国際会議ー3
魔眼もどきを取り出した聖都代表
これに晨弥は目を見開く
晨弥たちではチリとなってしまった魔眼もどきがきれいな状態で
カプセルの中の水?につかっていたのである。
「これは氷河の厄災討伐直後に後方支援を行っていた星代騎士団を襲撃した者のうちの数名が目につけていたものです。これの所持者の襲撃により討伐に派遣した団長を除いた騎士団36名のうち17名が死亡11名が負傷とかなりの被害を受けました。なお襲撃者たちは九世が制圧しました。」
「今後の厄災討伐の前後に襲撃される可能性が考えられます。」
「それで?その目?だかわからんが気持ち悪いものはなんだ?」
酒呑童子が魔眼もどきに言及する。
「これは偽眼と我々は呼称しており、人体を使用して作られた魔眼のようなものです。」
やっぱり人体なんだ。
「これの存在はミルティコアやオーシャルといった国から報告を受けていましたが、今回初めて実物を入手することができました。報告を受けた際の能力は一致して欠損部位の再生、肉体強化、肉体変化も確認することができました。」
これは僕も知ってる。
というかオーシャルとかでもあったんだ。
「そのほかに魔法の常時発動を確認しました。」
んんんんんんん????それだいぶ強ない?
あの魔眼もどきが光っている間は何かしらの魔法が発動し続けるってことでしょ?
ああ、でも消費速度上がって短期決戦化する、、、、、のか?
「今回確認した魔法は炎魔法で自身にエンチャントが基本で状況によっては火球を飛ばすという使用方法でした。また、報告にあった通り使用すればするほど光が薄くなっていき最終的にはその一切を使用してきませんでした。」
やっぱ光っているうちは、、って感じか、、、
「それで?人体で構成されているってことだけど具体的にはどうなっているの?」
モーリンが問う
「人体とは言うものの、これは肉塊と言ったほうが表現としては正しいでしょう。現状これの元となった種族の特定にすら至っておらず、数種族を混ぜ合わせて作った可能性が高いとしか申し上げることができません。」
晨弥もまた質問をする。
「僕からもいいでしょうか?」
「ええ。もちろん」
「その偽眼は光を失っている状態の物ですか?」
僕たちが取り外した時には光を失っていた。
仮に取れるとしたら
神聖魔法でどうにかした か
まだ光を放っている状態で抜き取る
だと思ったんだけど
「いいえ。光を失った状態の眼を抜き取った際にチリになって消えたという情報はいただいておりましたので」
九世の騎士団長にも共有はしてたからうまいことやったのか。
情報持ってるからってできるか普通?
経験の差を感じる。
それはそうと生きている人間から目をとるって
宗教的にどうなの?僕の知ったことではないけどさ。
これを皮切りに他からも質問が飛ぶ
「抜き取った相手の現状は?」
「拘束していますが特に変化は見られません。」
「炎魔法の偽眼を持つものはどうなったのでしょうか。」
「眼の光を失ったためそのまま拘束しました。その者に関しても同様に変化は見られず、眼を抜き取ろうとしたものの、情報通りチリとなってしまったため、光を失った状態の眼を抜き取ることは不可能だと考えています。」
「光を失った段階でチリにならない理由は?」
「現状不明です。予想としましては眼である以上、純粋な資格としての機能を有しているためではないかと考えています。」
「偽眼による欠損部位の再生は偽眼自体も再生可能でしょうか。」
「確認した限りでは可能です。」
やっぱ可能なんだ。
なんだかやらしいね。
あの魔眼もどき作ったやつ。絶対まともな性格してない
「その光っているというのは魔力で光っているのですか?」
「はい。光の強弱でその眼でできることの多さを判断できます。」
「偽眼への有効な対応策は?」
「現状の情報量では断言はできませんが、偽眼での再生量は現状そう多くはありませんので攻撃をし続けるのが最適かと思われます。中途半端の攻撃ですと偽眼の魔力も中途半端に残り、残りの魔力で肉体変化をしてくる恐れがあり、戦況が傾く可能性も十分にあり得ますのでご注意ください。」
巨大化した時のアレ、領主級下位以下じゃ相手にならなそうだよなあ、、、
エレスタシアとかなら普通に勝てそうだけど。
モリディさん抜きにしても、、、勝てるとは思う。
その後は厄災による被害報告、復興状況などを
ミルティコア、ズノの二か国が報告し
支援物資の話へと移行していったが
晨弥にはよくわからないので黙って話を聞き続けた。
、、、、
数時間後
晨弥たちは自室に戻ってきていた。
会議は2日を予定されており
