかねがいうといつのまにか家元の部屋に入り込んだにゃー吉が


(にゃー吉)いにゃーいつ戦闘になるかわかんにゃいですから用心にこした事無いニャ


(あかね)どっから入ったんだ!ドラ猫


(にゃー吉)ど、ドラ猫!!( ゜Д゜)


にゃー吉はびくっとするとその場にへなへなと倒れこんだ ドラ猫と言われたのがまあまあショックだったようだ


---数分前ーーー


(にゃー吉)家元さん討伐隊は壊滅にゃ~


作戦に失敗して狂獣にやられた五作殿は重症

伊佐様は五作殿を逃がすため自ら囮になって

山の頂上付近で行方不明にゃ~

このままじゃ伊佐様は、、、

そう,にゃー吉が言い終わるとあかねは


(あかね)別に伊佐さんの救出とかなら里の人がやればいいじゃん

土地感もあるし おじさんなんかロクに地理も知らないんだから迷子になるだけでしょ?


(にゃー吉)そんなの無理なんにゃ~

あかねさんは知らないにゃろうけど 里の人数は全部で38人

そのうち戦闘訓練を受けてる若い男はもう伊佐様と五作殿しかいないんにゃ

孫六様や六郎様はもう爺様だし

戦闘経験のある年寄り組は全員五作殿救出に向かってるにゃ

里の考えとしては伊佐様は見捨てるつもりなんにゃ

にゃー吉はそういうとめそめそと泣き始めた

するとそれを聞いてた茶屋の娘が


(沙耶)そんなことないと思うよ

六郎様はちゃんと五作さん運んだら次は伊佐さん助けにいくって


(にゃー吉)だとしてもにゃ

丸一日は伊佐様は山で過ごさないとにゃ

伊佐様の実力でまだ戻ってきてないなんておかしいにゃ

何かあったんにゃ

大出血とかしてたら明日までもたないにゃ~


そう言うとまたにゃー吉はめそめそと泣き始めた

伊佐さんの実力はかなりのものだしあれだけ頭のイイ人なので

多少何かあっても自力でなんとかするだろう

だが、にゃー吉の言う事が本当なら

伊佐さんを失ったら里は壊滅的な損失を受けてしまうだろう

まさかそんなに切羽詰まった状況だったとは、、、

見ず知らずの我々に彼らが期待するのは

(それしかない)という状況だったのかもしれない


(家元)わかった 僕が救出に向かいますよ

にゃー吉さん

案内してくださいな


----っという事があったわけだがーーー


あかねは ぼこぼこ と家元の頭を殴り力づくで止めようとしてくる

家元はあかねの手をつかみ目をしっかり見て言い聞かせた


(家元)ちゃんと帰ってきますし 戦闘はしないです姫様

防具もこんな強いのもらいましたし

ゴリラチートのおかげで逃げようと思えばどんな化け物からも逃げれます

ぺカルさんの時はぺカルさん守る必要があったので逃げれなかっただけですよ


(あかね)ほんとうに?


あかねは上目遣いに心配そうに家元を見つめる


(家元)本当ですって約束します


そういうと小指を出してあかねと指切りをした


(あかね)指切りげんまんウソついたら

伊佐さんにもらったお金全部もーらう!!


(家元)えええ~それは( ゜Д゜)


家元がたじろぐとぱっとあかねは指をはなした


(あかね)約束したからね? ウソついたら全部お金もらっちゃうから!!

全部洋服代にしてやる!! あ、ここは和服しかないか


家元は両手を地面につきうなだれると 大きくため息をついてうなづいた


(家元)わかりました その約束飲みましょう

じゃ、いきましょう にゃー吉さん


(にゃー吉)はいにゃ!


第二十二話に続く


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