裏で色々するための根回しって案外大変ー終わり?
1月25日昼
ついて早々
晨弥は脳に異常がないかなどの検査を受けたり
小言を言われたりした後
モラレドと合流した。
「あなた、、、私が言うのもなんだけどヌンクに神聖魔法によるお払いとか何かしてもらったら?」
「お払いって概念あるんだ。」
「気になるところそこなの?あるわよ。深淵魔法でもなんでも昔の戦争でいろんな魔法が開発されたから。」
「、、、戦争ってどの世界でも技術発展させてんだ。あ!別に戦争を肯定してるわけじゃないよ?因果関係的な話でね?」
「わかってるわよ。別にそれであなたが戦争しようとかっていう話じゃないことくらい分かるわよ。馬鹿にしてる?」
「馬鹿にしてないさ。拡大して曲解して存在しない意見を作り出す奴が世の中いんのよ。」
「負の遺産だったとしても因果関係を整理するのは必要なのよ。その結果が悲しい事実だったとしても。というかこの話をしたくて言ったんじゃないのだけど。」
「、、、魔眼使っちった。ぼちぼち釘は刺されたね。」
「聞いたわよ。随分と無理したそうじゃない。」
「僕異世界人で魔眼も一応覚醒してるじゃん?それでこのざまよ?」
「まぁ、、九世が死にかけたってのは、、かなり問題よ。」
「だよね。」
「私の立場的にこういうことを言うのは良くないことは分かっているけど、、あなた、、そこまでこの世界に義理立てする必要ないんじゃない?それであなたが死んだらわけないわよ。」
「だよねぇ。帰る方法探してるくせに自分が帰るってより未来の誰かに少しでも情報を残そうとしているって言ったほうが正しいし。あ、もちろん帰る手段をあきらめているわけではないよ?最低でも情報を未来に残すことはしたいと思っているって話。九世になったのもそれ関連だし。」
「厄災に勝利した先に何かが有るから。九世になればそこにたどり着ける可能性が高い、、だっけ?いつ聞いたんだか忘れたけど。」
「実際、疫病の厄災討伐した時に過去を見ることができたあたり言ってることはあってたわけだけど。あと義理立ての話だっけ?別に義理立てしているわけじゃないんだけどなぁ、、、説明が難しいんだよなぁ、、何と言うか、、目の前にいる全員を救いたいとかいう英雄願望があるわけでもないし、、かといって別に他人なんかどうでもいいとかいうわけでもないし、、うーーーん。たぶん、、、」
「たぶん?」
「仮に厄災をすべて討伐したとしても、帰還のための何かを得られない可能性どころか、さらなる面倒ごとが降ってくる可能性だってあるわけじゃん?前に言った通り厄災たぶん生物じゃないし、、そうなったときに必要になってくるであろう実力を磨く必要があるでしょ?そうなったときに、自分で言うのもアレだけど変にぶっ飛んだ実力あるじゃん?そのせいで実力を磨くってなると必然的に英雄的行動というか英雄が必要な敵と戦う必要があるわけで、、利害の一致ってわけではないけど、、優しい人、正しい人?まともな人?は長生きというか幸せになってほしい気持ちはあるから、結果的にそうなってるよねって話。別にそうでもない時に戦っているのは、それプラスいろんなところに知り合いを作りたいからかな。知り合いがいるってそれだけでアドだし。」
「あなた、、意外と考えてるのね、、、」
「それこそ喧嘩だろ。」
「だってあなた、魔法の変な使い方とか改造全振りかと思うくらい戦闘関係以外はフラッとしてるじゃない。」
「、、、、正論並べるのやめろよ。苦しいだろ。」
「悪かったわね。でも、もう少し自分を考えろってのはまじめなところよ。」
「自分で思うのと他者に言われるのとでは来るものが違うね。」
「ならよかっ、、、それ、心に来たって意味であってるわよね?」
「やっぱ馬鹿にしてるじゃん。普段の行いから来るからしょーがないけど。」
そこから多少の他愛もない会話をしているうちに
ギルマスも合流し
話は今回の合成種にうつる。
「合成種、今回で僕は三件目だけど現状何体確認されてるの?」
「ここ一年の話で各国、ギルドから報告を受けているのは8匹ね。それも一定の場所ではなく各地で見られているわ。一箇所だでならまだ厄災の前に魔力が以上にたまっているだとか別の理由を考える理由になったのでしょうけど。」
「一箇所なら逆に魔物の厄災の復活地点になるんじゃないの?」
「厄介なことに魔物の厄災は復活すると世界各地に合成種を生み出すのよね。その影響もあって逆に散らばっていることが復活の前兆として正しい感じなのよね。過去の統計的に」
知れて良かったぁ、、変なところで大事な情報欠落してるよね。ぼく。良くないね。
「あのレベルが世界中にうじゃうじゃ出てくんの?」
「そもそも今回のは変異種かつ合成種というマレ中のマレってやつだ。今回ほどひどいのはそうそう、、、」
「あった、、、わね。」
「ありましたね。」
「魔竜?話には聞くけど、、どんだけだったのさ、、、」
「大きさは、、、疫病の厄災より遥かに大きかったわよ。魔力量も厄災と同レベルと思ってくれて問題ないわね。」
「二匹と戦っているモラレドが言ってるのが怖いよね。それで?魔竜って結局変異種なの?合成種なの?なんか厄災みたいに周期的に復活するタイプなの?」
「それなんだけど、、、」
「わからないんだよ。」
「まじ?」
「存在しない生物ってこと?」
「今思えば、、疫病の厄災と戦っている最中に現れたあの骨の竜?蛇?とも似たような感じよね。」
「あいつねぇ、、、あいつも大概おかしいからなぁ。なんで骨が神聖属性帯びてるんでしょうねぇ?」
「私が知りたいわよ。」
「それギルドでも調べてみたが合致するようなモンスターは見つからなかった。」
「、、、やっぱりこれからも、、そういうの出てくるんだろなぁ、、ヤダヤダ。」
「晨弥もそう思うか。」
「そりゃだって、、ねぇ?魔竜に骨。厄災ほどの実力を持つだの、厄災戦に参戦だの。仮に出現が偶然、奇跡的に合致しただけだったとしても、、ねえ?勘ぐっておいた方がいいよね。」
「確かに、、準備をしないわけにはいかない、、か。」
「聖都としても準備しているけど、、晨弥あなたはさっさと魔眼使える脳にしなさいよ?」
「僕に言われたって、、、ねぇ?僕だって使えるのなら使いたいさ。」
「使えれば、、合成種にやられることはなかった?」
「やられることはなかっただろうね。でも無しで勝たなきゃいけなかった。経験値不足、、、、いや実力不足だろうね。」
「励む他ないね。」
といった具合に
3名の会合は幕を閉じ
晨弥はそのままミルティコア王国に帰還した。
、、、、
1月25日から26日へと日付が変わりゆくころ
晨弥は王都へと帰還した。
我ながら不甲斐ない、、、。九世になって気が大きくなったか?
それもあるんだろうけど、、今までのペースでどうにかなったから、、か。
「もう、その域にはいないってことか。」




