王都を外して数日。帰ってからするべきことは?そうだね。お話を聞こうの会だね。ー2
牛追いの全滅の知らせを聞きつつも
資料の回収を済ませ
王城へと帰還した晨弥
そうかぁ、、、牛追い、、、マジかぁ、、、、。
でも
どこか割り切っているというか、、達観しているというか、、、
これ、、慣れないんだよな。
自分自身が気持ち悪いというか、、、何と言うか。
マジで。
悲しみと同時にそれはそれって思考も一緒になってついてくる。
「そうでもしないと、、精神が持たないからってことかもしれない。他の人もそんな感じらしいし。」
独白を綴る。
声に抑揚はなく、淡々と。
そこからしばし歩き
「あ、いた。もらってきましたよ。資料」
バリアスを見つけ報告する。
「すまん。助かった。中身たか?」
「一応、確認のために。」
「どう思った?」
「メンツの話ですか?メンツの実力だけで言うなら、、知らないパーティとかもあったりはしましたけど、、、知っているメンツを考えれば実力は申し分ないとは思いました。人数合わせ的な側面で入れられた人もいるんでしょうけど。確定しているメンツは問題なんじゃないですかね。」
「あぁ~~~~、、、確定してるメンツは、領主級で経験も成果もあげているようだな。お?こいつら領主級にあがってる。」
「どこですか?」
「これこれ。」
「うーんと?あ、この人たち、一時期ラメル倒したって話題になっていた気が、、、」
ラメル
高硬度の岩石のモンスター
移動速度は極端に遅く
腕があるとかではなく見た目は岩石に近い。
ゆえに
攻撃はしやすいのだが領主級では火力不足と言われており、
外殻を飛ばして攻撃するという破天荒なモンスターである。
討伐方法は確立されているものの
領主級の討伐はまれであるため話題になりやすい。
「話したことあるが、、昔のままなら気のいい奴らだし問題ないか。他も、、、確定しているところは、、、確かに問題なさそうだな。」
「他何かあります?」
「現状ないな。アンスにはこっちから報告入れておくから好きにしてもらってていいぞ。ただ王城からは出ないでくれ。」
「了解でーす。」
、、、、
バリアスと別れ暇になった晨弥
とはいえやることは変わらない。
訓練室にこもり幽幻刀の練習を続ける。
そこへ
「修練中失礼いたします。」
訪問者は暗部であった。
「どうなさいましたか。」
「べトン捕縛の件とセレイト領襲撃の件でお伺いしました。」
「あ、、、おねがいします。」
べトンね。忘れていたよね。存在。
「スロンディ・べトンに関しましてはその後の調査や領内に残っている文書から違法奴隷の売買の関与が確認されました。跡取りとして発表されていた息子に関しましても関与が確認されましたが、孫までは確認できておりません。」
あの家、なんかいろいろと裏がありそうだし、、それ調べ上げんのも大変だよね。
クォルトンだっけ?あいつは正直どうでもいい。
「ちなみにべトン捕まえてからの他の領主の反応はどうなってますかね?」
「警戒態勢を敷いた領も確認されております。そちらに関してもべトン領にて発見された文書内の記述から割れておりますが、すべて確認できてはいないと思われることから手を出すことのできない状態になっております。」
含みの部分も聞いておきたいが、、
「まぁいいや。セレイト領の方はどうなってますか?」
聞いてもわからないだろうからさっさと次の話題に行ってもらおう。
「セレイト領にて起こった襲撃に関しましては、襲撃というよりもちょっかいといったほうが正しいかと思われます。現にセレイト領の陥落などをするというよりも配備されている騎士や魔導士といった者たちを披露させるような戦闘が確認されており、襲撃から撤収までの時間があまりにも短いことからも襲撃が配備されている兵士の消耗かと思われます。」
「一人、、自害されたとはいえ、、装備とかってどうなってますかね。」
「そちらについては、装備はシュポーロとかかわりのある小国の装備と酷似しております。」
「ありがとうございます。」
、、、、
それからというもの
書物室にいったりしながらも
訓練場に籠り続け
気が付けば1月29日
2月入る前の全体会議の日が来ていた。
「揃われたようなので国際平和祭全体会議を始めさせていただきます。」
参加者
国王
宰相
王国騎士団長並びに副団長
王国魔導士団長ならびに副団長
王城の執事長、料理長などの長たち
聖都ヴァーロットならびに
聖都より派遣された星代騎士団たちの代表者
冒険者ギルド王都支部長イノス
冒険者パー 矢石リーダー アジェネ
九世 纏晨弥
国王からの言葉があったが晨弥は
当たり前のように右耳から左耳へと通過させているうちに
本格的に会議へと移る。
話し合いはもうちょっとだけ続きます。
御ご了承ください。




