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界の渡り人  作者: ホトトトギス
生と死の都
59/88

VS四病



 四病を囲うように

 摩天楼を使用した晨弥は

 蝙蝠の処理へと動く


白雷(びゃくらい)


 白雷

 白炎の雷バージョンが


 蝙蝠の両方の翼膜を貫く


 蝙蝠

 非常に発達した耳を持っており

 大きさは大人の人間より大きい程度

 蝙蝠をでかくすればこうなるだろうという見た目をしているため 

 それ以上でもそれ以下でもない

 超音波は異様である


どおーーせ再生するんだろうけど。


 蝙蝠にとどめを刺す前に犬が晨弥へと襲い掛かる。

 晨弥は爪をうまくつまみ、適当に投げ飛ばし

 蝙蝠へと目をやるが


もう回復してる、、

厄災に適応しているだけあるわ。

あ、適応している奴の子孫、、だっけ?

、、、余計に面倒なだけじゃんか。


 一人でよくわからないことを考えながら 

 四病の一体ずつの役割を考察する。

 

こいつらきちんと連携してきやがる。

ちゃんと仲間意識あるんだな。

犬が基本的に前衛はって肉弾戦仕掛けて

蛇が合間合間に攻撃仕掛けて即離脱

ネズミは犬が再生しているときとかに前衛をはる。

ネズミと犬では前衛の動きが違う。

蝙蝠が空中からの嫌がらせ


 犬

 人間よりは一回り程度大きい

 爪、牙、ともに発達しており

 つかんだら離さないという意思を感じ取れる形状をしている

 色も異様な色をしているため

 危険なのは一目瞭然


 蛇

 全長は非常に長い

 鱗も非常に硬い

 牙から血?のようなものが垂れている。


 ネズミ

 体は人間の子供程度の大きさ

 見てくれは何とももろそうな体をしている。

 

いやだねえ。本当に。

自分の役割を理解してる動き、、、

、、、

嵐の厄災討伐してから

俺が闘う連中のスケール上がりすぎじゃね?


 心の中で毒づきはするものの

 顔にはほんの少し笑みがこぼれていた。


俺も大概戦闘狂(ジャンキー)だからな。


 犬の爪による連続攻撃をいなして崩し

 蛇からの追撃を封じつつ

 ネズミに岩の剣を射出する。


 岩の剣はネズミの体を貫通し

 柱に激突する。


ぶちゃ


 鈍い音を立てながら

 ネズミが岩の剣が刺さった部位を肉体から切り離す。


あ、それに関してもなんのためらいもないのね?