1日目は厄災の被害報告や今後の対応策の話
2日目は新しい九世の選定
という予定であるため
晨弥にとっては明日が本番と言っても過言ではなく
それを思い、腹を痛めていた。
「まだ慣れませんか?」
若干引き気味にアンスが問う。
「九世全員化け物だし、数人はよくわからない魔力纏っているし、純粋に目力の強い人たちもいるし、、、、思い出しただけで疲れる。」
「君も十分化け物だけど?」
「ああ、、、憂鬱だ、、、」
「だめだ聞いてない」
、、、、
会議終了後からさらに数時間
とある部屋に九世が集結していた。
「ほっほっ。このメンバーで集まるのは最後でしょうなあ」
「人の一生というのははやいなあ。不意に前触れなく現れて、、名を聞かなくなったと思ったころにはもういない。」
「そうだな。九世になった者も歳をとってやめ、あっという間に死んでいく。大きな戦いもなかったからか九世になってから何度経験したことか。」
「國宗の爺さんが死ぬまでまだ時間あんだから辛気臭い話はやめNE?」
「何はともあれお疲れ様でした、國宗様」
各々が國宗にねぎらいの言葉をかけ
しばし談笑と食事
それでもと言うべきか
なんと言うべきか
やはり話題は次の九世に行きつく
「んで?おぬしが推薦するのが、、、しんや?ということで良いのかえ?」
「女王も制御偽装していて小癪だとか言っておったが、、、気に入らんか?」
「あやつなら言うな。」
「言うだろうな。」
「私は厄災討伐してすぐのタイミングであってるけど、、、彼なら問題ないと思う。」
「お前らについていけばよかっTA」
「で?あなた的にはどうなの?」
「うーーーーーーーーん、、、やばくNE?戦ってるところ見たわけじゃないけDO、、勝てるかわからんのYO?九世になるのは賛成だけどNA」
「私も賛成よ。」
「モーリンはかれとなにかあったか?」
「私というより友達がね?」
「モリディさん?」
「そう。モリディがだいぶ気にかけているみたいでね?」
「モリディか、、、、久方ぶりにきいたな。」
「元気ですか?」
「モリディのお気になのは大きいな」
「あーA。長命種どもが一斉に話だしたYO。」
「私はそのモリディさん?という方を知らないのですが、、、」
「私も話に聞いたくらいで知らないわね。」
「手っ取り早い話だと、ツェルクの師匠的な人ね。」
「まあ、、、、だいぶ前ですけどね。それで?あの人はなんて?」
「「魔眼に依存せず自分の魔力特性を生かす戦い方、自分の得意な戦い方を模索し続けるタイプ。」だそうよ。」
「あー、伸びるタイプDA。」
「若いもんはきっかけ一つで劇的に伸びる。強いもんはきっかけを呼び寄せる。その両方が備わっている。あそこからまだ伸びるのか、、、、」
「「「「「「戦ってみたい(I)。」」」」」」
「だめだこの人たち」
「私は、、、、遠慮します。」
「ほっほっ。皆さんお元気なようで。」
「ところでギルドマスターとしてはどうなんだ?彼も冒険者登録しているんだろう?」
「そうKA。ギルドとしては3人の九世を抱えるとこになるのKA。」
「まぁ、、そうなんだが、、、彼、、ギルド側というよりミルティコア王国よりでは?」
「高い階級に行けば閲覧できるものの幅が広がるからなぁ、、それ狙いだと思いますよ。」
「伯爵級の昇級試験で色々とあったから精神的なところの心配をしていたのだが思ったよりだったな。」
「ああ。ミノウスの迷宮も攻略をギルドに任せて聖都は施設の捜査を行いましたね。」
「宗教の真似事のほうか?」
「いえ、もともと再構築が研究施設として使っていた可能性があったためにギルドに協力を持ちかけた物なので、、、」
「そっちか、、」
「偽眼だったか?あれもリティオなのだろう?随分と技術力があるな。」
「まったく、、」
「人というのはいつの時代も面倒なものも有用なものも作り出す。」
「人間の性ってやつでしょうね。」
「実際どうなの?戦った人的には?」
「偽眼も魔眼同様に使い手依存、うまい奴が使えば適切なタイミングで自分の腕とかを犠牲にして攻撃のタイミングを作ってくる。弱い奴は再生に胡坐をかいて脳死突撃。そしてうまい奴ってのが会議ででた炎のやつ。弱い奴は再生だけだったから、、、まあそういうこと、なんでしょうね。」
「、、、、どのみち面倒極まりない。」
「あーA、辛気臭くなっちゃっTA。どうすんNO?こRE?」
「なら、食事の続きと行くか」
「そうしましょうかね。」
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会議の内容は全部は書いてないです。