もう再生し終わってるし


 犬を避け晨弥へと攻撃を仕掛ける蛇をかわしつつ確認


「風切」


 次に蛇へと攻撃を仕掛ける。

 しかし


「フィーブよりはるかに固いな。」


 フィーブに放ったのと同等の火力だが

 鱗が攻撃を通さない


フィーブが柔らかいだけかもしれねえけど。


「でもまあ神聖魔法の通りはいいな。聞いてた通りだ。再生までにあきらか時間かかってるもんな。」


一匹ずつ倒してもいいけど

こいつら互いに復活させる手段とか持ってるとめんどうだし

一撃で葬るのが正解だよな、きっと。


 方針は決まった。

 あとは


こいつらをいい感じに集めつつ

魔法の準備するって流れだな。


 晨弥の頭の中には

 どのモンスターがどの能力を持っているのか

 という疑問はあるにはある。

 が

 それについてわざわざ調べようなどという思考はなく

 どちらかと言えば

能力自体は知ってるのに

なんでわざわざくらって確認すんだよ。

俺はそんな高レベル(マゾ)の属性持っていねえよ。

 というのが本音であった。


 戦闘に戻るが

 戦況は晨弥優勢である。

 とはいえ

 晨弥は常に神聖魔法で身を覆っている。

 そこだけを見るのであれば

 全身が四病たちに弱点をつける状況にある。

 しかし

 神聖魔法に限らず

 纏っている魔力を魔法化して身を覆い続ける

 この行為は世界的にそれなりの難易度を誇る。

 無論、強者たちは平然とした顔でやってのけるわけだが。

 さらに晨弥は神聖属性を持っていない。

 持っていない属性で身を覆い続けるのは

 さらに高い難易度を要求される。

 ウール大陸に入ってから

 この状態を維持し続けている。

 晨弥自身もそれがわかっていたため聖都で修行に励んでいる際も

 神聖魔法で身を覆い続けた。

 とはいえ

 晨弥としてはまだ余裕があるようだが

 ふとした瞬間に途切れてもおかしくはないのもまた事実

 そこが晨弥としては不安であった。


 晨弥は前衛の犬を無視し

 蛇へと最短経路で突き進む。

 自身で作った摩天楼を破壊しながらまっすぐと。

 犬もまた崩れていく岩を器用に足場にしながら晨弥を追う。

 逃げに徹する蛇

 しかし

 逃げ回っているのは晨弥が作り上げた場所

 地の利は晨弥にあった。


 蛇が逃げるルートに新たに岩のタワーを建築し

 自分で壊し砂煙をあげる。

 その煙の中へと晨弥が消える。


 蛇が熱源で

 犬が嗅覚で

 蝙蝠が超音波で

 ネズミが触毛で

 晨弥を探す。

 いや、探そうとしたその瞬間

 崩壊したタワーの一部が蝙蝠に直撃し、

 晨弥が魔力を岩に付与して蹴り飛ばしていたため

 崩壊せずにそのまま上空へと連れていく。 

 そこに蹴り飛ばした岩と同じくらいの大きさの隕石をあてる。

 隕石には蹴り飛ばした岩に付与した以上の魔力を付与しているため

 蹴り上げた岩が崩れ、隕石とともに今度は地上へと連れ戻される。

 そんなものは見る価値もないと一切目をやらずに

 気が付けば蛇をつかんでいた。


ズウウン!


 後ろで大きな音を立てながら

 蝙蝠が岩とともに地面へと帰還を果たしたが

 岩が蝙蝠の肉体の大半を潰しているため

 抜け出すにも

 ネズミのように切り離すのにも

 手間取っているよだった。


 そこからの晨弥はさらに手早かった。

 それもこれも

 蛇との追いかけっこで 

 4匹の居場所を近づけた結果なのだが、、、


 蛇をネズミへと晨弥が投げつけ、かわすことができず直撃する。

 再生の時間稼ぎをするためにはどうすればいいのか

 晨弥へと特攻を仕掛けるべきか

 それとも逃げるか

 この状況で晨弥がされると嫌なことは

 犬が全力で逃げることではあるのだが

 生物の直感と言うべきか

 バックステップをするが

 すべてが遅かった。

 思考も

 バックステップするまでの時間も

 なにもかも

 すでに犬は吹き飛ばされていた。


 似たような場所で地面にたたきつけられた四病に向けて

 ダメ押しとばかりに

 摩天楼を破壊した際に出た

 大小さまざまながれきを魔力を込めて投げ飛ばす。


 身動きを封じられた四病の真上へと移動した晨弥


「白炎 白雷」


 左右で別々の魔法を作り出し

 合わせる。

 晨弥が二つの魔法を組み合わせて作りだした魔法

 

万轟(ばんごう)


 それは合わせた魔法が魔法であるために真っ白で

 揺れる炎が雷のようにほとばしる。

 そんな魔法


 遥かかなたにまで届きそうなそんな大音量とともに

 魔法が四病へと降りかかる。

 大音量のはずなのに

 うるさい、けたたましい

 という表現が適切ではなく

 何とも不思議な気持ちにさせてくれる

 そんな魔法


 これにて

 四病との戦いは晨弥の勝利で決着


「厄災の手伝い行くか。」


 晨弥は遠くから感じる

 大きな魔力がぶつかり合う戦場へと動き出す。

万轟 を作り出した晨弥君曰く

「似たような名前で似たような魔法だし、普通一回混ぜてみるよね。そしてらなんか出来そうだったから頑張った。」

だそうです。

なんだこいつ

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